イタレリのドイツ軍爆撃機、ユンカースJu86Dを作っていきましょう。
前回は機内を組んで胴体を貼り合わせた。
今回は更に部品を取り付けていこう。
なんか進みが遅くない?
それなりに苦戦するキットというのもありますが……
筆者が昨日の参院選の調べ物をしていたらしく。
詳しい投票先は言わない。
ただ筆者が投票した候補者は、選挙区のは落選して比例のは当選したようだ。
ともかく、こちらは平常運転に戻ろう。
合わせ目をプラ材で埋める
機体下部と水平尾翼を取り付けていきます。
以前のE型では合わせ目を残していましたが、今回は尾翼の合わせ目を埋めてみましょう。
ちょっと図面をしらべてみたところ
「もしかして尾翼の合わせ目はないのでは?」
と筆者が思ったようでね。
単純に隙間が目立って合わせ目が気になるというのもあるけど。
合わせ目なのかモールドなのか迷うところだよね。
隙間が大きいから、ここは伸ばしランナーを溶着。
詳しくは過去記事を参照にしてね。
水平尾翼自体、座りに少々難ありですな。
傾いた状態で固着させないよう注意が必要かと。
接着部分を一度平らに削ったほうがよかったかもね。
続いて胴体の主翼との接続部。
下部パーツと上部パーツの接着箇所がズレたのか、左主翼との接続部に段差が出来てしまいました。
ここは平面なのでプラ板の出番。
接着してから、余分な箇所を切り取ったり削ったりして整形しましょう。
ちょっと難しそうに見えるけど、実際は合わせ目消しの応用なんだよね。
貼りつけてから削るという。
とりあえず主翼と合わせていわゆる士の字になりました。
主翼が細長いので場所をとりますな。
詳しくは後述するけど、実際は主翼を完全に組んでから本体と合わせたほうがよかったかもしれない。
このサイズだと取り回しが難しくなり、他の作業に手こずることに。
エンジンパーツの取り付け
この時点で残りのパーツはご覧のとおりに。
左上にあるパイロットは今回乗せません。
付属のは4人。
操縦席に1人と、機首、底面、上面銃座に1人ずつ乗る感じだね。
それとパイロットの下に見えるハシゴも今回は使わない感じに。
ハシゴパーツは機体底面にある搭乗ハッチを開ける場合に使います。
D型とE型でもっとも異なるエンジン部分。
E型は空冷エンジンだったけど、前身のD型は液冷のディーゼルエンジン。
無論、キットでもまったく形の異なる部品になっている。
先にラジエーターらしき下部の格子状パーツとプロペラを組み、その後にエンジン上下を合わせるようですな。
主翼への後付けは難しそうなので、上下の接着と主翼への取り付けを同時に行う感じに。
プロペラは一度独立して組んでから、エンジン上下で挟み込む感じだね。
後付けできるか考えてみたけど、ちょっと難しそうな。
「外からはめ込めるのでは?」
と筆者は一度思ったようですが、不自然に軸が飛び出るので断念したという。
説明書の指示どおり先に挟みこんでも、多少軸が飛び出る形になりますが。
今回の戦果
エンジンを本体に取り付け合わせ目を処理。
ここも伸ばしランナーを使っています。
……先に主翼を取り付けたので、内側の合わせ目が処理しづらいですな。
というより、主翼後ろに付けた動翼が作業中に折れたり外れたりするんだよね。
接続部が細くて接着面積が狭いし。
動翼部分は後から取り付けたほうがよかったかもしれませんな。
一緒に組み込んだプロペラは独立した区画になっているからか、エンジン周りの接着時に接着剤が流れ込みにくいのが利点になっています。
後続の2機目はそれを踏まえて、本体や動翼を接着せずに主翼とエンジンだけ接着して進めている。
主翼とエンジンの隙間は伸ばしランナーだけでなく、溶きパテ・ラッカーパテも併用だ。
ラッカーパテを隙間に練りこんで、ラッカー溶剤を染み込ませた麺棒でふき取るってやつだっけ。
ヤスリと違って余計な箇所を削らないのが利点という。
溶剤成分がプラに侵食するので、あまり大きな隙間に使えないのが難点ですけどね。
なのである程度はプラで埋めておいたという。
今回はここまで。
次回こそ組み立てを完了させよう。
続きは次回!
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