イタレリ社のユンカースJu86Eを作っていきましょう。
前回は胴体を貼り合わせた。
今回は主翼と尾翼を作っていこう。
相変わらずスローペースで進む製作。
あんまり引き伸ばすと読者が離れるよ?
どうしても古いキットなので、少し調整に時間がかかるのですよ。
とにかく、今回の作業を始めよう。
尾翼の組み立て
Ju86の尾翼は双尾翼。
これに支柱と、バランサーのような突起がつきます。
突起部分は細かいので紛失注意です。
突起部分はイモ付け指示。
強度が気になったのでゲート部分を残してピン代わりにし、尾翼本体にもピンバイスで凹みをつけて埋めるように接着することにした。
支柱部分もイモ付け。
こちらは接着部分に凸モールドが彫られていますな。
……でもその位置に合わせても上手く取り付けられない感じ。
モールドは削って、適当に現物合わせにしちゃっているよ。
主翼の組み立て
さて、接着放置していた主翼を整形して各パーツを取り付けていこう。
主翼の雰囲気は1930年代前半の他のユンカース社機同様、フラップ部分が離れた構成になっている。
Ju52とかJu87とか、こんな感じだよね。
こちらも尾翼同様、バランサーのような突起を複数取り付けます。
……ただ説明書では触れていませんが、余計な凹みや凸モールドが幾つかあります。
これらをパテ埋めしたり削ったりしたほうが良さそうですね。
イタレリからは今回のE型のほかに、液冷のディーゼルエンジンを搭載したD型や民間の旅客型が発売していたみたいだね。
それらで使っていた部分なのかな?
排気管は排気口部分が真っ平らになっている。
ここは1.0mm径ピンバイスで適当に左右にグリグリしながら凹みをつけている。
そんなこんなで各パーツ整形・組み立てが終了しました。
これで後は胴体に取り付けるだけです。
プロペラスピナーはプロペラ本体にイモ付け。
接着面積が狭くて少し不安だけど……。
元が古いキットだからか、ややイモ付け箇所が多い気がするね。
エンジンカウルなどはここでは接着せずに進める。
そして主翼を胴体に接着。
……なのですが、胴体側の右主翼接続部分がプラで埋まっています。
削って穴を開けましょう。
ここは胴体貼り合わせ前に処理しておいたほうが良かったかもね。
左主翼側は埋まっていなかったのでそのまま接着すれば大丈夫だ。
今回の戦果
尾翼と主翼がセットされたことにより士の字となった。
ようやく飛行機らしい形になってきたところで、今回の作業は中断しよう。
やや大きめの機体だけどスマートな感じ。
次回は爆撃機の難所とも言える風防類を取り付ける予定だ。
お楽しみに~。
この記事で作っているキット