サイバーホビー III号戦車M型 製作記③

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

III号戦車M型の続きとなります。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は車体が組み終わった。

今回は砲塔を組んで、そのまま塗装作業に入る。

アドルフ
アドルフ

やっと組み立てが終わりますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

細分化された部品と、それのタイトな噛み合わせに苦戦していたからね。

いつもより時間がかかったはずだ。

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砲塔の組み立て作業

アドルフ
アドルフ

まずは説明書の訂正を。

車長用座席にD20パーツと指示が出ています。

が、同パーツは主砲駐退器の部品です。

正しくはD8パーツですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

先に砲塔内部を組み立てて、その後外装を組むことになる。

砲塔前面には押し出しピン跡がくるので、黒い瞬間接着剤で埋めてしまう。

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アドルフ
アドルフ

それと、砲塔側面には微妙にパーティングラインがあります。

写真で赤く着色した部分ですね。

ヤスリで均しておきましょう。

アドルフ
アドルフ

もう一つ、説明書に補足を。

発煙筒部分に付く吊り下げフック。

説明書にはD24とだけ書かれています。

正しくはD24パーツ+D26パーツですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

フックはG2パーツより先に取り付けてしまったほうが作業はしやすいかな。

アドルフ
アドルフ

砲塔本体はこんな感じに。

キューポラはバイザーの開閉選択式です。

今回はバイザーを開いた状態にしました。

ヴァルダ
ヴァルダ

ハッチは閉じているけど実際は未接着。

このキットはプラが柔らかいから、接着しなくてもいい感じに保持してくれる。

砲塔後部の雑具箱は次のシュルツェン取り付けの兼ね合いで、まだ接着していない。

砲塔シュルツェンの取り付け

アドルフ
アドルフ

続いて砲塔シュルツェンを接着します。

ここでも部品指示間違いが。

右側面支持架のR21パーツが上手く合いません。

どうやら反対側のR22パーツと間違えているようです。

ヴァルダ
ヴァルダ

この辺りはパーツの組み合わせがタイトだったりする。

完全に固着させる前に組んで、接着剤が半乾きの状態で調整しながら組むのがいいかな。

アドルフ
アドルフ

これで組み終えました。

一気に頼もしい印象に。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者はいままで多数のドイツ軍戦車を組んできた。

でもシュルツェン装備のIII号戦車は初めてなんだ。

組み立て完了

アドルフ
アドルフ

最後に車体シュルツェンを仮留め。

これは接着せず、現時点では引っ掛けているだけの状態です。

ヴァルダ
ヴァルダ

これでようやく組み立てが完了だ。

塗装を行う

アドルフ
アドルフ

本キットの塗装は7種類。

今回はクルスクの戦いでの第3SS装甲擲弾兵師団「トーテンコップ」所属で仕上げてみましょう。

塗装は大戦後期のドイツ軍で見られた、三色迷彩ですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

以前作ったソミュアS35と同じ師団だ。

名前の通り、髑髏の師団マークが特徴的。

・・・・・・なんだけどクルスクの戦いでは情報秘匿のため、別のマークに書き換えている。

アドルフ
アドルフ

とりあえずは下地塗装から・・・・・・。

ダークイエローが基本塗装なので、茶系の下地にします。

使ったのはクレオスのマホガニー色サーフェイサー。

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ヴァルダ
ヴァルダ

履帯はいつも通り、モデルカステンの履帯色。

履帯だけでなく、転輪のゴムリム部分も吹いておく。

アドルフ
アドルフ

これは筆者が以前IV号戦車で失敗したやつですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

最近の筆者は時短のため、エアブラシ塗装の時点で転輪を塗り分けていた。

・後でゴムリムを筆で塗り分けるのが面倒。

・どうせウェザリングで塗り分けが目立たなくなる。

という理由でね。

アドルフ
アドルフ

IV号戦車は特に塗り分け多いですからね。

ヴァルダ
ヴァルダ

ただそのIV号戦車、今回のIII号戦車同様下地がマホガニー。

だから転輪を茶色にしたまま進めた結果、ゴムリムも茶色っぽくなって完成してしまった。

茶色い下地は、多少のウェザリングでどうにもならなかった。

アドルフ
アドルフ

それで今回は転輪を黒く吹いておいたわけですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

それまでは「下地が黒い」ジャーマングレーの戦車ばかり作っていたからね。

わざわざ転輪を黒く塗り分ける必要がなかったんだ。

アドルフ
アドルフ

とりあえず話をIII号戦車に戻します。

基本色はガイアカラーの「ダークイエロー2」です。

ヴァルダ
ヴァルダ

可能な限り、転輪のゴムリムは避けて吹き付ける。

黄色系の色なら砂色っぽいウェザリングで馴染んでしまうので、多少かかるのは無視してしまう。

アドルフ
アドルフ

続いてオリーブグリーン。

斑模様の迷彩のようですね。

塗装図が全体的にわにゃわにゃしていて、わかりにくいのですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

斑迷彩の場合、塗料を気持ち薄めにして吹き付けてあげるとそれらしくなる。

あまり神経質に悩んでもアレなので、こちらもわにゃわにゃと塗ってしまおう。

アドルフ
アドルフ

最後にレッドブラウン。

こちらも適当に……。

ヴァルダ
ヴァルダ

色は吹き重ね方で色みが変わってくる。

筆者もミスっていて、ところどころ妙に濃くなっている部分がある。

マーキング作業

アドルフ
アドルフ

ここで基本塗装はおしまいです。

デカールを貼りましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

付属デカールはこんな感じ。

車番が選択できるものが多いからか、数字類が充実している。

アドルフ
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貼り付けるとこんな感じに。

前述通り秘匿のため、師団章がクルスクマークになっているのが特徴ですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

この塗装では車番を「II5」か「II6」から選択できる。

唐突なローマ数字は「大隊本部所属車輌」を意味するのだとか。

第2大隊本部5号車といったところかな。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

最後に部分塗装。

・水性ホビーカラーのウッドブラウンで車載装備の木目

・タミヤアクリルのガンメタルで機銃とアンテナ

を塗っています。

ヴァルダ
ヴァルダ

灰色一色の模型がカラフルになった。

そんなところで今回は中断しよう。

アドルフ
アドルフ

順調に行けば、次回は完成ですな。

この記事で作っているキット

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