新製品!タミヤ 1/35 38(t)戦車製作記①

※記事内に広告を含む可能性があります

戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

こんなところを訪れている人がいるかわかりませんが一応ご挨拶を。

どうも、筆者に代わって本ブログの案内人を担当していますアドルフです。

ヴァルダ
ヴァルダ

同じく、案内役のヴァルダ。

スポンサーリンク

新製品到着

アドルフ
アドルフ

ヴァルダ殿、ここ最近「近々新製品の製作を行う」と頻繁におっしゃっていたようですが・・・・・・。

ついにそれが密林さんから筆者の手元に届いたようです。

ヴァルダ
ヴァルダ

とんでもねぇ、待ってたんだ。

created by Rinker
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
¥1,500 (2024/04/18 10:37:49時点 Amazon調べ-詳細)
アドルフ
アドルフ

最近筆者はやたら密林さんで買い物ですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

最近長時間残業ばかりでなかなか仕事帰りの買い物ができないらしい。

何より、一番気に入っているのは……。

アドルフ
アドルフ

値段だ。

・・・・・・ってやつですよね。

created by Rinker
¥1,320 (2024/04/18 17:40:08時点 楽天市場調べ-詳細)
ヴァルダ
ヴァルダ

茶番はこれくらいにして早く開けよう。

アドルフ
アドルフ

また鉄道模型がたくさん・・・・・・。

おや、ティーガーのエンジングリルがありますね。これで中断していた極初期型ティーガーが再開できますね。

タミヤ 1/35 ティーガーI極初期型製作記①
アドルフ どうも、本ブログの案内人であるアドルフです。 ヴァルダ 同じく、案内人のヴァルダ。 今回も筆者の模型製作を観察していこう。 アドルフ さて、前回のティーガーが完成し...
ヴァルダ
ヴァルダ

そうしたいけど、今回は新製品を作るんだ。

写真の左上にあるのがその新製品。

 

今回のお題 タミヤ 1/35 38(t)軽戦車

ヴァルダ
ヴァルダ

タミヤより、38(t)軽戦車だ。

アドルフ
アドルフ

お馴染みのタミヤミリタリーミニチュアシリーズの最新作ですか。

 

38(t)戦車とは?

ヴァルダ
ヴァルダ

この戦車は第二次世界大戦のドイツ軍で主に運用されたけど、元々は戦間期にお隣のチェコスロバキアで作られた「LTvz.38」という戦車だった。

名前の通り、1938年に正式採用。

ところが同年のミュンヘン会談の結果、ちょび髭総統閣下のドイツ第三帝国にチェコスロバキアが併合されてしまう。

そのままこの戦車もドイツ軍のものになってしまったんだ。

アドルフ
アドルフ

ドイツ軍名称は38(t)。

昔筆者も間違えていたようですが(t)は「トン」ではなく「チェコスロバキア製」を意味するんですよね。

搭載されたエンジンの名前をとって「プラガ」と呼ばれることも。

ヴァルダ
ヴァルダ

あえて日本語に訳すと「38年式チェコ製戦車」といったところかな。

ドイツ軍は鹵獲した車輌など外国製の装備には()をつける。

ソ連製なら(r)、フランス製なら(f)とかね。

アドルフ
アドルフ

そんな38(t)ですが、その中でも本キットはE/F型を再現しているようですな。

ヴァルダ
ヴァルダ
  • チェコスロバキア向けに発注されたものをドイツ軍が完成させたA型
  • ドイツ軍規格の装置を当初から備えたB型
  • 前面装甲を最大40mm厚まで強化したC/D型

今回のE/F型はそれらに続く型で前面装甲が25mm+25mmの50mmになるなど防御力の強化。

また生産性向上を狙ってか、それまで段がついた形をしていた前面装甲が一枚板になり、リベット数が減ったりしている。

アドルフ
アドルフ

他にも

  • スウェーデン向けの輸出仕様のS型
  • 戦車としては最終型のG型
  • G型のエンジン強化型で自走砲用に転用されたH型
  • 最初から自走砲用の車体になったK,L,M型

とかがあるとか。

 

ヴァルダ
ヴァルダ

E型が登場したのはフランス戦後の1940年終わりごろから。

ほぼ同じ仕様のF型が後に続いて、共にバルカン半島の戦いやバルバロッサ作戦に投入された。

大戦初期はIII号戦車に匹敵する性能でドイツ軍を支えた38(t)だったけど、流石に対ソ連戦ではT-34やKV-1に対しては太刀打ちできなくなってくる

なので前述したG型の途中から自走砲へ車体が流用されるように。

以降は完全に自走砲専用の車体が生産されることになるんだ。

新生!タミヤ1/35のKV-1を作る①
アドルフ さて、インフィニットジャスティスとM47パットン、どちらから手をつけますかな。 ヴァルダ その前に、もう一つ紹介しておかなければならないキットがある。 それも取り上げておこう。 ...
アドルフ
アドルフ

有名どころですと、対戦車自走砲マルダーIII(マーダーIII)ですな。

他にはグリーレとか・・・・・・。

タミヤ マルダーIII 7.62cm Pak36(r)搭載型 製作記①
レーナ 模型大隊戦闘日誌、始まるよ! アドルフ 前回はズベズダ社から発売されたJu87/U4スツーカを完成させました。 今回は……。 ヴァルダ 筆者がタミヤのAFVキットを作っている...
ヴァルダ
ヴァルダ

他所者でありながら、大戦中のドイツ軍を支え続けた38(t)戦車。

今回はそれをタミヤ新製品で組み立ててみよう。

 

開封作業と中身の確認

ヴァルダ
ヴァルダ

実車の解説はこれくらいにしてキットの中身を見て行こう。

まずはパーツ類。成型色は38(t)の主な塗装であるダークグレー。

アドルフ
アドルフ

こちらは冊子類ですね。

組立て説明書に実車の解説書。

右のアドバイス書は零戦のキットでも見かけましたな。

タミヤ 1/72 零式艦上戦闘機五二型製作記①
アドルフ おはようございます、もしくはこんにちは、それともこんばんは。 本ブログの案内人であるアドルフです。 今回から本ブログのメインコンテンツである、模型製作を始めます。 ヴァルダ ようやく筆者...
ヴァルダ
ヴァルダ

上で我々が実車解説を簡単にしたが・・・・・・

正直こちらを読んだほうがわかりやすい。

アドルフ
アドルフ

塗装は二種類選択できます。

いずれもロシア戦線のジャーマングレー塗装になります。

ヴァルダ
ヴァルダ

見た感じ、車体前面機銃の部分の有無も選択する必要があるね。

Aパターンは機銃があるけど、Bパターンは取り付け部に蓋がされている。

ランナー解説

アドルフ
アドルフ

ここからはランナー解説です。

まずはA,Pランナー。

二枚入りで主に足回りや各装備部品が入っています。

水筒やヘルメットも見えますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

車内は意外と狭いので、戦車兵たちは各種装備を車外に吊るしていることも多々あった。

またヘッドフォンとかを装備する都合上、ドイツ軍戦車兵はヘルメットを基本的に車内では着用しなかった。

大戦前半では白兵戦に備えてか支給されていて、車外に吊るしていた。

戦闘中に紛失するからかそれとも資材不足からか、大戦後期には支給されなくなったようだけどね。

ヴァルダ
ヴァルダ

続いてBランナー。

こちらは主に車体上部の部品が収まっている。

キューポラに腰掛ける特徴的なポーズの戦車兵もここに入っているようだね。

アドルフ
アドルフ

独特な体勢ですな。

ちょっと他のキットへの流用は難しそうですが・・・・・・。

ヴァルダ
ヴァルダ

逆にキューポラから顔を出した兵士の人形は各社から多数出ている。

スタンダートなポーズがいい人はそちらも検討だ。

アドルフ
アドルフ

Cランナーです。

主に車体パーツのランナーです。どうやら板状のパーツを箱型に組み合わせる構成になっているようです。

ヴァルダ
ヴァルダ

38(t)はリベット接合の車体。

リベット表現があるので、接着剤のはみ出しには注意したいところ。

ヴァルダ
ヴァルダ

これはDランナー。

砲塔関連の部品が収まっているのが君達にもわかるだろう?

アドルフ
アドルフ

砲塔は原型では1人乗り。

ドイツ軍に接収されてから2人乗りになったそうです。

かなり狭そうですが・・・・・・。

アドルフ
アドルフ

最後のランナー、Jランナー。

二枚入りでやはり履帯パーツのみ入っています。

ヴァルダ
ヴァルダ

その他ポリキャップにデカール、エッチングパーツ。

エッチングパーツはエンジンデッキ上に貼り付ける。

 

ランナーに刻印された余談

アドルフ
アドルフ

ヴァルダ殿、AランナーとJランナーになにやら意味深な数字が刻印されているようですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

この5桁で上から「35」で始まる感じからしてどうやらこのMMシリーズの品番と考えて良さそうだね。

どちらの刻印も「35369」の数字があるけど、これはこのキットの品番だ。

調べたところAランナーの「35248」「35255」、そしてJランナーの「35364」はいずれも38(t)の派生車輌であるマルダー対戦車自走砲のキットの品番名だね。

アドルフ
アドルフ

金型流用品……と言うことですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

38(t)のキットは様々なメーカーから発売されいるけど、自走砲への金型流用がしやすいからかほとんどがE型以降の後期のものが多い気がするね。

見た感じ、初期型はホビーボス社から発売されているぐらいかな。

created by Rinker
ホビーボス(Hobby Boss)
¥4,729 (2024/04/19 06:54:34時点 Amazon調べ-詳細)

 

次回、製作開始!

ヴァルダ
ヴァルダ

さて、作業に入りたいところだけど筆者が眠い&明日も出勤のため今回はここまで。

アドルフ
アドルフ

早く手をつけたいところですが・・・・・・。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者を起こさないでくれ、死ぬほど疲れている。

アドルフ
アドルフ

続きは次回ですな。

この記事で紹介しているキット

 

↓タミヤの公式オンラインショップはこちら↓

Follow me!

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました