レジアーネRe.2000GAファルコを作っていきましょう。
前回は組み立てをさくっと済ませた。
今回は塗装とマーキングをしてみよう。
組み立ては以前のRe.2000とほぼ同じ。
ここから変化が出る感じだね。
以前のはイタリア軍の中でも珍しい塗装でしたからね。
今回はよりイタリア軍らしい塗装になる予定だ。
それでは作業を再開しよう。
塗装図の確認
本キットに収録されている塗装は2種類。
上面が迷彩か単色かが大きな違いですな。
以前も少し触れたとおり、今回は迷彩で進めていく。
下塗り
手始めに下塗りから。
- Mr.カラーのグリーンFS34227を風防や主脚格納庫に
- Mr.サーフェイサー1000を機体全体に
- Mr.カラーの黒鉄色をエンジン部分に
それぞれ順番に吹き付けていきます。
ここは前回のRe.2000とまったく同じだね。
帯色を塗る
ここで帯を塗ります。
胴体部分と機首に白い帯を。
機首は白を下地に赤くします。
- 白→ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト
- 赤→Mr.カラーのレッド
ですな。
キットの指示だと赤は「ダークレッド」と表記されていた。
ただ筆者としては
「イタリアの赤といえばスポーツカーみたいな感じだろう」
と勝手に解釈。
通常のレッドを使っている。
単に調べるのが面倒だったからみたいだけど。
下面の塗装
各部をマスキング後、下面を塗ります。
これは以前のRe.2000同様、Mr.カラーのグレーFS36270を使用します。
この後が問題の……。
迷彩の上面色を塗ってみよう
さて今回一番の山場となる上面の迷彩。
どの色から塗るか迷ったけど、とりあえずサンドイエローからにした。
以前のMC.202フォルゴーレでも使った、Mr.カラーのミドルストーンを吹き付ける。
この色に限らず、上面色は一部下面の前部にも回りこんでいるので、塗り残しに注意だ。
キットの指示だとイタリアン○○みたいな色名だけど、そんなものはMr.カラーにはないから適当に……。
ちなみにミドルストーン、ビンの表記を見ると英軍機向けっぽい感じだね。
続いてブラウン。
ここは筆者の手持ちで不良在庫になっていた、Mr.カラーのレッドブラウンを使用。
マダラになるように吹き付ける。
筆者はドイツ軍戦車で頻繁に使う。
……と思いきや、今はほとんどガイアノーツの同名色メインなんだよね。
もう少し赤みが強いとよりイタリアイメージにもなりそうですな。
続いてグリーン。
これはタミヤラッカーのNATOグリーンを使用。
見た感じグリーンの面積が一番広いので、気持ち多めに吹き付けておこう。
以前のMC.202フォルゴーレのピーマン模様迷彩にも使ったね。
あれはアクリル塗料だったけど。
筆者はイタリア機のグリーンにこの色をよく使いますな。
近年は今回も使ったタミヤラッカーにもラインナップされたので、より出番が多くなりそうですね。
見た感じNATO(北大西洋条約機構)軍戦車の緑色をイメージした色のようだね。
クレオスの塗料だとMr.カラーのブロンセグリュンがそれに近いかな。
こちらも以前のセット商品から単品売りに切り替わり、より購入しやすくなっている。
筆者は昔セット商品で購入しましたな。
「タミヤのフィンランド軍III号突撃砲がNATOグリーン指定で、それのタミヤラッカーがなかった」
という理由で……。
何はともあれこれでエアブラシ塗装は終了だ。
マーキング作業
キット付属のデカールはこちら。
微妙に注意書き類が多いのが特徴ですな。
以前の通常型/カタパルト型キットのときもそうだったけど……
薄くて凹凸にもよく馴染む代わりに、丸まったり破れたりしやすい。
取り扱いには注意だ。
今回の戦果
貼り付けるとこんな感じに。
よく馴染むので、いわゆるシルバリング(デカールとキット表面の間に空気が入り込み白く見える現象)が発生しにくいのがいいですな。
ついでに銀やら黒で各部細かいところを筆塗り。
塗り分け箇所はそこまで多くないから苦戦しないはず。
今回はここで中断。
次回はウェザリングを施して完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット