タコムより発売されています、超重戦車マウスの試作2号車を作っていきましょう。
前回は砲塔と車体の骨組みを組んだ。
今回はサスペンションを進めよう。
今回のキットの難所になりそうな場所だね。
マウスの場合特に複雑なものとなっています。
ただ上半分は外からほとんど見えないのが幸いですな。
その辺りは省略して進めていく予定だ。
それでは作業を再開する。
サスペンションの部品を切り出す
とりあえずサスペンションンの部品を全て切り出します。
こんな感じに。
これは部品が多そうな。
これでは何がなんだかわからない。
とりあえず1セット分だけにしてみよう。
というわけで1ユニット分の部品はこんな感じに。
全部で23パーツですな。
これでも十分多いような。
とにかく組んでいきましょう。
サスペンション本体の組み立て
手始めに本体部分を組みます。
バネ状ディティールのついたE3番パーツを、T1番とT10番ではさみこみましょう。
T1番とT10番の接着面は押し出しピン跡がある。
出っ張っていると接着時に支障が出るので削っておこう。
それでもそのままだと浮くので、しっかりクリップで留めながら接着だ。
合わせ目ができるけど……。
ここは外からほとんど見えないので、単なる接着だけにしておきましょう。
さすがに数が多すぎるので処理が大変ですし。
サスペンション上部の組み立て
続いてサスペンション上部のユニットを。
ここも外からはほとんど見えないので、ゲート跡処理はせず単に接着してしまいます。
組み立てるとこんな感じに。
数は多いですが処理を省略しているので、組み立てはあっという間です。
転輪の取り付け
続いて先ほどのサスペンション本体に転輪を取り付ける。
1ユニットに2つのサスを取り付けるので、転輪は1ユニット4つとなる。
本体をはめ込んだ後、外からキャップパーツを接着するような形だ。
この丸い凹みが複数存在する転輪が、試作2号車の特徴みたいですな。
転輪には裏表がある。
軸周りが出っ張っているのがサスペンション側。
凹んでいるのがキャップ側となる。
取り付けるとこんな感じに。
転輪だけでなく、サスペンションも裏表がありますな。
画像上のものが外側。
画像下のものが内側となる。
これは次の工程で重要になるんだ。
用意したパーツを組み合わせる。
ここで組み立てたパーツを組み合わせます。
サス本体を上部パーツにセットし、軸パーツであるE1番パーツを通して接着。
接着剤の量に注意すれば可動化もできます。
組み立てるとこんな感じに。
先ほども少し触れたけど、サス本体には向きがあるので注意しよう。
具体的には……。
先ほどの画像に追記を。
- 赤い丸で示した、ディティールの複雑なT1番パーツ側がユニットの外側
- 青い丸で示した、シンプルな見た目のT10番パーツ側がユニットの内側
に向くようにセットします。
2つ並べてセットしたときに青丸のやつが向かい合う感じ、にすればいいのかな?
今回の戦果
これを片側6組、計12組作る。
全部そろうとこんな感じに。
壮観だねぇ。
そういえば、計画段階の車輌達とは形が違うような。
あちらはポルシェティーガーやフェルディナント等、従来のポルシェ車輌と同じような縦置きトーションバーを使用していましたからね。
今回はここまで。
次回は機動輪や誘導輪と共に、サスペンションを本体にセットしてみよう。
続きは次回!
この記事で作っているキット