タミヤから発売されているドイツ軍対戦車自走砲マルダーIII。
それの7.62cm Pak36(r)搭載型を作ります。
前回は車体を作ってきた。
今回は車体上部と主砲を組んで、組み立て作業を終えよう。
筆者の住んでいる地域で選挙があるみたいだね。
そういえば筆者は千葉県民でしたな。
こういうのって誰に入れればいいのかな?
あんたは選挙権ないから関係ないじゃないか。
選挙のことは筆者にお任せして、我々は作業内容をまとめましょう。
車体上部の組み立て
車体上部の床板はB5パーツの1パーツ構成。
まずは裏側からB1パーツを組み込みます。
そして弾薬ラックやガスマスクケースとかを取り付けるよ。
床板に乗っている銃はMP40かな?
主砲を取り付ける部分にポリキャップを仕込むのを忘れずに。
続いて装甲板を取り付け。
パテで埋めた押し出しピン跡を整形しつつ……。
この装甲板の厚さは僅か11mm。
車体前面の装甲は戦車型同様50mmだけど。
当たらなければどうということはないよ!
その後はそれぞれ装備を組み立てる。
弾薬ケース、マフラーにバスケット……。
更に部品を取り付けて……
操縦手、通信手用のハッチは開閉選択式だよ。
今回は閉めた状態にします。
選択式の部品を組み立てる
ハッチ以外にも、選択する部品が幾つかある。
それがこの座席とナンバープレート。
座席は展開時と収納時を選んで組み立てる。
ナンバープレートは武装親衛隊の塗装のときのみ取り付ける。
今回は座席は収納状態に。
塗装は武装親衛隊のものを選んだので、取り付けます。
それぞれを取り付けるとこんな感じに。
座席の背もたれは収納時にバスケットの裏に付くよ。
ちなみに座席本体は収納時、車体側面に取り付けるけど……
武装親衛隊の塗装だと、この位置に車体番号のデカールを貼り付ける。
シートを完全に密着させてしまうとデカールが貼れないので注意。
筆者はシートのヒンジ部分だけ接着。
隙間からデカールをスライドして貼れるようにしているよ。
ナンバープレートの取り付け位置は凸モールドが彫刻されています。
他の塗装の際は削り取ったほうが良さそうですな。
これで車体側の組み立ては終了だ。
いよいよ、自走砲のメインともいえる主砲を組み立てる。
主砲の組み立て
本キットのアイデンティティとも言える7.62cm Pak36(r)
合わせ目接着をした砲身と砲架を整形し、その他部品を取り付ける。
この辺りの組み立てはそんなに難しくない感じかな。
砲身部分は砲架にスライドして取り付ける構造になっています。
接着はしないように……。
砲架左の照準器も、砲の上下に連動するから接着はしないよ。
ここはただはめ込むだけでOK。
続いて砲周りの装甲板を組み立てます。
ここにもガスマスクが付いています。
おそらく砲手達用のものでしょう。
4つあるペリスコープは地味に2種類に分かれる。
かみ合わないものを取り付けないように注意。
それと防盾のD37パーツは可動式。
両側のD17・D18パーツで抑えるようにして取り付けよう。
両パーツの接着剤が流れ込まないようにして……。
装甲板の組み立てが終わったら、支柱パーツと組み合わせて砲架に接着。
オープントップで内装が見えるのがいいね。
実際これに乗って戦う兵士は大変だけどね。
オープントップだから爆弾は勿論、砲弾の破片が降ってくる状態すら危うい。
外見は戦車に似ていますが、実際は名前の通り
「走る対戦車砲」
なんですな。
砲身をセットして、これで主砲は完成。
思ったより砲身が長いね。
今回の戦果
主砲を取り付けて、組み立ては完了です。
小柄な車体に似合わない長砲身が特徴的ですな。
例によって履帯と車輪類はまだ接着していない。
今回は最後に接着予定だ。
今回は使わなかったけど、キットには2体の人形が付いてくるよ。
他の自走砲キットにも流用できそうな。
余剰パーツと今回は使わなかった砲弾パーツ。
砲弾は先ほどの人形に持たせることが出来ます。
空の薬莢は車体後部のバスケットに乗せることが出来ます。
今回はここまで。
次回は塗装作業に入ろう。
予定だとジャーマングレーの単色ですが……。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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