タミヤMMシリーズより、パンター(パンサー)G型の後期生産型を作っていきます。
前回は車体がほぼ組み終わった。
今回は砲塔を組み、細かいディティールアップをして組み立て作業を終えよう。
相変わらず筆者の作業に記事が追いつきそうだよ。
筆者の作業速度が上がりませんな。
誰だって1日は24時間だ。
変な時間の使い方をしているんじゃないのかい?
筆者の場合「情報収集」と称してTwitterとかYouTubeとかの見過ぎに見えるね。
少し見る時間を減らしたほうがいいですな。
筆者にそれができるかは疑問だけど。
とりあえず今回の作業に入ろう。
砲塔の組み立て
砲塔内部はこんな感じです。
砲尾が一部再現されており、ハッチを開けた際の車内の賑やかしにはなっていますな。
今回は兵士を作らないので、ハッチは閉めた状態になるけどね。
とりあえず砲尾を組み立ててと・・・・・・。
主砲の軸はティーガーII(キングタイガー)同様にビスとナットで締めるタイプだね。
締めすぎると破損の原因になるから注意しよう。
砲尾のほかにも各部品を用意する。
砲塔本体には内側からペリスコープやら座席を接着しよう。
後部のエスケープハッチは可動式。
接着剤で可動部を固着させないように注意ですな。
「内装はどうでもいい」みたいな人は敢えて接着固定してしまうのも手ですが。
組み立てるとこんな感じに。
塗装に備えるなどの理由から、車長ハッチや防盾は接着していない。
パンターG後期型最大の特徴であるアゴ付き防盾もここで登場だね。
真ん中に目立つパーティングラインがあるけど・・・・・・。
どうやら実物にも存在するものだそうです。
なのでそのままで大丈夫です。
先ほど内側から装填手用ペリスコープを1つ接着した。
ただ車長用キューポラのペリスコープは再現されていない。
今回はそのまま進めているけど、気になる人は余剰品やら別売りの改造パーツを試してみるのも手だね。
砲塔を乗せた全体像がこちら。
傾斜装甲を多用した端正な姿が特徴的ですな。
それまでのドイツ軍戦車とは違ったスマートさが魅力的だね。
実のところはT-34の影響なんだけど。
さて、ここからもう少し手を加えてみようか。
溶接跡をつける
まずは車体前後の装甲合わせ目に溶接跡をつける。
これは今回伸ばしランナーを使用した。
伸ばしランナーは熱して柔らかくなったランナーを引っ張って作るものですな。
本キットの説明書にもアンテナの作り方として掲載されています。
ランナーをプラ用接着剤で溶かしながら接着。
柔らかくなったランナーをデザインナイフやピンセットなどでつついて溶接跡っぽくするんだ。
パテなんかでも出来るけど、こちらのほうが低予算で手も汚れないので筆者はこちらを多用している。
ライトコードを追加する
続いてライトコードを追加。
0.4mm径のエナメル線と0.5mm径のピンバイスを使って再現しています。
このキットにもエナメル線は付属しますが細すぎるように感じましたので、別のものを使っています。
コードの配置は以前作ったサイバーホビー製のパンターを参考にしている。
・・・・・・それと金属部品で思い出した。
エッチンググリルパーツに付属していた直接照準器の存在を思い出したので、これをこのタイミングで砲塔に取り付けている。
直接照準器のパーツは2つ付属するね。
なくしても安心。
他にも今回は使いませんでしたが、対空機銃用の照準器も付属しますな。
もっとも、こちらは他車輌用のエッチンググリルセットにも含まれていますが。
牽引ロープの取り付け
砲塔が組み立て終わったので前回保留にしていた牽引ロープも取り付ける。
このキットに付属する牽引ロープは全体がプラ製。
少しずつ曲げて砲塔に干渉しない位置で本体に接着しよう。
いきなり一箇所に強い力を加えると折れるから注意だね。
ちなみに筆者は一度折っているよ。
この辺りは旧製品のパンターA型と同じ感じかな。
今回の戦果
小改造を加えた後で改めて全体像を確認。
これで今度こそ組み立てが完了だ。
よしよし。
今回は使わなかったけどキットには他に上空を警戒する兵士2人と対空機銃、側面シュルツェンが付属する。
他には余剰パーツとして初期の通常型排気管や、高さの違う車長用座席などなど。
筆者はまだ実際に購入していないのですが、どうやらタミヤイタレリシリーズのプーマにもこの兵士達は付属するようですね。
タミヤイタレリシリーズも最近再販するようになっているから、このキットの再販も期待したいところ。
今回はここまで。
次回は塗装作業に入る予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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