
タミヤMMシリーズより、筆者が作りかけで放置していたマルダーIIIを再開しましょう。

前回は基本塗装のみ済ませて放置されてきたこのキットをサルベージ。
同社の自走榴弾砲ヴェスペから移籍してきた兵士を塗ったり、マーキングをしたりしたところまで進めた。
今回は車体の仕上げを行い完成に持ち込もう。

2月も下旬に。
今月はどのくらい完成しそうかな。

まずまずといったところでしょうか。
可もなく不可もなく。

ただ以前に比べたらペースは落ち気味だけどね。
とにかく今回の作業に入ろう。
作戦を再開する。
ざっとウェザリング


とりあえずラッカー系の光沢クリアーを吹き付けてデカールを保護しつつ、ウェザリング。
- スミ入れ兼ウォッシング
- ドライブラシ
- 排気管の錆・工具の木目塗り
……といったところですな。

あれ、今回はあっさりと。

この後冬季迷彩を施しますからね。
あまり細かく汚したところで、白い迷彩色で隠れてしまうという。
なんならスミ入れやドライブラシすらいらなかったかもしれません。

スミ入れ塗料とかが溶けて冬季迷彩色に混ざり、変化がつくのを期待して今回はそれらのウェザリングを施すことにしてみたんだ。
どうなるかは不明だけど。
冬季迷彩を施す


その後は冬季迷彩。
いくつか技法や使用資材がありますが、今回はクレオスのウェザリングカラー・マルチホワイトを使ってみましょう。

筆でペタペタと……
こういうのは雪解けに合わせて落とせるようになっているから、わりと実物も雑に塗られているパターンが多かったんだっけ。

マーキング部分やパーツの端部分なんかは避けて塗るとそれらしくなるだろう。


乾燥したら溶剤を染みこませた筆や綿棒などで余計な部分を拭き取ったりします。
マーク周りなど、はっきりした拭き取りにしたい場合はガイアノーツのフィニッシュマスターの出番。
面が広く密着してくれるので、元の塗料が残りにくく綺麗に拭き取れますな。

溶剤を染みこませなくても光沢面とウェザリングカラーの弱い定着力のおかげで、乾いた筆などで擦るだけでもパキッっとした塗装剥がれになる。
定着力が弱すぎて指紋がつきやすいという難点もあるけど。

タミヤエナメル塗料を使う案もありますな。
雪を付着させる


その後は足周りのウェザリング。
タミヤの情景テスクチャーペイントで、付着した雪を再現していきます。
「雪」は粗めの粒子。
「粉雪」は細かい粒子となっています。
今回は前者メインですな。

今回は雪深いところを走行したイメージかな。
それで泥汚れとかは付着させない感じで。
完成へ


最後に水性のつや消しクリアーを吹きつけ。
各資材を定着させます。
これでも剥がれるときは剥がれますが。

以下、ギャラリーだよ。
タミヤ 1/35 マルダーIII 7.62cm Pak36(r)搭載型(2輌目) 完成!









このキットは塗装パターンが豊富なんだよね。
確か5種類ぐらいあったような。



今回の塗装は1942年冬のロシア戦線に展開していた、第19戦車師団第19戦車駆逐大隊所属の車輌ですな。
ジャーマングレーの塗装の上から冬季迷彩を施しているので、秋ごろをイメージして冬季迷彩なしのグレー単色で仕上げても面白いでしょう。



5年前に組んだ1輌目と。
あちらはジャーマングレー単色。
武装親衛隊の第2SS師団、ダスライヒ所属車輌ですな。

こっちは秋ごろの車輌みたいだから、冬季迷彩は施されていないみたいだね。
他の塗装でも並べてみたいところ。

タミヤからは他に後期型ともいえるマルダーIIIM型が発売されていますな。
そちらも気になりますが……。
作ってみた感想のコーナー


サクサクッと完成。
これもまた筆者の謎放置品だったということに。

詳しい感想は1輌目のところで語ったので割愛。
今回は冬季迷彩を施したり、兵士を追加したりして変化をつけてみた。
同じキットでもこのようにして楽しむことができる。
無論、同じ所属の似たような塗装にして部隊編成しても面白い。

ガンプラでザクを小隊で並べたりする感じみたいな。
元の兵士2人は前回も今回も使っていないから、3輌目を作るなら使いたいところだね。

2026年2月現在、このタイプのマルダーIIIは他社製品ではあまり見かけませんな。
そういう意味では希少価値の高いものかと。
他のタミヤキットに比べて説明書の解説が特に丁寧でベルト式履帯なこともあり、自走砲キットの入門にもおススメです。

オープントップ車輌は塗り分けに悩むかもしれない。
奥まったところは暗色で塗り潰しながら進めるといいだろう。
今回はここまで。
次回は久々にガンプラでも紹介する予定だ。

次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット
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