タミヤMMシリーズより、新しいほうのブルムベアを作ります。
前回は車体上部を進めた。
今回は戦闘室や各部装備を組み立てて形にしよう。
なんかタミヤキットで新製品や再販品の情報が続々出ているね。
近日タミヤMMシリーズでアメリカ軍の戦車駆逐車、M18ヘルキャットが新発売のようですな。
筆者は買うのかな?
いえ、どうやらもう1つ。
2021年12月現在発売日は未定ですがソ連軍の重戦車、KV-2の発売が決定したようでそちらを検討しているようです。
それと、珍しくタミヤイタレリシリーズで再販情報が。
2022年1月頃でイタリア軍の軍用車508CMコロニアーレとドイツ軍の装甲車Sd.Kfz234/1の再販があるとのことらしい。
枢軸国びいきの筆者としては、寧ろこちらが気になるようだね。
公式HPによると定価は税込みでそれぞれ3080円と4730円。
この記事を書いている2021年12月3日現在はまだ予約受付は始まっていないようですな。
マークしておこう。
さて筆者が積みを増やしそうなので、さっさとブルムベアを作ってしまおう。
戦闘室の組み立て
これが戦闘室のパーツですな。
中期型から後期型になった際、最も手が加えられた場所でもあります。
まずは戦闘室本体の真ん中にあるランナーパーツを切り取ってしまいましょう。
ここだけでも中期型までであった前方斜めの面がなくなって、単純な箱型になったのがよくわかるね。
内側からの部品を取り付けた後はそのまま車体へと取り付けてしまいます。
多少フェンダーが下向きになっていたのか隙間が出来そうだったので、テープで矯正しつつ接着します。
球状の砲身基部は中期型の際に塗装で苦労した。
なので陰色を先に筆塗りしている。
使ったのはマホガニー色のサフだね。
天板の組み立て
続いて天板を組み立てます。
ここもよく見ると中期型から大幅にレイアウトが変わっています。
早く完成させて比べたいところですな。
車長ハッチは単純な丸型観音開きからキューポラ付きの物へと変更されているよ。
それと照準器が可動式だからか、天板のガード部分も連動するようになっているね。
あらかた組み立てたら戦闘室へと取り付け。
ジャストサイズだったので、今回は接着せずに乗せているだけにした。
こちらのほうが後々のメンテナンスも簡単だ。
今回は取り付けていませんが、キューポラ下部には人形用の台座も取りつけ可能です。
その他装備品の組み立て
大まかなものは出来上がったので、後は残りの装備品を組み立てていく。
予備転輪やら各部の張り出しパーツやらを用意しよう。
車体前部はこんな感じです。
旧製品(中期型)では省略されていた、操縦手用のペリスコープもしっかり再現されています。
このパーツは余剰パーツにも含まれているので、旧製品をお持ちの方は流用を考えてもよいでしょう。
流石にボッシュライトのコード部分は再現されていない。
ここはいつも通りエナメル線で自作している。
こちらは車体後部。
後部のハッチと張り出し部分が一緒になっているなど、ここも中期型とは変わっていますな。
ジャッキも四つ足部分が最初から再現されているね。
このキットは車外装備品セットに置き換える必要はないかも。
車外装備品セットはIV号J型型が発売された90年代の製品だからね。
このブルムベアのほうが2017年発売で、はるかに新しい製品だ。
牽引ロープは旧製品では全体がプラパーツでしたが、本キットでは両端のみプラパーツで、ロープ本体は糸パーツとなっています。
所定の長さ(115mm)に切り出して、両側と接着しましょう。
この糸は近年タミヤ製品に付属するものと同じ素材だ。
毛羽立ちが出にくい代わりに、そのまま切ると簡単にほつれてしまう。
なので切り出す前に、切る予定の部分に瞬間接着剤を染み込ませておくといいかな。
端パーツとの接着も瞬間接着剤を使っている。
糸も余るね。
これも旧製品に流用するといいかも。
筆者は既に旧製品を組んでしまいましたが・・・・・・
先にこの新製品(後期型)を組み立てればよかったかもしれません。
ロープは車体右側に2本まとめて乗せて、上から留め具パーツを取り付ける。
ロープ自体も浮くので、筆者は瞬間接着剤でフェンダーに固定してしまっている。
ここでシュルツェン架も取り付け。
旧製品と違って、取り付け位置の指示がはっきりしているのが嬉しいね。
旧製品は筆者がツィンメリットコーティングをして、取り付け位置が埋まりかけたというのもありますが。
後はキューポラのハッチや機銃架の取り付け。
ハッチは今回接着しないで組み立てている。
機銃架は細いので折らないように・・・・・・。
今回の戦果
これで組み立ては完了。
次は塗装作業だね。
今回はコーティングとシュルツェンのないBパターンの塗装を選択した。
なので組み立てていないけど、シュルツェンはこんな感じ。
コの字状のフック部分は旧製品と同じような部品構成だけど、最初からシュルツェンが一枚ずつバラバラになっている。
また、裏側には左右の何番目のものかわかるように刻印がされているのが特徴だ。
同じく今回は使わなかった兵士の人形です。
車内から乗り出す半身像の戦車兵と、エンジンデッキ上に立つ歩兵の2体となっています。
兵士の内容は異なりますが、この構成は旧製品のオマージュとなっているのが面白いですね。
旧製品は同様の構成で、2体とも突撃砲兵だったね。
今回はここまで。
次回は塗装作業に入る予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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