
ドラゴン社のT-34。
それのドイツ軍鹵獲改造車を作っていきましょう。

前回は箱の中身を確認した。
今回は足回りをサクッと組んでみよう。

このT-34はいわゆる1941年型……
以前の1940年型とは主砲が違うだけだよね。

ですな。
以前組んだ1940年型とは同じメーカーのキットなので、基本的にはほとんど同じものかと。
なのでそちらも参考にしていただければ幸いです。


それでは組み立て開始となる。
まずは合わせ目消し

手始めに合わせ目部分を接着
- 砲塔外装
- 砲尾
- 排気管
- 駐退器カバー
辺りですな。
主砲は今回金属部品を使うので合わせ目消し不要です。

合わせ目消しについては過去記事参照だよ。

車体下部の組み立て

続いて車体下部を作っていきます。
見た感じこの辺りはドラゴン社のT-34系列共通の部品ですな。

ドラゴン社のT-34。
どうやらT-34/85が同社製品で最初に登場したもののようだね。
それをベースに、さまざまな派生車輌を現在に至るまで発売しているようだ。

同じような製品でも、箱を変えて発売したりしているみたいだね。
これはドラゴン社に限ったわけではないけど。

サスペンション類を取り付け。
これは1940年型とほぼ同一です。
冒頭に貼り付けた過去記事も参照にしていただければ幸いかと。

転輪は初期のT-34に見られるゴムリムつきのディスク型。
幅が広いこともあって、パーティングラインを消すのが少々難しい。
デザインナイフのカンナがけだけではなく、鉄ヤスリでガリガリ均していこう。

ガリガリしすぎると表面の凹みパターンも消えちゃうから注意だよ。

カンナがけについては過去記事を参照に……。


そうそう、転輪は組み立てる前に2.5mm径ピンバイスで軽くさらっているよ。
以前はキャップパーツをつけた状態でやって部品を貫通したから……。


その後は仮留め。
ピンバイスでさらったものの、まだ軸に上手く入らなかった。
なので取り付け軸をニッパーで短く切り取っている。
例によって転輪類は接着せず。
誘導輪はアーム自体接着していない。

さすがに同じようなキットが続いているので、ここは迅速に進みますな。
履帯を組み立てる

続いて履帯を。
これも1940年型付属のものと同様ですな。

微妙に押し出しピン跡が気になるので彫刻刀の平刃で削る。
先にランナーから切り出してしまうと手に持つのが大変なので、ランナーについた状態で作業をしてしまう。
今回の戦果

後は並べて接着剤を流し込んで巻きつけですな。
転輪と履帯のみ接着するとご覧のとおりに。
履帯は1940年型同様片側76枚。
あまりキツめにすると誘導輪のアームが内側に引っ張られて歪むので注意です。

いつものロコ組みだね。
詳しくは過去記事から。


切りがいいので今回はここで中断。
次回は車体上部の組み立てになるだろう。

続きは次回!
この記事で作っているキット