ハセガワ 1/72 零式艦上戦闘機五二型 製作記⑤(完成)

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

ハセガワ社の定番品、1/72スケールの零戦五二型を作っていきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は塗装とマーキングを済ませた。

今回はウェザリングを行い完成させよう。

レーナ
レーナ

ウェザリング……

どうせいつものやつなんでしょ。

アドルフ
アドルフ

どうせいつものやつですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

航空機模型のウェザリングに関しては過去記事をまとめてある。

今回もそれに則ったものとなっている。

詳しくはそちらも参照に……。

それらしくなる!Ju88で学ぶ飛行機模型ウェザリング3点セット
アドルフ こんなところを見ている人がいるかわかりませんが一応ご挨拶を。 どうも、本ブログの案内人であるアドルフと申すものです。 ヴァルダ 同じく、こんなところの案内人であるヴァルダ。 アドルフ 先日ドムの日である10月6日に間に合わせるため...
アドルフ
アドルフ

筆者が新たなものを見つけない限り、しばらくはこのパターンが続きそうですな。

 

 

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スミ入れ!

アドルフ
アドルフ

とりあえずスミ入れを。

使用したのはタミヤエナメルのスミ入れ用塗料。

カウリングなど黒い部分にはグレイ

その他の部分にはブラックを流し込んでいます。

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ヴァルダ
ヴァルダ

塗料をモールドに流し込んで、はみ出たものは溶剤でふき取る。

筆者はまず大まかに綿棒でふき取ってから、ガイアノーツのフィニッシュマスターで本格的にふき取っている。

前から後ろにふき取ると空気が流れる感じが残ってそれらしくみえるかな。

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レーナ
レーナ

いきなりフィニッシュマスターを使わないのは……。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者がケチでフィニッシュマスターを温存するからだね。

安物の綿棒はあんまり酷使すると解れてキットに付着するので注意だ。

 

銀のハゲチョロ

アドルフ
アドルフ

続いて銀のハゲチョロ表現。

タミヤエナメルのクロームシルバーを筆にとり、チョコチョコ乗せて塗装剥がれを再現します。

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ヴァルダ
ヴァルダ

コクピット周辺やモールド付近、機銃やエンジン周辺といったところを中心に施している。

  • 人が触れる
  • 可動部分
  • 振動がかかりそうな場所

といった場所を狙うとそれらしくみえるかな。

レーナ
レーナ

筆者はついつい塗装剥がれ表現をやりすぎるというか。

アドルフ
アドルフ

「日本軍の飛行機は特に塗装が剥がれやすいと聞いた」

などと供述しており……。

ヴァルダ
ヴァルダ

ベテランエースの搭乗機なので、より使い込まれた感を強調しているようだね。

 

排気管汚れ!

アドルフ
アドルフ

最後に排気管汚れ。

管本体はクレオスのウェザリングカラー、ステインブラウンを塗布。

排気口やそこから流れる排気汚れはタミヤウェザリングマスターBセットのススを擦り付けています。

レーナ
レーナ

せっかく排気管が特徴的な機体だし、ここは排気汚れを強調したいところだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

ボロボロの2線級の筆にアクリル溶剤をわずかに含ませて、ウェザリングマスターをとり排気管後部に擦り付けている。

溶剤成分が多いとビチャビチャして液体を塗った感がするので注意。

アドルフ
アドルフ

排気口だけでは物足りないので、機体下部の薬莢排出口(?)部分にも軽く汚れを描いてみましょう。

レーナ
レーナ

少し空気の流れ感が出たというか。

 

つや消し!

アドルフ
アドルフ

最後につや消しクリアーを吹き付けてつやを整えたり、ウェザリング用の資材を定着させます。

使用したのはタミヤアクリルのフラットクリヤー

これをエアブラシで吹き付けています。

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ヴァルダ
ヴァルダ

そして風防のマスキングを剥がし、アンテナ線支柱を接着。

幸い風防内の吹き込みはなかった。

アドルフ
アドルフ

これで完成としましょう。

以下、ギャラリーとなります。

 

ハセガワ 1/72 零式艦上戦闘機五二型 完成!

 

レーナ
レーナ

そういえば筆者はタミヤ製品も組んでいたんだよね。

アドルフ
アドルフ

ですな。

なのでそれと比較もしてみましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

さすがに後発のキットだけあってタミヤ製品はモールドがしっかりしていて多め。

一方ハセガワ製品はモールドは浅めですっきりした印象。

レーナ
レーナ

特に下面をみるとより違いがわかるね。

……タミヤ製はなんか異様に太いモールドがあるね。

アドルフ
アドルフ

それはアホな筆者が素人の腕で彫り直したモールドですな。

キットのものはもっと繊細です。

タミヤ 1/72 零式艦上戦闘機五二型製作記①
アドルフ おはようございます、もしくはこんにちは、それともこんばんは。 本ブログの案内人であるアドルフです。 今回から本ブログのメインコンテンツである、模型製作を始めます。 ヴァルダ ようやく筆者が動き出したわけかい。 それで、何を作るのさ...

 

 

作ってみた感想のコーナー

レーナ
レーナ

少し前のキットだけど、現在でも十分通じるように見えるかな。

ヴァルダ
ヴァルダ

現在だとどうしてもタミヤ製品と比較されてしまうからね。

筆者がタミヤ製品と作り比べて思ったハセガワ製品の特徴としては

  • 2022年現在、税込みで定価1320円とわずかに安価(タミヤ製品は1540円)
  • コクピット内は簡素。軽め穴や側壁機器類の再現などがないものの、逆に部品が少ないのですぐ形になる。
  • 主脚カバーパーツがイモ付けでちょっと位置決めや取り付けが難しい。

とのこと。

アドルフ
アドルフ

ハセガワ製のほうが全体的に簡素な感じというか。

筆者曰く

「以前はもっとバリがひどかった」

と語っていますが、今回の個体にはそのようなのはあまり見られませんでしたね。

これはハセガワのA帯シリーズも同様ですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

正直筆者としては甲乙つけ難いようだね。

レーナ
レーナ

筆者が始めて作った飛行機模型だから、単純に贔屓しているだけなんじゃないの?

アドルフ
アドルフ

今回の零戦はすんなり作れましたが、あの時は完全に手探りで作っていましたな。

かれこれ10年以上前の話ですが……。

ヴァルダ
ヴァルダ

マーキングについてはタミヤ・ハセガワでまったく異なったものが3種類ずつ付属する。

付属マーキングで選んでしまうのも手だね。

レーナ
レーナ

なんかすっきりしない結論だなぁ。

アドルフ
アドルフ

両方買えということでしょうか。

ヴァルダ
ヴァルダ

1/72の零戦はまだまだ作ったことのないものがいくつかある。

筆者の気が向いたらそれらも登場するかもね。

今回はここまで。

現在筆者が別の飛行機模型を製作中なので、次回はそれになる予定だ。

レーナ
レーナ

次回も、お楽しみに~。

この記事で作っているキット

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