ハセガワ 1/72 震電改 製作記③

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

ハセガワより、ジェットエンジン搭載の局地戦闘機・震電を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回はコクピットの組み立てを行った。

今回は残りの部品を取り付け、組み立て作業を終了してしまおう。

レーナ
レーナ

直前に組んだゲルググマリーネ2機とは違って、サクサクっと。

順調だね。

アドルフ
アドルフ

今月はどのくらいの完成数になるのか……。

ヴァルダ
ヴァルダ

今月は先月よりも多く完成させたいところだ。

それでは作戦を再開する。

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各部の取り付け

アドルフ
アドルフ

合わせ目部分の乾燥待ち中に、前回は各パーツの整形を済ませておきました。

本来なら胴体の合わせ目整形後にこれらの部品を取り付けますが……

今回は一部の部品を先に取り付けてしまいましょう。

レーナ
レーナ

整形作業中に引っ掛けて外れたりしないかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

細かい突起状の部品は後回しにする。

主翼やインテークなど、比較的面の広いパーツだけ取り付ける感じだ。

アドルフ
アドルフ

ここで一つ注意点が。

垂直尾翼の下に補助輪がありますが、今回の震電改では切り取る必要があります。

筆者は気づかずに、そのまま進めていますが……。

レーナ
レーナ

確か離陸時にプロペラを滑走路に引っ掛けないようにするためだっけ。

震電改はジェットエンジンでプロペラがないから、補助輪を取り付ける必要もないという。

ヴァルダ
ヴァルダ

ちなみにこの補助輪は震電と同じく九州飛行機で開発された機上作業練習機・白菊の尾輪を流用したものだったりする。

アドルフ
アドルフ

主脚はいつも通り、本体側に仮止めしつつ脚パーツのみで角度を決めつつ組み立てます。

前輪はタイヤと支柱部分が一体成型。

細長くて、実物の強度がどうだったのか気になりますな。

レーナ
レーナ

機首の武装もここで接着済みだね。

脱落しないか心配だけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

せっかく別パーツ化されているし、塗装後に取り付ける案もあったけど……

機関砲パーツが内部に入り込んでしまうことが懸念されたので、先に取り付けている。

これは前回も少し触れた、ここの開設以前に組もうとした震電で筆者がやっている。

アドルフ
アドルフ

機首はこの後合わせ目接着でカバーの着脱ができなくなりますからね。

ヴァルダ
ヴァルダ

機体側面の吸気口などの内部は黒で塗り潰している。

説明書だと日本海軍仕様は機体色と同じ暗緑色(中島系)の指定。

ドイツ軍仕様だとシルバーだ。

オモリをセットする

ヴァルダ
ヴァルダ

さて先に主脚などを組んだのにはもう一つ理由がある。

原型キットであるD帯の震電でもそうだったけど、このキットは機首にオモリをセットする必要があるんだ。

セットしないと重心が後部なので、後ろにひっくりかえってしまう。

アドルフ
アドルフ

実物の場合は機首に機銃が載っていてバランスが取れていますが、模型の場合は中が空洞ですからね。

ヴァルダ
ヴァルダ

指定されたオモリは3g。

筆者の手持ちに丁度いいものがなかったので……

以前組んだTa154の際に発生した、切削したオモリの残骸を適当に突っ込んだ。

これで問題なかったので、後は瞬間接着剤(アロンアルフア)とタミヤのエポキシパテ(高密度タイプ)で固定している。

レーナ
レーナ

オモリセットで重心を現物合わせにしたから、先に主脚を組んだという。

確かオモリは号数で重量を表していたけど……。

ヴァルダ
ヴァルダ

もう一度復習しておこう。

オモリは号数で重さを示している。

1号=3.75gとなっているんだ。

4号で約15gと、小数点のない数字になる。

レーナ
レーナ

今回は3g指定だから、1号あれば十分足りたという。

アドルフ
アドルフ

設置する位置によっても多少変わりますけどね。

今回のような機首先端など、元の重心からなるべく離れた位置に入れるとより効果が大きくなります。

それとオモリを多く入れれば尻餅をつくリスクは減りますが、今度は脚部品に負荷がかかりやすくなってしまいますな。

レーナ
レーナ

だから基本的には機首の先端に入れると、少ないオモリで最大限の効果が出るんだよね。

機体やキット構成によっては、そうも行かないけど。

アドルフ
アドルフ

オモリをセットした後は機首カバーを取り付け。

合わせ目はモールドを兼ねている部分とそうでない部分がある様なので……

伸ばしランナーを接着して、合わせ目消し準備をしておきます。

レーナ
レーナ

前の震電ではラッカーパテで整形しようとしていたよね。

ヴァルダ
ヴァルダ

こっちのほうが同じプラだから食いつきや切削性が良いように感じてね。

最近はほとんど伸ばしランナーで処理してしまっている。

アドルフ
アドルフ

前回は特に処理しませんでしたが……

塗装図と比べると、主翼と胴体の合わせ目も見当たりませんな。

今回はこれも伸ばしランナーで埋めてしまいましょう。

レーナ
レーナ

実際はどうだったんだろう。

塗装図が省略している可能性もあるけど……。

本体を形にしていく

アドルフ
アドルフ

ここでようやく胴体の合わせ目の整形に。

整形後は風防内部に来る、操縦席上面を塗り分けておきましょう。

レーナ
レーナ

照準器周りは明確な塗装指示がないんだよね。

今回は黒系で塗り分けているけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

日本海軍仕様だと脚格納部分は下面色と同じになる。

なのでこの時点で取り付けてしまおう。

押し出しピン跡があるので、それらは削って処理しておく。

レーナ
レーナ

アンテナ線支柱とかは……。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここで接着しても作業中に引っ掛けて外れる可能性が高いので、後回し。

機体下面にあるけど上面色と同じ塗装だし、塗ってから取り付け予定だ。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

その後は風防を接着しマスキング。

震電は窓枠が少なめなので簡単ですな。

合いも問題ありません。

レーナ
レーナ

あっという間に形に。

ヴァルダ
ヴァルダ

増槽や爆弾みたいな、機外に装備するオプションもないからね。

今回はここで中断。

次回は塗装作業になる予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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