ファインモールド社から発売されている烈風を作っていきます。
前回は塗装が終わった。
今回はマーキングやウェザリングを行って、完成させよう。
見た感じ、今月はこれが最後の完成品になりそうだね。
結構作りましたが、同時に積みも結構増えましたな。
詳しい集計は後日だ。
それでは作戦を再開する。
デカールを貼り付ける
こちらが付属のデカールです。
真ん中の切り取られた部分は、コクピットの組み立て時に使った計器類のものです。
FP7、8と書かれた文字が気になるから調べたところ・・・・・・
どうやらもっと前の改訂前の試製烈風、烈風一一型のキット番号みたいだね。
筆者が作っているこのキットはFP18。
現在は更に改訂されてFP35となっている。
試製烈風もFP20に改訂されている。
そんなこんなでマーキング完了です。
胴体左側面に来る銘板マーク⑤番は、先に下地としてシルバーを塗っておきます。
ウェザリング!
まずはスミ入れ。
これは単純にタミヤのスミ入れ塗料を使っているよ。
色も単純にブラック。
続いてタミヤエナメルのクロームシルバーを使った銀剥げ。
日本機は塗装剥げが激しいイメージがありますが・・・・・・
試験飛行しかしなかったイメージの烈風なので、今回は控えめに。
そして排気管汚れ。
排気管の錆はウェザリングカラー。
排気汚れはウェザリングマスターを使用。
以前作ったBf-110では排気管のオレンジ錆が主張しすぎた気がしたので
ステインブラウンを中心に塗ってラストオレンジは控えめに……。
排気汚れはBセットの黒いスス色を使用しています。
定着率を上げるため、アクリル溶剤でわずかに湿らせたものを擦り付けています。
ドライブラシに近い感じですね。
とにかく、液体を塗りつけている感をなくすとそれらしく・・・・・・。
これらのウェザリングは筆者がいつもやっている3点セットだね。
詳しくは下記の過去記事を参照に・・・・・・。
つや消しを吹いて完成
最後に水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹き付けます。
乾燥後、風防のマスキングを剥がせば完成です。
今回は割りとすんなり出来たね。
以下、完成品のギャラリーだよ。
続いて零戦との比較。
本当は烈風は零戦の後継になる予定だったけど……。
思っていたより大柄というか。
見た目だけで強そうな感じがするね。
エンジンの問題やら震災やら空襲やらで生産が進まず、試作機が8機出来たのみだったようです。
だからこそこうやって模型で・・・・・・。
作ってみた感想のコーナー
主翼と胴体の合わせ目部分に目立つ隙間が出来る。
それ以外は特に問題のない組みやすいキットかな。
単発戦闘機なので部品点数も少なく、直ぐに形になります。
史実では試作どまりでしたが、実戦を想定した架空塗装で遊んでみるのも良さそうです。
どうやら、改訂版の品番FP35では架空マークが付属するようだね。
ファインモールド社のキットは他にも珍しい航空機を幾つか出しているから、気になるところ。
筆者が昔作ったものといえば、帝国陸軍の五式戦闘機でしょうか。
たまたま手前にしまってあったのがありました。
筆者が製作したのは後方視界を改善した水滴形風防装備型。
同社からは他にも胴体と風防が一体になったファストバック型が発売中です。
ただ先に積みとの戦いになりそうだね。
さて、烈風が完成したので今回はここで終わりとしよう。
大日本帝国万歳!
この記事で作っているキットの改訂版