ファインモールド社が限定生産したイタリア軍のメッサーを作ります。
今回は塗装から解説する。
筆者がここまで進めていたようなので。
筆者は最近やけに製作スピードが速くなっていますね。
積むスピードはそれ以上に速いけどね。
塗装作業
ものぐさな筆者は今回も必殺技、簡易マスキングを発動します。
切ったキムワイプを主脚カバーに詰め込むだけです。
昔は基本塗装後に筆塗りしていたけど、なんか面倒になったとか。
各小スペースから塗装開始
一番最初は機内色で風防枠の下塗りを行う。使用塗料はもちろんRLM66ブラックグレー。
ここもいつも通りだね。
機首カバー裏から開口部にはマスキングテープを貼っておくのも忘れずに。
イタリア軍所属の本機は各部に白い帯がありますのでそれを先に塗っておきます。
ガイアノーツのホワイトサフで主翼端表裏と胴体後部を塗装です。
それと、前回のタミヤ製品同様、機首下部は黄色の識別色が塗られている。
ここもホワイトサフで下地を作っておこう。
黄色はやはりMr.カラーのRLM04イエロー。
筆者はドイツ軍機のほかにもイタリア軍機やフィンランド軍機など日本以外の枢軸国軍機でたびたび使っています。
ちょろちょろしか使わないから本ブログ設立前から今まで何回も使っているんだけど、ぜんぜん減らないんだ。
これが最初の一本目だったりする。
本体の塗装を始める
白と黄色をマスキングして機体色を塗ります。
まずはRLM76ライトブルー。
その後はRLM75グレーバイオレット。
例によってモットリングの斑も行う
ちなみに筆者は最初グレーバイオレットよりグレーグリーンを先に塗ろうとしていたんだ。
何かあったんですかね。
詳しくは後述する。
実際モットリングで先にグレーバイオレットを先に塗るようだったので結局前回のタミヤ製品同様の順番になったけど。
さて、次はRLM74グレーグリーンを塗るんだけど、今回は主翼、水平尾翼部分が境界線のはっきり分かれたスプリッター迷彩なんだ。
そのためマスキングが必要になる。
イタリア軍の塗装図は小さくて見づらいので、ここはドイツ軍仕様の塗装図を参考にテープを貼り付けます。
アクシデント テープを貼っていない
ヴァルダ殿!アホな筆者が一部テープを貼り忘れていたせいでバイオレット部分にグリーンの塗料が。
気にするな!(ジュラルの魔王風)
今回は幸いこの後またグレーバイオレットを塗る機会がある。
そのときでまた塗りなおす。
ところで何故ジュラルの魔王風なんでしょうか。
筆者が先日ニコニコで放送されていたチャー研ミュージカルを見たのが原因だと思われる。
専門的なことはともかくそのDVD、筆者は既に予約済みだ。
人を狂わす恐怖の舞台……ジュラル星人の仕業に違いない!
話がそれたので元に戻す。
これ以上該当部分を広げないようにマスキングしなおして、グレーグリーンを吹き付ける。
勿論、モットリングも忘れずに。
不自然な塗りつぶしを行う
本機にはRLMグレーバイオレットとRLM78ライトブルーの不自然な塗りつぶし箇所がある。
場所からしておそらく元々ドイツ軍の国籍マークや所属が描かれていいたものを塗りつぶしているのだと推測できる。
これをエアブラシ塗装する。
まずはスプリッター部分の迷彩のみはがしてしまう。
主翼左に先ほどの失敗箇所が見えますね。
まずは主翼上面の塗りつぶし。
鉄十字が描かれていた部分に吹き付けていく。
ついでに先ほどの失敗箇所の修正も行う。
その後は主翼下部、機体側面、垂直尾翼側面にRLM78ライトブルーですね。
RLM76じゃないぞ。RLM78だ。ここを間違えないように。
この色は主にアフリカ戦線や地中海戦線といった熱帯地域用の塗装に使われた色のようだ。
白っぽいRLM76に対してこちらは少し緑っぽい感じですね。
これでエアブラシ塗装は終わりなのでマスキングを剥がします。
近くで見るとガタガタな部分があるけれどいつも通り無視する。
部分塗装開始
部分塗装は今までの待ち時間でほとんど済ませてしまった。
ので残っている機首内部の塗り分けをしておく。
RLM02グレーをメインに使う。
機首カバーから機体色が少し吹き込んでいたので、それもMr.カラーGXのウィノーブラックを塗って修正します。
そういえばプロペラ接続軸が折れていますね。
アクシデント2 折れたプロペラ軸を直せ
折れた軸はそのまま接着すると強度が不足するので一旦機首側に穴を開けてから軸を差し込んで接着している。
プロペラのはめ込み事自体もきつめだったので軸も少し削って気持ち細くしている。
「穴を開けて軸を差し込んで接着」
筆者がよくガンプラの補修で使うテクニックですね。
今回の戦果
部分塗装済みの小物類を接着して今回は中断にしよう。
急にそれらしくなってきましたね。
ただここまでだとまだドイツ軍機にしか見えないね。
次回はマーキングで一気にイタリア軍機に仕上げよう。
この記事で作っているキット