
筆者が作りかけで長年放置していた、フジミ製の九九艦爆を作っていきましょう。

前回はその組みかけ品をサルベージして、部品チェックを行った。
今回は組み立て再開。

基本的にキットの内容は去年再販された版と同じなんだよね。
一からの組み立てはそっちを参考にしてもらえるといいかな?




- あちら側は一一型と二二型で選択式になっており、二二型で組んだ。今回は一一型専用のキット
- あちら側は昨年の再販に伴い金型の修復が行われているが、今回のはそれ以前のもの
- 折れた部品が複数あり
といった違いがありますな。
その辺りをメインに見ていく形になるかと。

それでは作戦を開始する。
放置の原因


それにしてもなんか傷がすごいことになっているなぁ。

おそらく
- 筆者が400番辺りの紙ヤスリしかかけていない
- サフレス塗装を試した
のが原因ですな。
なので
「目立つ傷が残った&サーフェイサーを吹き付けなかった」
ことになり、塗装面に傷が浮き出た形に。
光沢のシルバー塗装なので、余計に目立ってしまったというやつです。。

ここは後で800番辺りの紙ヤスリをかけて均しておこう。
サフレスなのはモールドが埋まるのが気になり試したのだろう。
実際やってみたところ、筆者には合わなかったみたいだけどね。

航空機模型ですとモールドが埋まるのを嫌って、サーフェイサーを吹かずに塗装をする人がいるようですな。
ただ筆者としてはこの傷チェックができなかったり、マスキング時に塗装面が剥がれることのほうが気になったようで、今はサーフェイサーを吹き付けるパターンに戻ったのだとか。

案の定この後削ったところ、サーフェイサーの層が出てこなかった。
どうも合わせ目接着部分だけピンポイントに塗ったに過ぎなかったようだ。

- サフレス塗装をしたところ、塗装面がガタガタに
- 塗装やり直しが決定
- 面倒になってそのまま放置
……って流れかな?
んで今になって再開していると。
爆弾の組み立て


爆弾パーツは一一型と二二型で同様のものです。
ただエンジン出力の違いか搭載量が異なるので、一一型では60kg爆弾が2発のみとなっていますな。

なんか250kg爆弾の後部フィンがすごいことに。

昨年の金型修復前の製品なので、バリがすさまじく埋まってしまっています。
大まかに切り出した後、削って形にしていきましょう。
棒状の細い部分が多いので、刃の厚いニッパーを使うと部品が破損することがあるので注意ですな。


昨年の金型修復後のランナーはこんな感じ。
爆弾パーツは画像上部のランナーについている。
少々わかりにくいが、バリが軽減されているのがお分かりいただけるだろうか。

遠くからでもきれいな「ロ」の字になっているのはわかるね。


パーティングラインや合わせ目、フィンのバリを取りこんな感じに。
爆弾はこれで準備完了ですな。

どちらかといえば、主翼下の60爆弾投下装置の取り付け穴開けのほうが注意が必要かもしれない。
穴は片側4箇所空いているけど、一一型は左右1個ずつの爆弾装備なので片側2箇所のみの穴開けだ。
プロペラ軸の新造


続いて機首。
過去の筆者はキットのプロペラ軸を使うつもりだったようですな。
なのでプロペラをこのパーツでも後付けできるよう、カウリングは完成直前まで接着しないつもりだったようで。

ここは以前の二二型同様、プロペラ軸の作り直しで対応しよう。
- 1.0mm径真鍮線
- 2.0mm径プラ棒
- 5.0mm径プラ棒
を繋ぎ合わせて軸を新造。
先に軸をセットし、内側から1.0mm厚のプラ板でフタをして外から押し込んだ際に外れないようにする。


カウリング内部はこんな感じに。
本体の内部にも5.0mm径のプラ棒を現物合わせでセット。
これで外からプロペラを押し込んだ際に、プラ板が剥がれないようにします。

この辺りはここの記事の冒頭に貼り付けた、二二型の製作記の3番を参照にしてもらえるといいかな?
今回の戦果


カウリングはそのまま本体と接着。
後は機首下の爆弾投下アームを組みます。
ここは一一型と二二型でまったく異なる形になっている部分ですな。

部品が折れていたので、合わせ目消しの要領で接着と整形をしておこう。
先端側はイモ付けなので、現物合わせでアームが接する部分に凹みをつけておくと接着強度が確保できる。
今回はここまで。
次回は残りの箇所を修復していく予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキットの改訂版

