
筆者が組みかけで放置していた、フジミの九九式艦爆を作っていきましょう。

前回は機首のプロペラ軸を作り直すなどしていた。
今回は残りの箇所を修復し、塗装に入れる状態にしよう。

今回も順調な流れになってきたかな。

ただ修復作業はチマチマしたものですな。
目に見えて進むものではないので、少々モチベーション管理が難しかったり。

組みかけ品を修復しながら進めるのは、一から組み立てるよりも手間がかかるからね。
それでは作戦を再開する。
ピトー管の自作


おそらく航空機模型で最も破損する部品であるピトー管。
筆者が雑な保管をしていたこともあり、今回も折れてしまいました。

ここは手持ちの洋白パイプと真鍮パイプの組み合わせで作り直すついでに強化する。
金属パイプは内径と外径が合えば組み合わせられるんだ。

今回は洋白パイプが内径0.4mmで、真鍮パイプが外径0.4だね。
ぴったり過ぎるとうまく入らないこともあるから、そのときは0.5mm径あたりのピンバイスドリルで差込口を軽く広げておくといいかな。

どうしても切り出した際に切り口が潰れることがありますからね。
このピトー管修復も汎用性が高いので、そのうち独立した記事にしたいところです。
風防塗装のやり直し


お次は風防。
塗装済みみたいだけど、なんかいつものと様子が違うような。

- 風防に機内色の下塗りをせず、そのまま機体色を塗っていた
- 風防は完成直前まで接着しなかった
- マスキングもテープを使わず全てマスキングゾルを使っていた
といったのが、昔の筆者の風防製作の特徴です。
このキットも10年前ぐらいに手をつけていたものなので、その名残が。

- 完成後に窓越しに見える風防内塗り分けが不自然だった
- 風防と本体の間に隙間が発生することがあり、完成直前での修正が難しかった
- ゾルだと直前な塗り分け線がガタガタになりやすかった
などの出来事が気になって、今はやりかたがかわっているけどね。
今回もそれに準じた内容にしよう。


先に機体色を塗ってしまっているので、機内色を上塗りすることはできない。
クリアーパーツなので溶剤に沈めて機体色を落とそうとしても、部品の透明度の影響が出そうだった。
なのでここは風防内側から機内色を筆塗りしてしまおう。
慎重にやれば意外と何とかなる。
窓枠の位置を確認したいのとガタガタな塗り分けが気になったので、ゾルによるマスキングは一度剥がした。

これまたチマチマと・・・・・・。

同じような状態の放置品がまだまだあります。
この内側から筆塗り手法はそれらにも使えそうですな。


後はセメダインのハイグレード模型用接着剤で風防を取り付け、テープでマスキング。
これで組み立て完了ですな。

あっという間に形に。

窓枠の多い機体なので、少々マスキングに手間がかかりますな。
二二型とは異なり風防後部の窓枠が大きめなのが救いですが。

もう1機も進める


さて今回のキットはもう1機同じものが塗装違いで放置されていた。
こちらも進めてしまおう。

さっき組み終わったのはジュラルミン地の横須賀海軍基地所属機。
こっちは明灰白色の赤城搭載機だね。

機体側面に内部の押し出しピン跡によるヒケがあったので、これを処理。
それと操縦席側面に部品の破損によるヒビ割れが発生。
こちらも再接着することで修復しています。

ヒケ部分は瞬間接着剤を盛った状態で放置されていたから、それを削っただけだね。
これは金型修復の2025年再販版でもそのままだったような。

金型修復はバリの軽減が主な目的ですからね。
一方ヒケ部分は内部の長いピンによる部品の厚みが原因ですので……
ヒケ処理に関しては過去記事も参考にしていただけると幸いです。



爆弾投下アームは途中で折れていた&折れた部分を紛失したらしく行方不明に。
探す時間が惜しいので、ここは伸ばしランナーを継ぎ足して紛失した部分を作り直しましょう。


細長い部品だけど、強度とかは大丈夫かな?

機首本体に接着する形にすればなんとかなるだろう。
以前作った二二型キットには一一型用の部品があり余剰になっているので、それを使う案もあった。
残っている部品を引っぺがす手間を考えて、今回は継ぎ足しにしたけどね。

今回の戦果


後は先行した1機目とほぼ同様の展開に。
こちらも組み立て完了ですな。

今回はここまで。
次回はそれぞれの機体を塗り直していこう。

続きは次回!
この記事で作っているキットの改訂版




