ブロンコモデルのオチキスH39軽戦車。
それのロケット砲搭載タイプを作っていきましょう。
前回は砲塔を組んだ。
内部パーツがあらかた揃ったので、今回は残る車体上部を組んでから車内色を塗ってみよう。
車内塗装、ちょっと大変そうな。
インテリアありのキットで組むのが大変と思ったらしく、筆者はいままで放置していたという。
ただ
「組んで→塗って→組んで……」
の手順は航空機模型で散々やっている。
それの拡大版だと考えれば問題ない。
それでは作戦を再開する。
車体上部外装の組み立て
とりあえず車体上部。
細かいパーツは置いといて、内部から組み込む部品をセットしてしまいます。
見た感じ前面の丸いディティールが2つだけですな。
接着しますが……
パーツの座りがイマイチですな。
これであっているのか……。
パーツは左右で違うものみたいだね。
間違えているわけでもなさそうだし、これでいいんじゃない?
以前組んだ車体前面と共に、各ハッチを用意。
余談ですが前面パーツは似たようなものが複数付属します。
間違えないように注意ですな。
似た形の余剰品は別の派生型向けかな。
とりあえず前面バイザー部分だけ接着。
ただ説明書だとこのバイザー、どちらが上なのかわかりにくかった。
筆者はこの向きで接着している。
合っているのか合っていないのか……。
車内の塗装
ここでようやく車内の塗装になる。
筆者が使用したのは……
- 機関室→ガイアノーツのサーフェイサー、エヴォオキサイドレッド
- 戦闘室・砲塔内部→ガイアカラーのインテリアカラー
- エンジン等機器類→水性ホビーカラーのメタルブラック
にした。
キットでは機関室も白い塗装指示だけど、以前のパナール装甲車に合わせて錆止め塗装にした。
フェンダーも一部車内に入り込むので、ここで塗っておく形ですな。
ただ後に判明しますが、筆者がフェンダーの左右を間違えています。
そのためオキサイドレッドとインテリアカラーが前後逆に塗られているという。
その後は細部の塗り分け
筆で細かい機器類を塗っていきます。
車内のシャフト部分、キットだと場面によって金属色の指示だったり白い指示だったり。
白のほうが楽なんだけど、金属色のほうが機器っぽいから塗り分けているよ。
その後はウェザリング。
- タミヤのスミ入れ用ブラウンで車内のスミ入れ
- タミヤエナメルのクロームシルバーで、メタルブラック部分にドライブラシ
- 同カラーのフラットホワイトで、車内全体にドライブラシ
ですな。
この辺りは飛行機模型の手順をそのまま応用している感じ。
そしてフェンダーを接着ですが……
ここで前後の色を間違えて塗ったことが発覚します。
しかも接着剤が指を伝ったのか、跡まで残ることに。
これは塗りなおしだね。
それとこのフェンダー、かなり歪みがひどいというか。
普通のプラ用接着剤だと乾燥するまでに剥がれてくるから、先に瞬間接着剤で点付けしておくといいかも。
一度に接着するんじゃなくて、前後でそれぞれ乾燥もさせて……。
詳しくは次回以降になるんだけど……
先にフェンダーをつけると、後で履帯を取り付けるのにかなり苦労する。
説明書は
「サスペンション→履帯→フェンダー」
の順で取り付ける指示が出ているけど、内部塗装と加工の都合で筆者が無視していた。
ここは説明書の順番に従おう。
フェンダー部分を塗りなおしてこんな感じに。
時間が惜しいので、ここは筆塗りで済ませています。
ほとんど見えなくなるし、これはこれで……。
今回の戦果
ここで車体上部を接着。
前面ハッチとエンジンハッチは接着せずに乗せているだけです。
後者は薄いのと反りがあるのとで浮きそうになりますが。
うーん、ほとんど見えなくなるという。
ハッチを閉めて固定しちゃう人は内部組み立てを省略してもいいかも。
今回はここまで。
次回は放置していた足周りの組み立てになる予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット