ホビーボスより発売されています、タシュ重戦車を作っていきます。
前回は車体を組み立て、全体のパーツが揃った。
今回は塗装とマーキングをしていこう。
筆者の作業速度が相変わらず上がらないよ。
またまた追いつかれそうになっていますな。
何かこの状況を打破するものはないかね・・・・・・。
そろそろ筆者がポチった増援部隊が到着するはずですが・・・・・・。
問題は材料ではなく筆者の作業速度のほうなんだけどね。
とりあえず、今回の作業に入っていこう。
塗装図の確認
こちらがキット付属の塗装図。
ダークイエローのベース色に対してダークグリーンの網目状迷彩が施されていますね。
車番は628号車と622号車が収録されています。
ただしタシュ重戦車は実物が完成していない。
なのでこの塗装図はあくまで参考品。
今回はアレンジしてみたいと思う。
どうなるのかな?
筆者曰く
「積みのトゥラーン中戦車などを参考にしつつ、ドイツ軍車輌とはまた違ったハンガリー軍車輌の3色迷彩を施す」
とのことだ。
とりあえず作業を進めていけばわかりますな。
下地の塗装
まずはプライマーから。
本キットは金属部品を多用しているので、それに対応した下地を吹き付けておく。
今回はクレオスのプライマー入りサーフェイサーを使った。
いつものやつですな。
エンジングリル部分が少々吹きづらいですな・・・・・・。
厚く吹きすぎるとせっかくの網目部分が埋まるので注意だ。
続いて下地部分を。
今回はガイアノーツのサーフェイサー、エヴォブラックを使っている。
これをキット全体に吹き付けて真っ黒に。
なんかクレオスのもあるね。
どうも筆者がここで
「防盾に鋳造表現を行ったほうがいいのでは?」
と思い、急遽この段階で行ったそうです。
クレオスの黒いサフはそれに使ったものですね。
急遽やったからか、いつもよりきめ細かいというか。
鋳造表現については過去記事参照だよ。
足回りはモデルカステンの履帯色。
転輪のゴムリム部分もこれで塗りつぶしてしまう。
ウェザリングをするから多少の斑は気にしない。
この辺りは筆者がいつも行う戦車模型の塗装ですな。
本体色の塗装
ここからは戦車本体の塗装。
キットの塗装図ではダークイエローがベースになっているけど、筆者は
「ハンガリー戦車はグリーンベース」
と思い込んでいる。
なので先にグリーンを塗ろう。
使用したのはMr.カラーの草色。
この色、今は単品売りなんだっけ。
筆者は昔発売されていた「日本陸軍戦車後期迷彩色セット」のものを使っているけど。
単色で終わらせる案もあったけど、今回はさらに迷彩を。
先にダークイエローを塗る。
使用したのはガイアカラーのダークイエロー1。
トゥラーンをはじめ、他のハンガリー軍車輌を参考にしながらそれらしくしていきます。
小さめの雲形を描きつつ・・・・・・。
最後にブラウン。
使用したのはガイアカラーのレッドブラウン。
ここはいつものドイツ軍戦車でも使う色ですな。
本ブログのコアなファンならわかると思うんだけど、今回使った色は以前作ったトルディIIaと同じものを使っているんだ。
そういえばそうだったような。
この辺りは多少好きに選んでもいいかもね。
特にハンガリー軍戦車のグリーンはキットによってどの色を使うのか指示がバラバラだ。
見た感じこのキットの塗装図と同じダークグリーンが多数派っぽいけどね。
今回は草色を使いましたな。
ダークグリーンがドイツ軍の戦車色だからね。
今回は少しだけ色味を変えたり迷彩パターンをそれらしくしてハンガリー戦車らしさを強調してみたんだ。
特にタシュの場合、ドイツ軍色だとそれこそパンターもどき感が出てしまうから・・・・・・。
筆塗りとマーキング
ここから先は筆塗り。
工具類を塗り分ける。
今回は牽引ロープなども黒鉄色で塗り分けている。
今回は手抜き錆をやらないんだ。
比較的新しい・もしくは頻繁に使っているものを装備していると考えてね。
そのままマーキングへ。
キット付属のマークがこちらですな。
これも実物が完成していないので、塗装図のものはあくまで参考。
それらしくアレンジして貼ってみよう。
今回の戦果
今回は砲塔番号は622を選択。
塗装図では国籍マークをエンジンデッキ部分にも貼り付ける指示が出ているけど・・・・・・
ハンガリーなど枢軸国側が制空権を失った大戦後期であることを想定して、今回は貼り付けていない。
車体上部に国籍マークを描くのは基本的に友軍航空隊からの誤射防止目的ですからね。
制空権を失った状態だと逆に的になるという。
車体前部の国籍マークはボックスアートでは描かれていないけど、塗装図では描かれている。
今回は以前作ったトルディに合わせた感じで前面にも貼り付けている。
右側面の国籍マークは塗装図ではロープ留め具と被るので少し前にずらしている。
実物が完成しなかった分、こちら側で好きにアレンジしてしまっているね。
このキットのデカールはやや脆かったかな。
引っ張った際に破れてしまったり、デカール軟化剤で表面が荒れたりしてしまっている。
慎重に扱ったほうがよかったかもしれない。
荒れに関しては完全乾燥したら多少収まったけど。
トルディのときはそうでもなかったのですが・・・・・・。
デカール資材は付属の刷毛を使うのではなく、塗装用の筆に少量とって薄く伸ばして使ったほうがいいかもね。
今回はここまで。
次回はウェザリング作業になるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット