フジミの彩雲11型を作っていきます
前回は組み立てが完了した。
今回は塗装やマーキング作業を行う。
組み立てるのは大変だったけど、ここから先はいつも通りだから大丈夫。
ところがそういうわけにもいかず・・・・・・。
ヒント:剥がれないデカール
下地を塗る
本キットの塗装は5種類。
今回は5番の「第1航空艦隊付属偵察隊」所属機で仕上げる。
塗装図の右下のやつだね。
尾翼付近が緑色で、白い塗装を残さないのが特徴だね。
それとこの機体だけプロペラが赤褐色1色。
他の機体はスピナー部分が銀色になるよ。
まずは下地関係から。
最初に風防に機内色の中島系コクピット色を下塗り。
その後1200番のサーフェイサーを吹き付けてパテ修正箇所などを確認。
問題なかったらまずはカウリングやプロペラから塗っていくよ。
前者はカウリング色。
後者は赤褐色で塗っていくよ。
先に説明したとおり、プロペラはこの5番の塗装だけ赤褐色の1色になるよ。
この状態ですと保安塗装の九七艦攻にも見えますな。
どちらも3人乗りだからね。
本体色を塗る
その後はカウリング部分をマスキング。
完了次第主脚カバーなどに青竹色を塗っていきます。
その後は下面色に備えてマスキング。
カバー部分は吹き付け角度を工夫するのでマスキングは不要。
主脚格納庫部分はテープで縁取り後、キムワイプを埋め込んでマスキングします。
下面色は明灰白色1。
同じ中島製の零戦に合わせて灰緑色も考えたけど、ググッたところでは白色のほうが多く感じたのでこちらにした。
キットによっては銀色下地の指示だったりするのもあるんだよね。
上面色は暗緑色(中島系)。
こちらは中島系の色を使ってみるよ。
三菱系の暗緑色に比べてより黒っぽい感じ。
ホイールはシルバー。
これでエアブラシによる塗装は終了だ。
風防以外のマスキングをはがしてしまおう。
部分塗装
筆でタイヤなどを細かいところを塗り分けていきます。
翼端灯はクリアーパーツ部分をマスキングしていますので、ここは完成直前に塗ります。
代わりに主翼上面にポツポツと同色を塗る場所を仕上げていきます。
ここは見落としそうになるので注意です。
今回の戦果
ここでマーキング。
日の丸は塗装によっては白縁有りのものもあるけど、今回は白縁なしのもの。
だけど赤い日の丸の下に、同じサイズの白丸を貼る指示が出ているよ。
透け防止でしょうか。
詳細は不明。
中古の古いデカールだったからか、水に浸けても台紙からほとんど剥がれず、また薄くてやたらと破れてしまった。
普通には台紙から剥がれてくれないので水に浸けた後、平らな場所でデカールを指で押さえつつグルグル回すように力をかけて何とか剥がしている。
細長い黄色帯なんかはこれでも上手く剥がれず何個かに破れて分割されてしまっているんだけど。
黄色帯、主翼付け根側ではモールドと上手く合わなかったので、モールドに合わせて切れ込みを入れてから、余計なところを剥がしています。
ここも塗装で済ませたほうが良かったかな?
同じ中古品でも以前作ったハセガワのFw190はすんなり剥がれてくれたけど・・・・・・。
今回は一旦ここで中断。
次回仕上げをして完成させよう。
お楽しみに~。
この記事で作っているキットの改訂版