HGUCのヅダ。
それの予備機を作っていきます。
前回はサルベージしてきた作りかけのものを確認した。
今回は作業をしていく。
作りかけの本キットはほとんど整形作業は終了している。
以前組んだ三番機とは異なる武装の組み立てを行い、そのまま塗装まで進んでしまおう。
いきなりすっ飛ばすねぇ。
本体の製作については改造・後ハメ方法など、ほとんど三番機と共通になっています。
詳しくは過去の当該記事を参照に・・・・・・。
14・5年前に購入、適当にいじって放置されていたがようやく再始動だ。
この機会に今度こそ完成させたいところ。
武器の組み立て
まずはヒートホークから。
本キット付属のヒートホークは現在のザク系キットに付属するものとは異なり、やや小ぶりな形状だ。
当時のHGUCザクII系列やザクIと同一のものとなっている。
今の目で見るとちょっと迫力が足りないようにも見えるかな?
ただヅダの場合脚にマウントするから、キット付属の小ぶりなものを使う。
デザインナイフやヤスリを使って刃先だけ削って尖るようにしてみよう。
削るとこんな感じですな。
このヒートホークは刃と本体の間にモールドが無いので、削る際に境界が歪まないように注意ですな。
マウント部分のホルダーも忘れずに整形。
ちなみに劇中のヅダにはホルダーパーツが無く、直に取り付けられているようだね。
近年のザク系キットもホーク本体にピンが存在し、直付けになっているパターンが多い。
メインウェポンのマシンマシンガン。
予備機の場合予備マガジンも装備しているようですな。
各マガジンはパテで埋めましょう。
マシンガン側のはポリパテで埋めていますが、予備のはエポパテとラッカーパテで埋めています。
最初は見えなくなりそうだったから、予備マガジンの裏側は埋めない予定だった。
ただ実際装備してみると、側面スカートが湾曲しているのもあってマガジン裏が見える。
なので急遽埋めることに。
予備マガジンは単純にツライチにするとピン周辺が埋まってしまい、側面スカートから外れやすくなる。
なのでピン周辺を軽く掘り込んでやるといい感じ。
掘り込みに使っているのはハセガワのモデリングチゼルだね。
組み立て完了!
本体は合わせ目などの処理が完了しているので、800番辺りの紙ヤスリで軽く磨き直しているだけ。
特に問題は無かったので、そのまま塗装に入ってしまおう。
折れたバーニアも数が揃っていて大丈夫そうだね。
バーニアもそうですが、筆者が遊び倒して関節がヘタっています。
早く完成させたいですね。
下地系の塗装
まずはクレオスの1000番サーフェイサーを吹きつけ。
この頃の筆者はまだ速乾流し込みを使って合わせ目を消していなかった。
なので合わせ目部分に凹みが無いか確認だ。
乾燥が遅い接着剤だと実はまだ完全乾燥していないときに削ってしまい、後でヒケて凹みができてしまうという。
昔の筆者の作品だと良くあるんだよね。
合わせ目消ししたはずがうっすらと凹みが残っているという。
今は速乾流し込みの接着剤が筆者の主力なのでこういうことはほとんど起こらなくなった。
いい時代になったものだ。
続いてベタ塗り系の塗料を先に塗ってしまいます。
関節や武器はMr.メタルカラー達、グレー部分はガンダムカラーのファントムグレーですな。
ザクのダークグレー部分とか、ジオン系MSにはよくファントムグレーの塗装指示がされているね。
ジオニストはとりあえずこの色を持っておくといいかも。
後は本体色の陰色として、Mr.カラーGXのウィノーブラックを全体に。
ヒートホークも一緒に塗っておこう。
本体色の塗装
本体色は以前三番機でも使用したMr.カラー&旧ガンダムカラーの混色。
確か
つや消しホワイト・コバルトブルー・パープル3
を
2:1:1の割合で混ぜている
パープル3は今生産中止中なんだよね。
ドムの手足に使う紫ですな。
現行のガンダムカラーだとMSパープルがそれに近いかと。
予備機のヅダは迷彩不要。
・・・・・・なんだけど、胸部と腰部には迷彩色を塗る必要がある。
本体と一体成型の場所なので、マスキングして塗り分けてやろう。
ここも以前組んだ三番機同様、ガイアノーツの純色シアンを使っている。
やっぱりちょっと明るいかな?
ヒートホークは適当にその辺にあったガンダムカラー、MSディープグリーンを使っているよ。
ここも今見るとちょっと明るいように見えますな。
もう少し黄色みが強いとそれらしくなりそうです。
今回の戦果
これでエアブラシ塗装は終了。
一旦組み立てて全体図を見るとこんな感じに。
迷彩が無い分、すっきりとした感じだね。
塗り分けの手間が少ないのが利点ですな。
今回はここまで。
次回は細かい塗り分けやらマーキング作業になるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット