ガンプラHGシリーズより、オリジン版のザクI(旧ザク)を作っていきます。
前回は塗装を済ませた。
今回は残りの細かい塗り分けやマーキング、ウェザリングをして完成させよう。
ガンプラは久々の完成かな?
12月のシャア専用ムサイ以来だ。
ガンプラは品薄状態も手伝ってか、順調に筆者の在庫は減っていますな。
筆者の在庫と品薄状態、どっちが先に解消されるかな?
バーニア部分の塗り分け
脚部には一体成型されたバーニアが幾つかあります。
これらは関節の塗装でも使ったMr.メタルカラーのアイアンを筆塗りして塗り分けましょう。
基本塗装と同じラッカー系だから、はみ出したときの修正が難しいね。
変なところに色をつけないように・・・・・・。
スミ入れ作業
今回はシールでマーキングを行うから、先にスミ入れ作業を済ませてしまおう。
部品に負荷がかかった状態でスミ入れをすると浸透して割れやすいので、ばらした状態で薄めた塗料を流し込む。
筆者は今回クレオスのウェザリングカラー、マルチブラックを使っている。
エナメル溶剤よりは割れにくい。
・・・・・・と思いきや、筆者は過去にウェザリングカラーのスミ入れでキットを割っていますな。
いずれにしろ薄めすぎや負荷のかかった部分へのスミ入れは注意です。
ドライブラシ
続いてドライブラシ。
今回はタミヤエナメルのスカイグレイを使用。
キットのエッジ部分に擦り付けていきます。
ドライブラシについては過去記事参照。
青い部分と緑の部分で別の色にしてもいいかもね。
剥げチョロ!
続いて銀の剥げチョロ表現。
タミヤエナメルのクロームシルバーを使って、ぶつかったり擦れたりしそうな場所を中心に施していきます。
筆者は何となくMSVのキットやMS IGLOOのCG見たいなのを目指しているようだね。
- 関節付近の塗装剥がれを隠す
- 宇宙戦なので泥や錆のウェザリングが難しく、それの代替目的
というのもあるのだとか。
シールを貼り付ける
続いてマーキング作業です。
キットにはマーキングシールとホイルシールの2種が付属します。
ホイルシールは塗装やクリアーパーツ化をするので今回は使いません。
HGオリジンシリーズのガンダムデカールは幾つか発売されているけど、2022年2月現在発売されているデカール4種にはこのザクI(デニム/スレンダー機)用のものは収録されていない。
なので今回は全てシールでマーキングを行ってみよう。
貼り付けるとこんな感じに。
例によって余白部分はギリギリまで切り落としているよ。
デニム機とスレンダー機では機番とかの一部マーキングが異なるから注意だね。
今回作るデニム機は101番だよ。
肩アーマーやとかは大きめのシールを曲面に貼ることになる。
そのまま貼ろうとするとシワが寄って汚くなりそうだったので、余白を切り落とす他に並んだ数字をバラバラにして貼り付けたりしている。
水にシールを浸けると一時的に粘着力が落ちるので、位置決めもしやすく・・・・・・。
ウェザリングマスターでワンポイントアクセント
シールを貼り付けたところでもう少しウェザリングをプラスします。
タミヤのウェザリングマスターBセットに含まれるススを、バーニアなど噴射口や武器の銃口に擦りつけてアクセントにします。
専用のスポンジ・筆も付属しているけど、今回筆者は使い古した筆を使用。
アクリル塗料溶剤をわずかに混ぜて前述のドライブラシ感覚で擦りつけているよ。
というか、筆者は付属のスポンジを使い倒してボロボロにしてしまっているだけですけどね。
ちなみにこのスポンジ筆は別売りもされているようです。
ものぐさな筆者が買い換えていないだけで・・・・・・。
そうそう、ここでさっきのスミ入れや剥げチョロ等、足りないと思ったものは少し足しているよ。
胸部左右の凹み部分はタミヤエナメルのフラットブラックで、濃い目のスミ入れを・・・・・・。
ツヤを整えて完成へ・・・・・・
ここまで来たら最後はつや消し。
手元にあったタミヤアクリルのフラットクリヤーをエアブラシで吹き付けている。
表面にサッと吹き付けるだけなので、細かく分解せず関節は乾燥と可動を繰り返しながら塗っていきます。
乾燥後は組み立て。
ここでスコープやモノアイのクリアーパーツを取り付ける。
マシンガンのスコープはWAVEのH・アイズ3の2.2mm径とアルミテープ。
それ以外はダイソーのストーンシールを使っている。
ストーンシールは以前シャア専用ザクとかに使っていたね。
元々携帯電話などのデコレーション用で、表面が角ばっているのがHアイズと違うところかな。
近くで見るとやや角ばりが目立ちますな。
同じ大きさのが多数入っているのがメリットですが。
これでようやくデニム曹長のザクIが完成だ。
以下、ギャラリーとなる。
HG ザクI(オリジン版・デニム機)完成!
続いて上官であるシャアのザクIIと。
赤いシャア専用機との対比が映えますな。
こうなるとスレンダー機も作りたくなるんだけど・・・・・・
2022年2月現在のご時勢だとキットの確保自体が難しいからなぁ。
しばらく後になりそうだね。
筆者の場合他の放置品が多数あるし。
作ってみた感想のコーナー
出来のいいキットだったかな?
可動範囲は申し分ない良キット。
色分けも細かいバーニアやシールで再現する警戒色以外は完璧だ。
筆者は警戒色の塗装で苦戦したから、見ていて難しそうに感じた人はスレンダー機で作るのが良いかもしれないね。
スレンダー機はザクII同様のシールドを装備しているのが特徴ですな。
筆者は元の旧ザクに近いシールドなしのデニム機を選択しましたが。
HGUC版と違ってザクIIと共通の武器が付属するのが特徴だ。
逆に縦型ドラムマガジンの105mmマシンガンとかは付属しない。
この辺りはそれぞれの好みで・・・・・・。
流石に新しいほうのキットだけあって可動範囲ではオリジン版が上回っていますな。
一方HGUC版は2022年2月現在定価1100円と安価なのが長所です。
見た目に関しては・・・・・・各ユーザーの好み次第ですな。
筆者は両者に対して
- オリジン版は多めのモールドが好み
- HGUC版は全体のバランスが好み
とのこと。
オリジン版はモールド多めですからね。
今回筆者は後ハメを多用してあちこちの合わせ目を消しました。
面倒な場合はモールド化してしまうのも良さそうです。
この辺りも作業のしやすさを考えて・・・・・・。
今回はここまでだ。
ザクの日1ヶ月前からの流れだけど、なんか次はザクじゃないのが来そうだね。
ジーク・ジオン!
この記事で作っているキット