ICM社より発売されています、FCM36軽戦車のドイツ軍仕様を作っていきます。
前回は足回りを中心に組んでみた。
今回は履帯をセットしたりしてみよう。
なんか増援部隊が到着したよ。
また積みが増えましたな。
すでに組みかけのキットが多数存在する。
少しスケジュール見直したほうがいいかもね。
もっとも、筆者の場合
「スケジュールを見直す時間で手を動かしたほうが早い」
とか言い出しそうだけど。
「議論している時間がもったいない」
筆者はこのような考えのことを独裁政治的発想と呼んでいますな。
とりあえず、今進めているFCM36はさっさと作ってしまおう。
履帯の組み立て
キット付属の履帯はこちら。
短い半周分の履帯が4本付属します。
これをそれぞれ接着して2本の長い履帯を用意する形となっています。
材質は何なんだろう。
見た感じタミヤとかで見かけるベルト式とは違う材質っぽいけど。
箱には輸入代理店であるハセガワ社のシールが貼られていますが、材質にはPSとしか書いてありませんな。
プラではなく、ゴム系列っぽく見えますが・・・・・・。
とりあえずプラ系列でないことは確か。
プラセメントを塗っても溶けないので、それらの接着剤は使えない。
ただ瞬間接着剤は有効だったので、筆者はアロンアルフアで接着した。
部品自体が小さいので接着に少々難儀しますな。
筆者は爪楊枝で押し付けながら接着しています。
指で押すとはみ出た接着剤がくっつく可能性があるので注意です。
車体上部の準備
履帯をセットする前に車体上部も準備。
一部フェンダー部分が分割されているので、それも一緒に接着してしまおう。
分割部分は合いがあまりよくなかったのでパテも併用する。
ここも相変わらずカクカクした形状をしているね。
一昔前のゲームのポリゴン的な。
筆者は64世代なので、ああいうカクカクには比較的慣れていますな。
足回りの上部は装甲板に覆われた格好になる。
エアブラシの霧が入りにくそうに見えたので、ある程度筆で塗りつぶしてしまおう。
今回は黒が下地になる予定なので、タミヤアクリルのフラットブラックで塗りつぶす。
相変わらず汚いなぁ。
外からほとんど見えないし、後で汚すから大丈夫だ。
履帯と車体上部をセットする
その後は向きに注意しつつ、履帯をセットする。
やや緩めなのでそのままだと浮いてしまうから、瞬間接着剤で上部転輪と接着してしまうとよいだろう。
ただ上部転輪の軸が細くて弱そうだったので、あまり引っ張って負荷をかけないほうが良さそうですな。
装甲板で完全に覆われている都合上、破損したときの修理が難しそうですし。
履帯接着後は上部パーツを接着する。
しかし画像のとおり側面部分が大きく歪んでいる。
うーん、これはひどい。
とりあえず歪んだり反ったりしている部分が多数あるので、テープで固定しながら上下を接着していく。
流し込み式接着剤を使う場合は、テープを接着剤が伝っていかないように注意・・・・・・。
テープで固定してから接着剤を流すと伝っていく可能性が高くなりますな。
先に接着剤を流してからテープで固定するのがよいかと。
筆者の場合、指で押さえている部分に流し込み式接着剤を使って指紋を残す場合が多いけどね。
今回の戦果
その後は接着面の整形。
やはり隙間が出来た部分も多かったので、隙間は逐次パテ類で埋めて削って対処している。
最悪ウェザリング時にダメージ表現をして誤魔化すのもアリだ。
少々時間をとられましたな。
実際は待ち時間にほかの部品を仕上げていた。
今回はここまで。
次回は車体の各部パーツを取り付けるところからになるだろう。
続きは次回!