チェコのブレンガン社より発売されています、DB605搭載のスピットファイアを作っていきます。
前回は箱の中身を確認した。
今回は組立作業に入る。
主翼を貼り合わせたり、コクピットを組み立てていこう。
何か筆者が苦戦するみたいだけど、どんなキットなんだろう。
今回の範囲ではまだそこまで苦戦しませんな。
今回は少し細かい部品が多いぐらいだ。
苦戦するのは次回以降になるかな。
とりあえず、コクピットを組み込まないと先に進めない。
作戦開始といこう。
主翼の貼り合わせ
最初に主翼の貼り合わせ。
……をしたいところですが、先に主脚格納庫内部の部品を接着します。
上手い具合に合わないから、適当に内部の8、9番パーツを削って……。
これらの部品が組み込めましたら、主翼パーツを貼り合わせ。
隙間ができないように、クリップでがっちりくっつけてしまいます。
ついでに機首左の吸気口も接着ですな。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
コクピットの組み立て
続いてコクピットの組み立てとなります。
簡易インジェクションキット特有の曖昧な接着位置指示の他、シートベルト部分がエッチングパーツとして付属します。
かなり細かいので注意ですな。
筆者はどうも細かいエッチングパーツは苦手なんだよね。
普段から使って作っている人はあまり苦戦しなさそうだけど。
この辺り、パーツ番号指示が曖昧になっている。
計器板パーツが同一のものなのに42番・30番と異なった部品番号指示が出ている。
計器板パーツは42番が正しい。
30番パーツは後で使う主脚パーツだ。
とりあえず各部品を組み立て。
塗り分けを考えて、例の計器板の42番パーツは一旦接着せずに進めます。
このキットの部品材質は全体的に固め。
細い部品は整形中に折れやすいので注意だ。
そしてシートベルト。
本体のPE1とPE4はパーツ同士を先に接着。
その後本体に取り付けます。
サイドのPE2とPE3は座席外側に来るほうを先に接着。
乾燥後、内側に曲げて形にします。
接着面積が狭いからなかなか固定出来ないね。
筆者はPE1/4の部品上部が座席上部とうまくくっ付かなくて苦戦したとか。
とりあえず各部品を座席に合わせて曲げるとこんな感じに。
それらしくはなったかな。
普段筆者はエッチング製のシートベルトは使いませんからね。
おそらく今回が初めてかと。
コクピットの塗装
組み立てがすんだらコクピットの塗装を行う。
金属パーツをしようしたので、先にプライマー入りのサーフェイサーを吹いて下地を作る。
完成後触れない場所なので、塗膜の強度はそこまで気にしなくても大丈夫そうですが。
続いて機内色を。
調べたところ、スピットファイアの機内はグリーン系の色のようですな。
他社のキットなんかではMr.カラーの364番、エアクラフトクレイグリーン BS283で指示されていることが多いようですが……
筆者はこの色を持っていませんな。
筆者は普段英軍機をあまり作らないからね。
代わりに手持ちにあったグリーン系の色、フィールドグレイ(2)で塗ってしまう。
基本色を塗ったら、細かいところを筆で塗り分けて……。
黒やら茶色やら赤やら……。
シートベルト部分は塗装指示が出ていませんが、筆者の独断でタミヤアクリルのバフを使い塗り分けています。
今回の戦果
後はスミ入れやらドライブラシ。
このキットは側壁部分も再現されているので、これらのウェザリングで凹凸部分を強調してやるとそれらしくなりますな。
計器板も白でドライブラシすると、機器類が浮かび上がります。
ドライブラシは過去記事参照だよ。
今回はここまで。
次回はコクピットを組み込む辺りから作業を再開しよう。
あれ、いつもなら組み込んで終了するのに。
ちょっと組み込む際に必要な作業が色々立て込んでね。
詳しくは次回だ。
この記事で作っているキット