ガンプラHGシリーズより、戦術実証機のプロトタイプグフを作っていきましょう。
前回は頭部・胴体・武器を組み立てた。
今回は手足を組み立てていこう。
前回はあまり手を加える箇所がなかったね。
今回もかな？
腕部はそこそこ手を加える箇所が多くなる予定です。
一番多く手を加えるのはこの次の回になる予定だけどね。
とにかく、今回の作業を開始しよう。
腕部の組み立て
プロトタイプグフ(戦術実証機)最大の特徴ともいえる腕部。
武装が固定化された前腕部が目を引きますね。
関節類は同シリーズのザクとほぼ同じもの。
可動範囲は良好だ。
ただ手首パーツに目立つ肉抜き穴があるのが気になるところ。
肩パーツの後ハメ化
まずは肩関節から。
肩ブロックとアーマーの接続軸が挟み込み式になっています。
ここは接続部分をCの字状に切り欠いて後ハメ化。
以前作ったシャアザクと同じような感じにします。
ただこれをやると強度が落ちたり関節部分が緩くなったりするんだよね。
無理に後ハメしないで、筆で塗り分けるようにしてもいいかも。
特に肩ブロック側は外から合わせ目がほとんど見えないから、合わせ目を彫りこんでモールド化したほうが楽というか。
説明書の完成見本では肩ブロックは合わせ目を消していなく、モールドとして処理しているみたいだね。
今回は過去の筆者が合わせ目と後ハメ化を既に行っていたので、そちらのパターンで進めてしまいます。
……接続パーツを削りすぎたのか、軸部分が外から見えていますな。
やっぱり後ハメしなくても良かったのかも。
ちなみに緩くなった場合、セロテープを軸に巻いておくと摩擦で多少緩さが改善されるんだ。
スパイクを尖らせる
続いて先端が丸いスパイクが気になったので、これをシャープ化。
これは以前別記事で取り上げましたな。
詳しくはそちらを参照にしてください。
プラ棒を接着して削る、ってやつだよね。
3連装マシンガンを独立化させる。
量産型のグフでは5連装になった左手の3連装マシンガン。
3つとも繋がった状態なので、今回切り離して独立化してみます。
リアル化……
というよりはアホな筆者が接続軸を折ったから、修理ついでに改造してみることに。
2.0mmの接続穴をピンバイスで開け、同径のプラ棒でピンを作る。
真ん中のマシンガンは裏側にある手首との接続軸を潰さないよう、浅めの穴と軸にしておこう。
どうりで真ん中の砲身は最初から接続用の穴がなかったわけだね。
ついでに右腕のヒートロッドのガードパーツもピンを折ってしまたので修理。
こちらは1.0mmの真鍮線を使っています。
手首の肉抜き穴を埋める
最後に手首の肉抜き穴を埋める。
これはタミヤのエポパテを盛って大まかに埋めた後、ラッカーパテ(タミヤパテ)で細かい段差を埋める。
握り手のほうはあまり目立たないので多少雑でも問題ない。
パテを使う人が面倒な人は別売りの手首パーツを使うのもいいかも。
このキットは棒軸接続で一般的なボールジョイント接続じゃないから、改造が必要だけど。
これで腕部の組み立ては終了です。
現時点では一番手をかけた部位かもしれません。
脚部の組み立て
続いて脚部。
グフの試作型ではあるものの、スネ両脇の噴射口がなかったり動力パイプが外付けになっていたりする。
ザクからグフへの過渡期であるのがよくわかる。
ここはMSV版のプロトタイプグフとほとんど変わらないように見える箇所でありますな。
フレーム類は腕同様に大半がオリジン版ザクの流用品です。
動力パイプに手を加えたいところだけど、いったん後回し。
ほかの部分を整形する。
特に改造はせず、単純にゲート跡やパーティングラインを処理するだけだ。
基本的な処理は昔の筆者が作業済みっぽいね。
今回の戦果
いったん全ての部品の整形が済んだので組み立て。
全体像を確認する。
大きく手を加えたのは手首とスパイクぐらいかな？
いつもならこのまま塗装に入るけど……
昔の筆者がガシガシ遊んでいて一度脚の動力パイプを破損している。
なのでこの後は別売りのパイプパーツを使って脚の動力パイプを新造。
またそれに調和させるため胴体や頭部のパイプも作り直したい。
普段あまり改造をしない筆者が珍しいことをしますな。
今回は一度ここで中断。
次回はその動力パイプの新造になる予定だ。
続きは次回！
この記事で作っているキット
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