ドラゴン T-34/76(ドイツ軍仕様) 製作記⑤(完成)

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

ドラゴン社のドイツ軍鹵獲T-34を作っていきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は塗装を行った。

今回はウェザリングやマーキング、冬季迷彩を行って完成させよう。

レーナ
レーナ

なんか急に涼しくなってきたような。

アドルフ
アドルフ

作業時に窓を開けるので、多少涼しいほうが都合がいいですけどね。

ヴァルダ
ヴァルダ

これから涼しいを通り越した冬になるんだけどね。

今回はそんな冬らしい仕上げを施していこう。

 

 

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タミヤエナメルでのウェザリング

アドルフ
アドルフ

手始めにスミ入れ兼ウォッシング。

今回は全体にガイアノーツの埃色、モールド部分にタミヤエナメルのフラットブラウンを使っています。

砲塔側面の視察孔など、穴のような部分はタミヤエナメルのフラットブラックを塗ります。

いずれも乾燥後は溶剤でふき取って……。

レーナ
レーナ

この辺りの詳しいやり方は過去記事参照だよ。

過去記事では1色だけだけど、今回は3色使っているね。

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ヴァルダ
ヴァルダ

新しい試みとして、フラットブラウンで履帯をウォッシングしている。

なんとなくここは茶色系の色だとそれらしくなると思ってね。

アドルフ
アドルフ

続いてドライブラシ。

グリーン系の色に合わせて、タミヤエナメルの明灰緑色を使っています。

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レーナ
レーナ

これも過去記事参照だね。

どうせ上から冬季迷彩を施すし、そこまで神経質にやらなくてもいいかも。

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デカールを貼り付ける

レーナ
レーナ

ここでデカール。

……なんかいつもと違うタイミングだね。

アドルフ
アドルフ

いつもなら貼り付けてからウェザリングですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

この車輌は冬季迷彩の上から国籍マークを描いているように見えた。

なので当初筆者はすべてウェザリングを済ませてから行う予定だったらしい。

ただ今回は冬季迷彩をウェザリングカラーで行うので

「定着力の弱いウェザリングカラーの上にデカールを貼り付けて大丈夫なのだろうか」

と筆者が思い、急遽このタイミングで施すことに。

アドルフ
アドルフ

貼り付けるとこんな感じに。

見た感じグリーンで一度冬季迷彩を塗り潰し、その上から国籍マークを描いていたようですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

砲塔後部は凸凹の上からマークを貼り付けることになる。

マークソフターなどを使っても鉄十時はうまくなじまないので、先にハサミでマークを左右に分割してから貼り付けている。

突起で突き破ったところは後で筆塗りでもしておこう。

レーナ
レーナ

国籍マークの下塗り部分、デカールじゃなくて筆塗りでもよさそう。

錆汚れを施す

アドルフ
アドルフ

更に錆汚れ。

主に排気管や履帯類ですな。

これも過去記事参照で……。

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ヴァルダ
ヴァルダ

工具類は今回控えめの錆にしている。

なので下塗りは省略せず、前回の時点でメタルブラックを塗装済みだ。

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冬季迷彩を施す

アドルフ
アドルフ

ここでいよいよ冬季迷彩ですな。

クレオスのウェザリングカラーのマルチホワイトグランドブラウンを1滴強加えたものを車体に塗っていきます。

なるべく面の中心付近を重点的に塗って、端は下地を残すようにしていきます。

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レーナ
レーナ

久々の冬季迷彩。

AFVで最後にやったのは1月の装甲車のやつだっけ。

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アドルフ
アドルフ

後はエンジンデッキ周りにオイル染みを撒いたり、足回りに雪を付着させたり。

オイル染みはいつものやつですな。

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レーナ
レーナ

雪は情景テスクチャーペイントの雪

残りが少なくなってきたから、そろそろ補充しないと。

 

最後の仕上げ!

アドルフ
アドルフ

最後につや消しクリアーを吹きつけ。

今回は砂埃の変わりに雪っぽさを出すため、ウェザリングマスターBセットのスノーを擦りつけ。

あまり強く擦りつけるとテスクチャーペイントが剥がれるので軽めに。

ヴァルダ
ヴァルダ

そしてクリアーパーツを取り付けて完成だ。

以下、ギャラリー。

 

ドラゴン T-34/76(ドイツ軍仕様) 完成!

レーナ
レーナ

雪国の車輌だけあって、やっぱり冬季迷彩は映えるというか。

アドルフ
アドルフ

ここ最近作った同社系列のT-34と並べてみましょう。

画像の左が1940年型、右がSTZ製の1942年後期生産型ですな。

今回の車輌は明記されていませんが、長砲身の76.2mm砲や2個のライトなどから所謂1941年型だと思われます。

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レーナ
レーナ

1940年型と1941年型の違いは主砲とその根元の駐退器カバーだったよね。

こうやって並ぶと違いがわかりやすいというか。

ヴァルダ
ヴァルダ

1942年後期生産型のSTZのは車体や砲塔の溶接ラインがジグザクのを噛み合わせる組み接ぎ式。

他にも切り欠かれたような砲塔前面左右や、傾斜のついた一枚板の駐退器カバー前面が特徴だ。

現在は1942年型というとナット型砲塔のものを指すことが多いけど、STZは工場が疎開しなかったからかピロシキ砲塔のままだ。

アドルフ
アドルフ

1個だけのライトや鋳造製の角が丸い操縦手ハッチ。

これらは現在では1941年戦時簡易型を指すことが多いようですな。

 

作ってみた感想のコーナー

レーナ
レーナ

基本的に以前の1940年型とあまり変わらないような。

ヴァルダ
ヴァルダ

やはり単純な部品構成は1940年型など他のドラゴン社T-34と変わらない感じだ。

さすがに問題のあったSTZの車体とは違うのでそこはだいぶ組みやすかった。

ただマジックトラックではないので、人によっては履帯の切り出しが少々手間に感じたりするかもね。

後は追加装備がほとんどイモ付けなところとか。

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アドルフ
アドルフ

形式違い等、この辺りはお好みで選べば良いかと。

筆者はドイツ軍びいきなのでこのキットで大満足なようです。

レーナ
レーナ

そのわりには結構な期間放置していたような。

ヴァルダ
ヴァルダ

2022年9月現在だとあまり市場に流通していないようなので入手製に難ありかな。

中古品店を探し回ることになるだろう。

アドルフ
アドルフ

ここ最近の世界情勢や経済状況もあってか、今再販したら大幅に値上がりしていそうですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回は久々に航空機でも紹介する予定だ。

レーナ
レーナ

次回も、お楽しみに~。

この記事で作っているキット

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