模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は苦労の末、ドラゴン社のドルニエDo335プファイルが完成しましたな。
今回は……。
難しいキットで筆者がすっかり消耗してしまった。
なので簡単そうなキットを作っていく。
仮組み放置品からガンプラのHG製品を紹介しよう。
ザクの日が近いし、ザクかな?
近すぎて間に合いませんよ。
今回のお題 HG モビルジン(ミゲル・アイマン専用機)
今回作るのはこちら。
ガンプラHGシリーズより
モビルジン(ミゲル・アイマン専用機)
だ。
ザクじゃないけどザク的な。
ジンシリーズ、ここで作るのは3つ目だね。
筆者の手持ちにあるジンシリーズはこれで最後とのことです。
このキットはSEED MSV HGシリーズ第2弾として2004年5月に発売。
2023年3月現在、定価は税込み1100円。
とはいったものの、内容は原型であるモビルジン(2003年4月発売)とほぼ同じ。
オレンジの成型色と後述するシールが付属するのが主な相違点ですな。
この時期(2000年代)って成型色変更品が非常に多かったような。
「塗装をしなくても楽しめる」
っていうのを前面に押し出すためかな?
2023年現在でしたら限定販売品になっている可能性が高いですな。
仮組み品簡易レビュー
まずは前後から。
形自体はノーマルのジンとほぼ同様。
オレンジの成型色が目を引く。
頭部アップ。
モノアイは固定式。
黒いシールとピンクのモノアイシールを貼り付けることで再現する。
以前作ったジンシリーズでは可動化改造を施していたよね。
筆者は今回も改造を加えるのかな?
可動範囲はこんな感じ。
肩関節は単純な棒軸関節。
股関節は一昔前のボールジョイント式だ。
ヒジは90度弱曲がる単純構造。
肩があまり上がらないように見えますな。
ヒザもシンプル構造の関節だけど……
その割には可動範囲が広いね。
ヒザ立ちも余裕。
こちらは付属シール。
右のモノアイなどのホイルシールはノーマルジンと共通。
左のマーキングシールはこのキットオリジナルのものだ。
なんかドクロマークがいい感じ。
このマークはミゲルを演じたT.M.Revolutionの西川貴教氏がデザインしたようですな。
ちなみに「DEFRÖCK」というのも、同氏監修のアパレルブランド名が由来だとか。
ガンダムSEED界での「DEFRÖCK」とは、ミゲルが様々な人々を集めて個人的に作っていたチームの名前となっている。
武器などオプション類。
手に装備する付属武器は
- 76mm重突撃銃
- 重斬刀
手首は
- 右銃持ち手
- 右握り手
- 左握り手
となっている。
手持ち武器以外では脚部の誘導弾発射筒があるね。
重斬刀はオレンジ1色。
ここは塗り分けたいところだね。
オレンジ色のランナーに含まれていたのが原因ですな。
元になったノーマルジンはグレーの機体色だったので問題なかったのですが……
それ以外のジン達は機体色が異なるので流用のたびにこんなことに。
腰部には取り付け穴があり、武器にある突起をはめ込むことで装着できる。
両方とも装着できるので、両手を空けた状態にもできる。
空いた手に別の武器を……っていうのもできそうだね。
まずは76mm重突撃銃。
キットとしては通常のジンが装備しているものと同一。
設定では機体同様、精度が高いものが選ばれているようだ。
このミゲル専用ジンも精度のいい部品を使ったものという設定だそうですな。
重斬刀。
やはりオレンジ1色なのが気になるところ。
実際はグレーと赤の柄に白い刀身だ。
手も開いた手がほしいところだね。
2000年代前半のHGキットはHGUC含め開いた手が貴重品ですな。
なかなかお目にかかれないという。
2023年現在では珍しくないけどね。
仮に他キットからの流用を考えるならザクウォーリア系がもっとも手軽で似たような形だろう。
脚の誘導弾発射筒。
ザクでいうフットミサイルだ。
3つの弾頭は一体成型されている。
使い捨てのはずなのに、弾頭部分もパーソナルマークの緑色に。
通常のジンでは弾頭はオレンジ色。
ここを量産型と同じにするとオレンジ1色の機体と被るので、緑色でよいかと。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から作業に入る。
気になるところとしては
- 固定式のモノアイ
- オレンジ1色の重斬刀
- 挟み込み式の肩アーマーや胸部
といったところかな?
今までのジンシリーズでもそれらに改造を施してきましたな。
今回も同じような流れになるかと。
詳しいことは実際に作り出してからにする。
それでは今回はここまで。
続きは次回!
この記事で紹介しているキット