エアロチーム フィーゼラーFi156シュトルヒ(グラン・サッソ襲撃) 製作記③

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

エアロチーム(AERO TEAM)より発売されています、フィーゼラーFi156シュトルヒを作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回はコクピット周りを組んだ。

今回は残りの部品を組んで、全体の組立作業を終える。

レーナ
レーナ

なんか作業が難航しているっぽいね。

アドルフ
アドルフ

少々組みにくいポイントに来たようです。

筆者がチマチマ進めていますが。

ヴァルダ
ヴァルダ

合間合間に別のキットにも手をつけている。

ただなんとかシュトルヒを連続で紹介できそうだ。

それでは作戦を再開しよう。

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各部品の整形

アドルフ
アドルフ

とりあえず乾燥待ちに整形しておいた部品を。

支柱類が多いので、折らないように注意です。

レーナ
レーナ

右側にはランナー付きのパーツが集まっているね。

ヴァルダ
ヴァルダ

このキットは一部部品を選択するんだ。

詳しくは後述。

アドルフ
アドルフ

とりあえずまずは尾翼周りから。

ここは部品選択が最も多い箇所ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

水平尾翼が2種類と、尾部の降着装置が選択式だ。

降着装置は尾脚(ソリ)と尾輪(タイヤ)

グラン・サッソ襲撃に使われた機体は実機画像を見たところ2本の支柱が見えた。

なのでタイヤと判断し、そちらを選択している。

水平尾翼は正直違いがわからなかった。

キットでは降着装置とセットになって選択式になっているので、それに合わせたものに。

レーナ
レーナ

ソリと一緒のランナーに入っているのは機銃かな?

ヴァルダ
ヴァルダ

こちらについても後述だ。

アドルフ
アドルフ

プロペラは単純に差し込むだけ。

そのままでは抜けてしまう上、軸が長くて本体パーツに干渉しますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

このキットのパーツはフランスのエレール製品っぽいようだけど……

どうやらオリジナルの製品では焼き止め指示があるらしい。

なので今回はそれに準じてプロペラ軸を焼き止めしている。

これで軸が短くなる上、抜け落ちなくなる。

レーナ
レーナ

プラパーツの焼き止めは糸を引いたりするから、綺麗にやるのが難しいけど。

軸の焼きつぶした部分が内部で干渉したりもするから、抜け落ちない程度に細く削り直したり。

風防の組み立て

アドルフ
アドルフ

このキットの最大の難所と思われる風防。

各面を1枚ずつ合わせて形にしますが、あまり合いが良くありませんな。

ヴァルダ
ヴァルダ

まず風防は上面が2種類ある。

機銃座のある一段高いものと、それがない背の低いもの。

グラン・サッソ襲撃に使われた機体は一段高く見えたので、前者を使った。

ただ機銃自体は装備していないように見えたので、機銃パーツは取り付けず。

レーナ
レーナ

クリアーパーツ同士の接着。

筆者が苦手な部類だね。

あんまり強度を出せないというか。

ヴァルダ
ヴァルダ

強度と作業中の微調整を両立させるため、今回は流し込み速乾の接着剤で各部を合わせた。

透明部分に流れてしまうと台無しになるので、注意しつつ……。

アドルフ
アドルフ

1つの風防にしたら本体に接着。

ここはいつものセメダインで接着ですな。

相変わらず、隙間が激しいですが。

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ヴァルダ
ヴァルダ

パーツの角が丸まっているからか、クリアーパーツ同士を合わせた際に隙間ができる。

これらには溶きパテ(500番のサーフェイサー)を練りこんで埋めている。

正直本体との合わせ目部分にも隙間ができているけど、あんまりここを突っついていても先に進まないので適当に済ませる。

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レーナ
レーナ

今回の機体って、風防上面に主翼がくっつく感じなんだよね。

だから風防を組み終わらないと先に進めないという。

ヴァルダ
ヴァルダ

主翼で思い出した。

このキットの上面にある風防の主翼取り付け部分。

ここは押し出しピン跡で大きく出っ張っている。

そのままでは主翼が入らないので、削っておくといいだろう。

アドルフ
アドルフ

筆者はこの後削っていますが……

風防を組む前に削ったほうが楽そうですが。

主翼の組み立て

アドルフ
アドルフ

続いて主翼。

ここもいくつか手を加えていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここは主に

  • 主翼前面の前縁スラットに取り付け穴がないため、主翼側のピンを一度接着して位置を確認、ピンバイスで凹みをつけてから再接着
  • 翼端灯部分は切り欠きがあるだけで再現されていないので、クリアーランナーを接着して再現

といった感じ。

レーナ
レーナ

スラットの支柱部分に色違いなところが。

アドルフ
アドルフ

筆者が整形作業中に折ってしまったので、伸ばしランナーで作り直したそうです。

いつもの「伸ばしランナーを極細プラ棒の代用にする」というやつです。

支柱を取り付ける

アドルフ
アドルフ

主翼を取り付け後は、各支柱を合わせていきます。

説明書では不鮮明な箇所がいくつかある(特に脚部分)ので、それは実物の画像や他キットを参考にしつつ……。

ヴァルダ
ヴァルダ

流し込み速乾の接着剤で接着はしつつも、固着はさせずに微調整できる状態で合わせていく。

位置が決まったら再度流し込み速乾を使って固定する。

レーナ
レーナ

支柱は取り付け穴のある場所とイモ付け箇所が混ざっている感じ。

どうしても穴とずれる場所は、穴を細切れの伸ばしランナーで埋めたり。

アドルフ
アドルフ

機首下部にある排気管もここで接着。

ピンバイスで取り付け用の凹みをつけたり、排気口部分を再現していますな。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

風防のマスキングを行い、組み立て完了とします。

今気づきましたが、翼端灯がまだマスキングできていませんな。

ヴァルダ
ヴァルダ

この後やっておこう。

今回はここで中断。

次回は塗装作業に入る予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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