
イタレリのJu86爆撃機を作っていきましょう。

前回は組み立てを終了させた。
今回は塗装とマーキングになる。

なんか面白いことない?

ありませんな。
筆者が眠そうな顔でPCの前に座っているぐらいです。

いつものことじゃん。

早く本日の記事を更新させよう。
それでは作戦を再開する。
塗装図の確認


このキットに収録された塗装図はこちら。
基本の塗装は共通で、細かい塗り分けがマーキングによって異なりますな。
マーキングは大戦前のドイツ空軍機が2種類と、スペイン内戦に参加したコンドル軍団所属機が1種類となっています。

ドイツ空軍機は機首とスピナー先端が黄色くなっていて、尾翼の党旗部分を塗り分ける必要があるみたいだね。
コンドル軍団仕様は主翼先端や尾翼のマーク下地を白くする必要があるという。

キットは訳あって2セットある。
とりあえず今回はコンドル軍団仕様で塗ってみよう。
下塗り


まずは下塗り。
- 風防周りの下塗り→Mr.カラーのRLM02グレー
- 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー1000
- 主脚周り→Mr.カラーのRLM02グレー(二回目)
- 尾翼や主翼先端の白い部分→Mr.カラーのグランプリホワイト
- タイヤ→Mr.カラーGXのウイノーブラック
と塗っていきます

なんか左エンジン側面がガタガタのような。

思ったより合わせ目部分で段差ができていたようです。
接着済みなので、この段階での整形作業もなかなか難しかったり。
特に内側の、胴体寄りの箇所は狭い隙間になっているので非常に整形が難しいですな。

後続の2機目はまだ主翼と胴体を合わせていない。
この経験をそちらに生かそう。
下面の塗装


続いて本体色に。
まずは下面。
水性ホビーカラーのRLM65ライトブルーを吹き付けています。

ここは水性ホビーカラーなんだ。

エアブラシ吹きの練習だ。
厚吹きすると乾燥に時間がかかるので、薄く吹いて乾かすのを繰り返そう。
上面色の塗装


今回はRLM61(ブラウン)、62(グリーン)、63(グレー)の大戦前のドイツ機でよく見かけるカラーリングですな。
とりあえずグレー部分から。
先ほども使用した、Mr.カラーのRLM02グレーで済ませてしまいましょう。

グレーの面積は狭い。
なので必要な箇所だけ塗って、全体は塗らずに済ませる。
残り塗料も少なくなってきたので……。


続いてグリーン部分。
ここはMr.カラーの濃松葉色ですな。

というか以前のE型とまったく同じ色だね。

どうも迷彩のパターンが異なるぐらいですな。


最後にブラウン。
これはMr.カラーのマホガニーで仕上げてしまいます。

ここも以前のE型と同じ。
……というかJu87AとかHe111でも使っていたね。

用意するのが億劫だからか、筆者はいつも調色せずにビンそのままの塗料を使っていますな。

すぐに後続の2機目が控えている。
そちらに使い回せるよう、マスキングテープは剥がした後ビニール袋にでも貼り付けて取っておこう。
細かい塗り分け


テープを剥がした後は細部の塗り分け。
プロペラはキットだと黒での指示ですが、今回はRLM70ブラックグリーンで塗ってしまいましょう。

なんとなく全体像が見えてきた感じに。
マーキング


付属のデカールはこちら。
古いものなので、少し紙っぽくてガサガサした質感ですな。
垂直尾翼の鉤十字は例によって付属しませんが、今回はそれがいらないコンドル軍団仕様なのでそこまで気になりません。

ご丁寧にもマーキングごとに区画分け印刷されているんだよね。
コンドル軍団のは一番上の区画だよ。
今回の戦果


貼りつけるとこんな感じに。
垂直尾翼の×マークは内側からも貼りつけますが、サイズがオーバースケールのようです。
一度片側を貼りつけて乾燥させてから余分な箇所を切り取り、その後もう片側も貼りつけて同様に切り取るとよいかと。

単純な形だから×マーク含めて塗装で済ませてもよかったかも。

他のマークは数が少ないのが幸いだ。
デカールも古そうに見えたが、台紙からスムーズに剥がれてくれたので問題なし。
今回はここで中断。
次回は仕上げを行い完成に持ち込もう。

続きは次回!