ソミュアS35戦車の続きと行きましょう。
今回はウェザリング作業を行っていく。
最近また筆者の更新速度が落ちていますな。
裏で別のキットを同時進行しているんだ。
ここは戦力を集中してソミュアを先に片付けてしまいましょう。
うむ。
ウェザリング作業開始
筆者の伝家の宝刀 バフウォッシング
手始めに筆者の定番を。
タミヤエナメルのバフを溶剤で薄めたものを塗布。
そして拭き取ります。
簡単に、なおかつそれらしく埃を被ったように見せることが出来る。
ジャーマングレーの車体にアース系のカラーが栄える。
なんか色々やっていて説明が難しいですな。
エッジ部分にはタミヤエナメルのニュートラルグレーを擦り付けてドライブラシ。
同色はこすり付けるだけでなく、各装甲の角などに置くようにもしています。
置いたグレーを残すようにクレオスのウェザリングカラー、グランドブラウンを内側に塗る、二重チッピングも。
ところどころ見えるオレンジ色はクレオスのウェザリングライナーによるもの。
……正直ごちゃごちゃしてわかりにくいねぇ。
ここは過去のキットでも行っているのでそちらも参考に……。
黒い雨だれはクレオスのウェザリングライナー。
ただ鋳造表現で書き込んだ部分まで凸凹しているからちょっと不自然にも見えるね。
足回りの泥汚れを施す
広い装甲板によって足回りの側面が目立つのがソミュアS35の特徴。
ウェザリングの見せ場ともいえますね。
とりあえず、クレオスのウェザリングカラー、グレイッシュブラウンで泥汚れっぽく色をつけていく。
こんどはその上から乾いた砂色、サンディウォッシュを塗ります。
厳密には塗るというより跳ねつける。
スプラッシングという技法だ。
筆に塗料を含ませた後、それを弾いて乗せる。
そして立体的な泥汚れをウェザリングペーストで再現。
使用色はマッドブラウン。暗い色で湿った泥っぽく見えます。
転輪や起動輪の履帯が噛み合う部分には塗らないように。
あとで上手く噛み合わなくなる。
その他のウェザリング
車載工具や排気管にはウェザリングカラーのステインブラウンやラストオレンジでサビ汚れ。
エンジンデッキ周辺にはタミヤエナメルのフラットブラックとクリアーオレンジを混色したものを撒き散らしてオイル汚れを表現。
……いつもこの辺りになると筆者は投げやりになってくるんだよね。
早く完成させたくなる&手が汚れるのが気になるそうです。
ここまできてこんな感じに。
履帯は破損を懸念してこの後粉物を使ってウェザリングする。
つや消しとウェザリングマスター
最後につや消しをして完成
……ではなくざらついた表面にタミヤのウェザリングマスターを擦り付けていきます。
使用したのはサンド系の色が収録されたAセット。
このウェザリングマスター、アクリル系溶剤で溶いてやるとウェザリングカラーのような間隔で使うことも出来る。
履帯は溶いたウェザリングマスターでウォッシング&乾いた同色をこすり付けています。
そのままでは作業しにくいので、筆者はマスキングテープを貼り付けた割り箸に履帯を貼り付けて作業をしています。
ソミュアS35 第3SS師団トーテンコップ仕様完成
全ての工程が終了したので履帯をつけて完成。
ただ最後の最後で履帯が千切れまくって苦労します。
多少余裕のある長さで作ったほうが良さそうです。
せっかくの可動履帯だけど最悪接着固定してしまうのも手だね。
以下、ギャラリー。
ドイツ軍のS35は大半がキューポラにハッチを増設する改造を施しているけど、それがない個体も存在する。
不鮮明な写真もあるけど、キューポラ頭頂部が丸くなっているか平らになっているかシルエットだけでも判断できる。
今気付いたけど、アホな筆者が車体前面の左フックを上げている状態で写真を撮ってしまっているね。
その他関連車輌との比較です。
作ってみた感想コーナー
さすがタミヤ製だけあって部品の合いなんかは特に問題がないように思えます。
ただし、連結履帯は最初こそパチパチ楽しいですがあんまり脱着を繰り返すとピンが磨耗して装着に苦労するので注意です。
そしてもう一つの主役であるスターデカールズのマーク。
デカールとしてはかなり厚めなのでデカール軟化剤は必須。
厚さで段差も目立つので余白部分もなるべく落としておきたいとこかな。
そういえば、今回のソミュアS35は新品から組み上げましたが、筆者は発売直後に購入したものがあるんですよね?
それなんだけど……。
筆者がしまっちゃうおじさんしていたのを掘り出してきた。
そこまでは良かったものの、アホな筆者がクリアーパーツを一部紛失していたため、結局今回合わせて組み立てることは出来なかった。
これは強制収容所行きの案件ですな。
正直生産を一旦ストップして部屋の片付けをしたほうがいいかもしれないね。
そのソミュア以外にも幾つかパーツを紛失したのが原因で止まっているキットがある。
ただ片付けるためには生産して箱を潰さないと……。
とかなんとか言って筆者は後回しにします。
どうなるのやら。
とりあえず今回はここまでで。
この記事で作っているキット
この記事で作っているキットに使用した改造パーツ
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