
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回は筆者が衝動買いした、タミヤのシュビムワーゲンが完成しましたな。
今回は……。

筆者が以前作りかけのタミヤ製III号突撃砲B型をサルベージしたけど、その際に同じ箱にもう一つ組みかけのAFVキットが入っていたのを見つけた。
紹介の目処が立ったので今回はそれを紹介し、途中まで進める。

あっちは1回で完成まで持ち込んだけど、今回はそうじゃないんだ。

今回は兵士やら追加の塗装があるのでね。
もう少し時間がかかるんだ。
タミヤ マルダーIII 7.62cm Pak36(r)搭載型


今回作るのはこちら。
1/35スケールのタミヤミリタリーミニチュアシリーズより
マルダーIII 7.62cm Pak36(r)搭載型だ。
5年前に組んだものと同じキットとなる。
商品名は「マーダー」と英語読みだけど、ここではマルダーに統一する。
今回のは組みかけ品なので、キット詳細は下記の1輌目のキットを参考にして欲しい。

もう5年も前か。
懐かしいなぁ。

このキットは塗装パターンが豊富に用意されています。
複数個購入しても良さそうですな。

……この前サルベージしたIII突もそうだったけど、これも5年前の同じキットを組んでいるときには既に筆者の積み山にいたんだっけ。

間違いなくいましたな。
あちら同様、組みかけ品は紹介しづらいので新品を先に通したわけですが。

今回のキットはIII突同様、車体の基本塗装が終了したところで止まっている。
兵士の塗装はまだなので、まずはそこから再会しよう。
移籍してきた兵士を塗る


……まずは兵士の塗装なんだけど、なんか1輌目のキットに付属したものと違うような。

今回の兵士はマルダーIII付属のキットではなく、これまた以前組んだタミヤのヴェスペに付属したものとなっている。
冬季装備の兵士なので、通常迷彩しか収録されていないヴェスペよりもマルダーの方が似合うと思ってね。

ちなみに2026年2月現在、タミヤのヴェスペは2種類存在します。
今回の冬季装備兵士はMM200番の通常版に付属。
もう1種類はそれを小リニューアルしたMM358番、イタリア戦線版ですな。
こちらは通常装備の兵士4人に差し替えられています。

2026年現在はMM200の方をあまり見かけないよね。
マーキングの少ない車輌ばかり収録したキットだったみたいだし、イタリア戦線版のでも十分代用できそうだけど。

イタリア戦線版は兵士やマーキングだけでなく、履帯が組み立て式に変更されていましたな。
またMM200では起動輪の歯の枚数が数え間違えていたのか実物と異なっていましたが、イタリア戦線版では新規パーツで修正されていたりも。


ちなみにこちらが本来マルダーIIIに付属する兵士。
通常装備の自走砲兵二人で片方は指差し、もう片方は砲弾を抱えた姿となっている。
もちろん別の自走砲キットなどと組み合わせてもお似合いだ。
下地を塗る


というわけでまずは下地から。
今回は
- 全体の下地→Mr.マホガニーサーフェイサー1000
- 顔の下地→ガイアカラーのノーツフレッシュ・ピンク
と塗っていきます。

今回は手袋着用の冬季装備だから手は肌の色にする必要はないみたいだね。
筆者の場合、素手なのに手を塗り忘れるパターンの方が多いけど。

というより今回の兵士たちは2人分4本の腕がありますが、1本を除いて全部ポケットに突っ込んでしまっているという。
顔の塗装


まずは顔をタミヤのエナメル塗料で塗り分けます。
- 白目→フラットホワイト
- 瞳→ライトブルー
- アイライン→フラットブラック
ですな。
極狭面積に色を置いているのでアイラインがこち亀の両津の眉毛みたいになっていますが、現時点では気にせずに……。

いきなり書くのは難しいので、広めに塗ってから後で溶剤を使い落とすイメージだ。
この辺りは過去記事でも触れているので、それも参考にしてほしい。
今回は久々に細かく取り上げるけどね。


その後は顔の塗装。
フラットブラウン・ピンク・フレッシュ・フラットホワイトの4色を混ぜたものを塗って、先ほどの目元周りの余計な色を馴染ませつつ塗っていきます。

まずはブラウンを多めに混ぜたシャドー色を奥まったところに置き、その後ピンクとフレッシュを多めに混ぜた基本色を平面に置く。
最後にホワイトを多めに混ぜたハイライトを、鼻の先やアゴ先などの出っ張った部分中心に置いていく。
色同士の境界はそれぞれの色を混ぜて馴染ませよう。

エナメル塗料は乾燥後も当該溶剤で溶けるからね。
うまく馴染ませてグラデーションを……。
服の塗装


続いて服の塗装を。
ここからは主にタミヤアクリルや水性ホビーカラーなど、アクリル系塗料の出番ですな。
ドイツ軍兵士の軍服はフィールドグレイなので、タミヤアクリルの同色で塗ってしまいます。

その前に奥まった位置にある、右側の兵士の首下を塗ってしまうといいだろう。
キット指定はタミヤアクリルのRLMグレイだが、筆者の手持ちにないので水性ホビーカラーのRLM02グレーで代用した。


最後にスミ入れとドライブラシでシャドーとハイライトをつけます。
スミ入れにはタミヤエナメルのオリーブグリーンを。
ドライブラシには明灰緑色を使用しています。

これで兵士は完了かな。
……せっかく塗った目に、肌の色が流れ込んで溶けかかっているような。

筆者の塗る兵士は白目の面積が広すぎるように感じてね。
今回は目の面積を狭くすることを試みた。
暗色が流れ込んでいるが、これはこれで表情が歪んで冷えている感じにも見える。

目元を暗色で塗り潰して劇画調にしても面白そうですな。
車輌の細部塗り分け・マーキング


兵士の塗装はこれで終了。
車輌のほうに移ります。
このキットは基本塗装まで済ませたところで放置されていました。
詳しい組み立てなんかは過去に組んだ同キットの1輌目を参考にしていただければ幸いです。

工具とか内部の装備とか……
オープントップの車輌は内装が見えるのが模型映えポイントだね。


ここで筆者が新たな試みを。
部分塗装が終わったところで、Mr.スーパークリアーを吹き付けて光沢にしています。

あれ、こういうのはデカールを貼った後の方がデカール保護もできていいんじゃないの?

どうも最近筆者はデカール貼りがうまくいかなくなってきたようでね。
シルバリング防止のため、先にキット表面を光沢にすることで対策を試みるようだ。

シルバリング(デカールの透明部分が白っぽくなる現象)はデカールと貼り付け面の間に空気が入ることで白っぽく見えるわけですからね。
光沢面(キット表面に凹凸がない状態)なら、それが軽減できる可能性が高いと。
今回の戦果


デカールを貼り付け。
使いかけのデカールを複数保有したくなかったので、以前のマルダーIIIで使用したデカールを使い、今回のマルダーIIIに付いてきたデカールは手付かずで保管しましょう。

んで光沢面にした成果は……。

あまり効果がなかったですな。
おそらく光沢面というよりは、デカールの糊の方の問題かと。
手持ちのデカール資材を使うことで、ある程度改善できましたが。

筆者はタミヤのデカール糊を使っているけど、これも経年劣化で弱ってきているのかもしれない。
今回は代わりにハイキューパーツのデカールフィクサーを使った。
引っかかりやすい大判デカールを滑らせるのが主な役割だけど、この製品はデカール糊が含まれているようなのでそれの足しもできる。

説明を見たところ、軟化剤は含まれていないようだね。
凸凹面に貼るなら別途クレオスのマークソフターや、タミヤのマークフィットとかを使わないと。

長くなりそうなので今回はここで中断。
今回の車輌は冬季迷彩が施されていたようなので、次回はそれを施してみよう。

続きは次回!
この記事で作っているキット
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