
台湾のAFVクラブから発売されています、M10戦車駆逐車を作っていきましょう。

前回は車体上部外装を組んだり、内装を塗った。
今回は履帯を組んだり、車体上部の部品を取り付けていく。

また少し時間がかかったような。

このキット、ちょくちょく合いが悪かったりする箇所が発生しましてね。
前々回のサスペンションもそうでしたが、今回もまた迷う場所がいくつか。

詳しくは後述。
それでは作戦を再開する。
履帯の組み立て


まずは履帯から。
本キットの履帯はT49型履帯。
M4シャーマン系列共通の履帯で、実物ですと全金属製の履帯ですな。
本キットでは軟質素材のベルト式履帯となっています。

説明書では接着可能な指示が出ているけど、筆者がリモネンのタミヤセメントで接着しようとしたらうまくくっつかなかったみたい。
なのでここは瞬間接着剤で。


足周りに仮留め。
ややキツめですが何とか収まりました。
このキットは指示通りに組んでいますと起動輪などが外せないので、履帯の着脱に苦労しますな。

横から無理やり押し込む形になるんだよね。
誘導輪の軸が折れたり、履帯の接着部分が千切れたりしないか心配なんだけど。

このキットは履帯がややキツめなのと、誘導輪アームが非可動なのと、そのままだと車輪が着脱負荷な構造の3つの要素が重なっている。
なんらかの改善の手を加えたほうがよかったのかもしれない。

誘導輪アームの可動化は大変そうだから、車輪を着脱可能にするか履帯を別売りのものに換えるかするのが現実的かな。
実車の写真とかを見るとT49以外の履帯を装着している例もあるし、M4系列の履帯ならなんでも似合いそうだね。
車体ボルト部分の取り付け


続いて車体各部に設けられたボルトの取り付けボスを接着していきましょう。
基部とボルト本体の2パーツで構成されていますな。

あー、これは細かくて面倒そうな。

基部側の部品はぴったりの個数しか用意されていないので、紛失注意だ。
この基部の上からグローサーのラックパーツを取り付けるため、ボルトの方はその分使用数が少なくなるけどね。

この取り付けボス、本来は増加装甲を取り付けるためのもののようですな。
あまり使われなかったのか、生産末期では省略されていたのだとか。


取り付けボスを接着。
更に周りの部品を組んでいきましょう。

前述したグローサーのラックもここで取り付ける。
ただ微妙に取り付けボスとの位置が合わなかったりで、ボス基部を一度取り外すなどの手間が発生した。
なので
「取り付けボスとグローサーラックを接着してから、ラックごとボスを外装本体に接着」
したほうが良かったのかもしれない。
ライトガートの加工


ええっと、早速問題が。
車体前に取り付けるライトガードパーツの幅が広いらしく、車体側に設けられた凹みに合いません。
更に筆者が曲げて合わせようとしたところ、折れる展開に。

ありゃ、これは手持ちの予備のパーツの出番かな。

それも考えたけど、その予備の他社製ジャンクパーツ達も合わなかった。
どうしようか筆者が悩んでいたところ……。


結局キット付属の部品を使うことに。
- 真っ二つに折れた切り口を削る
- 削った箇所を再接着
といった感じで済ませた。
いわゆる幅詰めというやつだ。

ガンプラなんかではプロポーション変更の際によく使われる技法のようですな。
今回はAFV相手に、修理ついでの修正作業で使ったわけですが。

接着箇所は後で削って修正。
これは合わせ目消しと同じ。
ここの処理で迷って、この数日更新が止まったのはナイショだ。
ハッチ、後部装備の取り付け


続いて他の装備の取り付け。
ハッチ類もここで取り付けてしまいましょう。

スコップとか、工具は厚みのせいかヒケができているね。
これはあらかじめ埋めておいて……。


後部の工具類はそこまで大きな問題はなく取り付けられます。
問題はハッチ。
ヒンジ部分が別パーツで、可動式なのですが……
ヒンジパーツの嵩が足りないのか、本体との間に隙間ができます。
この状態で無理に接着しようとするとハッチが本体と合わなくなったり、接着剤が回り込みそうですな。


ここはプラ板を接着して整形し、ヒンジパーツの厚みを追加。
これで隙間が埋まりました。
ヒンジ底面のみ本体と接着することで、開閉可動式になる形に。

ただヒンジ可動部は部品を押し込んだ際にピンが潰れやすい。
なのでやや緩い感じになった。
今回はそのまま進めるけどね。
グローサーの取り付け


続いてグローサー。
履帯に取り付ける防滑具ですな。
26個付属し、車体左右両面にあるラックに13個ずつ取り付ける形になります。

特別手を加える必要はないけど、数が多いかな。
1つずつゲート跡を整形して……。


ラックに仮留め。
いい感じに噛み合いますな。
塗り分けも考えて、ここは接着せずにしておきましょう。

ポロポロ脱落して鬱陶しく感じるときもあるけど。
今回の戦果


ここまでで車体はこんな感じに。
だいぶ形になってきましたな。

車体はM4A2シャーマンベースだけど、全体が傾斜装甲なんだよね。
おかげで原型車とはだいぶ変わったスマートな見た目に。

今回はここまで。
次回は残る砲塔を進めよう。

続きは次回!

