HGBFシリーズより、ガンダムEz-SRを作っていきましょう。
前回は1機目となるイントルーダーの組み立てが終了した。
今回は塗装を施す。
1機目が後半戦に突入。
完成まで近いかな。
3機組みあがるまで筆者の気力が保つか……。
記事も作業に追いついてしまっていますな。
作業を進めたいので、早速作戦を再開しよう。
下地の塗装
手始めにサーフェイサーで下地作り。
- クレオスのMr.サーフェイサー1000で傷チェック
- 同社のMr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックで陰色
と進めていきます。
いつも通り真っ黒に。
というか筆者は
「白は黒の上に塗るのが難しい」
とか言っていなかったっけ。
なので当初はグレーのサフを陰色にして白い部分を塗ろうとしたそうです。
そうしたところグレーでは陰っぽさが足りず、結局いつも通り真っ黒に。
画像で白いパーツのみ右側に分けられているのはその名残ですな。
マスキングの都合上、どちらにしろ白い部分を先に塗るけどね。
本体色の塗装
続いて塗装。
まずは本体の白い部分を旧ガンダムカラーのホワイト17で塗装。
ヒザとアンテナ部分をマスキングし、残りの色を塗っていきます。
内訳は
- 本体のライトグレー→Mr.カラーの325番、グレーFS26440
- 本体のダークグレー→Mr.カラーのニュートラルグレー
- 電磁ナックルのライトパープル→旧ガンダムカラーのバイオレット1
- 武器・関節→ガンダムカラーのMSグレー連邦系
ですな。
航空機のロービジ塗装っぽかったので、ライトグレーも航空機向けの色を使ってみた。
成型色に近い色を選んだつもりだけど、少し黄色っぽさが強かったかもしれない。
もう少し赤みがあるのを選んでもよかったかもね。
しれっと混ざる旧ガンダムカラー。
ホワイト17はダブルオーガンダムとかの四肢色だったね。
バイオレット1は……。
以前も使用しました、ギャンの四肢色ですな。
残念ながら2024年現在、現行のガンダムカラーにはこれに近い色がなかったはずです。
細かいところの塗り分け
その後は細かいところを筆塗り。
主にセンサーや関節周りですな。
センサー部分はいつもの
「シルバー下地+クリアーカラー(今回はクリアーグリーン)」
で済ませています。
胸部装甲内の内部メカ部分も塗り塗り……。
原型機であるEz8とは微妙に塗り分けが異なる箇所があるので注意だ。
筆者は一度胸部にある半円状のパーツを関節色で塗ってしまった。
Ez8ではグレー系の色だけど、Ez-SRでは胸部外装と同じ白だ。
筆者は一度外装を塗り直すハメに。
足裏は今回塗り分けていませんな。
Ez8ではグレー系ですが、Ez-SRは調べてもわからず……
とりあえず胸部同様、本体の白と同じと判断してそのままに。
第一次ウェザリング作戦
バラバラな状態なままスミ入れに突入。
エナメル溶剤の浸透による破損を防ぐ意味でも、この状態が好都合です。
タミヤのスミ入れ用ブラックを使用していますな。
ふき取りは溶剤を染みこませた綿棒をメインに。
敢えて塗料の跡が残るようにしています。
その後はドライブラシ。
- 武器・関節部分→クロームシルバー
- ダークグレー部分→スカイグレイ
- それ以外→ジャーマングレイ
で施している。
いずれもタミヤエナメルだ。
ドライブラシについては過去記事参照だよ。
今回の戦果
ここまでできたら一度組み立てて確認。
全体像を確認します。
……?
なんか白一色に見えるね。
グレーで塗り分けたはずなんだけど。
光の当たり方が原因でしょうか。
塗装前の画像を貼り付ける。
塗装後はライトグレー部分が少し明るめに見えるのだろう。
もう少し暗い色でもよかったかもね。
元々白に近いグレーなので、少し色味に悩みましたな。
ただ今回使ったグレーFS26440が成型色にかなり近かったはずです。
今回はここで作業を中断。
次回はマーキングや残りのウェザリングを施し、完成させよう。
続きは次回!
この記事で作っているキット