
ガンプラのHGUCシリーズ、ヅダを作っていきます。

前回は頭部と武器を仕上げた。
今回は胴体を作っていこう。

なんかノロノロ運転な製作記事になりそうな。

この後もっと時間のかかる作業を行っているというのもありますな。

あんまり急ぎすぎても記事が作業に追いついてしまうんでね。
胸部の組み立て

胴体は大まかに胸部、腰部、バックパックに分割できる。
一昔前のHGUCらしく、腹部は独立しておらず胸部と一体成型。

ヅダのトレードマークである背部の土星エンジンはボールジョイント接続。
各方向にグリグリ回すことができます。

手始めに胸部のグレーのパーツであるB8パーツ。
このパーツの接続が非常に固いので、そのままだと塗り分けの際の着脱時にパーツ周辺を傷付けそうだった。
なので接続ピンを切り取ってしまう。

グレーのB8パーツ自体じゃなくて、それを留めるA19パーツのピンを削る感じかな。
はめ込むだけで十分強度が高いから、ピン全体を切り取っても大丈夫。

ヅダの胸部は前後に分割されている。
そのまま接着して合わせ目消ししたいところだけど、肩口にあるダクト状ディティールを横切るように合わせ目が存在する。
今回はここを少し手を加えてみよう。

まずはダクト状モールドをニッパーやらデザインナイフやらでくり抜いてしまう。
様子を見ながら慎重に・・・・・・。

ところで、関節部分は挟み込みになるけど、なんか手を加えるのかな?

この肩関節に関しては今回はそのまま挟み込んで、塗装は筆塗りで塗り分ける。
ここは下手に後ハメ加工とかすると、強度が下がったりしそうだったのでね。

くり抜いたダクトの内側にはプラ板をセットして接着。
裏打ちしておく。

あくまで内側が見えなくなればいいだけなので、あまり強度とかは考えなくて大丈夫そうですな。

薄いプラ板のほうが加工しやすくておススメだ。
筆者はジャンク状態のプラ板をサルベージして使っていたから、具体的な厚さは不明だけど。

プラ板が上手く接着できていたら、そのまま胸部前後を貼り合わせて合わせ目消し。
接着剤が上手くはみ出たのを確認して乾燥待ちだ。

合わせ目消しについては過去記事参照だよ。


接着剤が乾燥後、各部をヤスリで整形していく。
速乾の接着剤を使ったから、1日ぐらいの待ち時間で進めてしまっている。

前回も説明したとおり、実際は他の部位と並行して作業していますが・・・・・・
混乱を招くので、各部位に絞って説明しています、

さて削りとったダクト部分を復活させるんだけど・・・・・・。
今回は筆者の手元にあった、WAVE社の別売りパーツ。
U・バーニアフラット4(長方形)の一番小さいものを貼り付けてみた。
一番小さいサイズであるものの、そのままでは入らない。
なのでパーツの長辺をデザインナイフで薄く切り取り、ダクトの凹みに接着している。

U・バーニア(長方形)に、当該パーツは4つ入っています。
となると、筆者の手持ちのヅダ4機に改造するにはもう1セット必要ですな。
このままでは2機分が不足します。

この前筆者は残りのヅダ3機分に備えて探し回ったんだけど、どこにも置いていなかったんだ。
これはどうするかな・・・・・・。

とりあえず、これで胸部の改造は完了かな?
バックパックの組み立て

バックパックは独特な噛み合わせになっている。
接着剤だけでは合わせ目消しが難しいと思い、ラッカーパテも併用している。

どうも広い面上に出来る合わせ目は消しにくいというか。

パテと接着剤が乾燥したら整形していく。
鉄ヤスリや当て木付きの紙ヤスリで面全体を平坦に揃える感じで・・・・・・。

他にも2点ほどやっておくことが。
1つはバックパック角に付ける4つの小型バーニアのピンを短くカットしておくこと。
長いと着脱に苦労したり、引っ掛けた際に負荷がかかって折れることがあるので・・・・・・。

そういえば筆者の控えヅダにはバーニアが折れたのがあったような。

もう1つは丸い凸モールドをピンバイスで凹状にしておくこと。
キットでは凸モールドですが、設定画では凹モールドなので。
単純にバックパックの整形時に凸モールドが邪魔になるというのもありますが。

これでバックパックも組み立て完了だ。
今回の戦果

腰部は前面スカートが左右一体成型なので、中央で切り離して左右独立可動化させるだけ。
他は単純にゲート処理をするだけに留めている。

これで胴体各パーツが揃いましたな。

筆者がダクトパーツの選定に悩んだということもあって、実は各ブロックの中でも一番後に組み立てが終わっている。

ということは、残りの部品はもう出来上がっているってことかな?

そういうことになる。
今回はここまで。
残りは手足になったけど、次回はどちらを紹介するかな・・・・・・。

続きは次回!
この記事で作っているキット