ガンプラのHGUCシリーズより、旧製品の方のブルーディスティニー1号機を作っていきましょう。
前回は腕部を進めた。
今回は残る武器と胴体を組んで、全体の組み立て作業を終えよう。
とりあえず一番の難所は越えたから、後はそんなに難しくないはず……。
まだ一ヶ所、後ハメ加工が必要な場所がありますな。
勿論、今回の範囲でそこは片付ける。
それでは作戦を再開しよう。
武器の製作
キットに付属の武器は
- 100mmマシンガン
- シールド
- ビームサーベル
ですな。
一緒に写っているサーベルの柄は脚部と、手首類は腕と共に用意済みです。
この辺りは先に発売されていた陸戦型ガンダムとほぼ同型のようだね。
ここは基本的な整形のみ。
100mmマシンガンはバレルジャケットの放熱孔部分を0.8mm径のピンバイスで開口している。
マシンガンはABS製。
悪い筆者はプラ用の流し込み速乾接着剤で合わせ目を消しているね。
寧ろマシンガンのストックが取り扱い注意ですな。
細いので整形時の破損をしないように……。
特別手を加える箇所が少ないので、武器はここまで。
次の工程に移ろう。
胴体の製作
胴体はこんな感じに。
一昔前のキットなので、腰部は独立していますが棒軸の接続。
腹部は胸部に固定された形になっていますな。
今ではやや古い設計ですが、2007年発売のキットとしてはなかなか動くほうかと。
見た目は陸ガンに近いけど、微妙に異なる形の多い部分だね。
関節機構はほぼ同じだけど。
ここで気になるのは蛇腹状の腹部。
グレーの腹部を、ブルーの胸部で挟み込む。
無論、双方に合わせ目が発生する。
レッツ、後ハメ!
あれこれ筆者が悩んだけど……
グレーのパーツの凸部分を削ることにした。
これで胸部の下からはめ込めるようになる。
ちょっと緩いから、完成後に接着したほうが確実に見えるけどね。
少し強度的に気になりますな。
あれこれ手を加える時間がなかったので、今回はこれで進めますが。
可動とかを考えるなら近年のキット風に
- 胸部側の内部に腰部の軸受けを作る
- 腹部は内部をくり貫きリング状の部品にする
みたいな感じでも良さそうだ。
あまりあちこちバラバラにするとまとまらなくなる可能性があるので、今回は触れずに……。
筆者の積み山を漁ると、時々出てくるんだよね。
バラバラに切り刻まれてよくわからない状態で放置されているガンプラが。
後ハメ加工後は合わせ目部分を接着。
腹部は全面接着しますが、胸部はわき腹部分の合わせ目がモールドを兼ねているようですな。
とりあえず首周りや肩口に接着剤がはみ出るように……。
合わせ目消しについては過去記事を参考にしてね。
筆者が愛用しているのは流し込み式の速乾。
これだとモールドを兼ねた部分まで流れ込むのが難点だけど……。
接着剤が乾燥後は整形。
消えてしまったモールド部分は彫り直す。
幸い直線状なので、復活は容易。
真っ直ぐのはずが、筆者の彫り直すモールドはいつもガタついていますな……。
ガイドテープなどを使っているはずですが。
バックパックは基本的な整形作業のみ。
腰部はフロントアーマーの軸を真っ二つにして独立可動化。
これは以前このキットを使って紹介しましたな。
胸部バルカン砲。
キットでは関節色のグレーになっているけど、設定だとブルーグレー系の違う色みたいだね。
ここは後で塗装してあげないと。
今回の戦果
胴体に整形済みのパーツを接続。
これで全ての部品が揃った。
外見で大きく変わったのはブキヤのハンドユニットを使った手首ぐらいかな?
それ以外は基本的な整形作業だけというか。
2007年発売のキットですが、可動範囲は極めて優秀なキットです。
腕周りなど、挟み込みの部品が多いのが難点ですが。
この頃の古いポリキャップは前腕内部に仕込めなかったのだろう。
同じ陸ガン系列のEz8なんかは新型ポリキャップを導入した後の製品だったので、腕周りの工作がかなり楽だった。
Ez8は2013年発売。
筆者お気に入りの2010年前後発売キットだったね。
それなりの可動範囲があり組み立てやすく、塗装もしやすい。
変な省略箇所も少ないキットが多いのがお気に入りポイントのようだ。
Ez8は陸ガン系列ですが、他の陸ガンキットとは独立して発売されましたな。
強いて言うならビルドシリーズに派生型のEz-SRが登場しましたが……。
今回はここまで。
次回は塗装を施し、足りない色を補うなどしていこう。
続きは次回!
この記事で作っているキット