
プラッツから発売されています、ガルパンのBC自由学園仕様のルノーFT-17を作っていきましょう。

前回は足周りを進めた。
今回は残る尾ソリと履帯を組んでいこう。

相変わらずチマチマ進む作業。
今回でとりあえず一通りの組み立ては終了かな?

大まかな組み立てはこれで終了です。
その後、更に細かい改修が入る予定ですが。

それに関しては次回以降だ。
それでは作戦を再開する。
尾ソリの組み立て


まずは尾ソリから。
まだまだ対戦車戦よりも、塹壕突破兵器としての運用思想が強い時代の産物ですな。
エッチングパーツを含め、細かい部品が多いので注意です。

第二次世界大戦期の戦車にはあまり見られないものだよね。

この尾ソリで車体の全長を稼ぎ、塹壕に転落しないようにするというやつです。
他には日本軍の八九式中戦車なんかでも見られますな。
フランス戦車は旧来の思想が強かったのか、二次大戦期のルノーR35系列やオチキスH35系列でも尾ソリ付きの個体がありますな。

それに対抗して塹壕側もより幅を広くする……みたいな対策をとっていたのだとか。
ちなみにイギリス軍は尾ソリではなく車体自体を大幅に延長した菱形戦車「マークIVタッドポール」なるものを開発している。
タッドポールとはオタマジャクシのことだ。


組み立てるとこんな感じに。
B28番パーツ(上部に取り付けるカバーのようなもの)はBC自由学園の車輌に装備されていませんので、説明書の指示を無視して省略してしまいましょう。

B22番パーツ(曲がった棒のようなもの)も保留。
どうもキットでは右側に取り付けるようになっているけど、BC自由学園の車輌は左側に付いているようだ。
左側に取り付けるなら要改造になるので、後回し。


奥まった部分があるので、尾ソリも接着せずに仮留め。
全体像が見えてきましたな。

かなりちっちゃい戦車なんだよね。
後で比較とかしてみないと。
ハッチ部分の取り付け


残るはハッチ類。
操縦席周りとエンジンルーム周りですな。

エンジン内部が省略されているから、そっちは閉めるの一択で。
操縦席はちょっと迷うよね。


操縦席も今回閉めてしまいます。
接着せずに組んで開閉を楽しむ案もありますが、今回はやや部品のはめ込みに難があったので……。

ただ乗せるだけだと少し浮く感じだ。
なので接着固定することに。
操縦席の覗き孔がある前面装甲部分はダンパーパーツもセットされている。
開けた状態にする場合は、それも接着しよう。
履帯の組み立て


履帯は切り出し済みの可動式。
タミヤのB1bisやS35のように、一枚ずつパチパチとはめていく感じですな。

履帯は切り出し済みだが、表面に切り取り跡のようなものがある。
そこだけ削って均しておくといいだろう。


パチパチっとはめこんで……
片側32個の指定で、その通りに組めばちょうどいい長さになるね。
車体が小さい分、枚数も少なめというか。

10枚が予備として余りますな。
ただ1つ整形不良品があったので、今回は9枚の余りに。
今回の戦果


履帯を巻いた足周りをセット。
とりあえず組み立てはこれで完了ですな。

二次大戦期の戦車に比べると、まだトラクター感がするというか。
足周りにそれを感じるんだよね。


車体はかなり小さいですな。
キットの箱と並べるとこんな感じに。

4×3の12個分、元の箱に入りそうなんだよね。
というか基本的にプラッツのガルパンキットは軒並み箱が大きいという。

完成品の保管に重宝する箱だ。
今回はここまで。
次回はもうすこしBC自由学園の車輌に近づけるべく、手を加えてみよう。

続きは次回!
この記事で作っているキット