サイバーホビーのドイツ軍鹵獲T-34。
STZ製造型を作っていきましょう。
前回は履帯を巻いたり合わない車体を削ったりした。
今回は車体に各部品を取り付けていこう。
筆者がなんか補給してきたよ。
以前筆者が大量注文したもの
……ではないようだね。
諸事情で調達した別のものだそうです。
どうすんだいこの積み。
筆者のことだから
「タミヤ製品だからすぐ形になる」
とかなんとか思っているんじゃないの。
とりあえずT-34を進めていきましょう。
部品を選択していく
車体各部品を組み立てていきます。
操縦手ハッチは簡易化された鋳造製となっています。
ペリスコープパーツが上手くはまらないので、ここは取り付け穴を削って調整が必要です。
ヒンジ部分は簡略化されたR32番パーツと厳ついR33番パーツの選択式。
とりあえず今回はR32番パーツを使うよ。
車体左側に乗せる雑具箱も選択式。
背の低いRランナーのものと、背の高いHランナーのものだ。
今回は前者を使う。
この箱の金具やヒンジ、削り落として付属のエッチングパーツに置き換えることもできるみたいだね。
筆者は前回の作業で消耗しているから、手を加えずに進めているけど。
後部のエンジングリルもプラの一体成型品と、金網部分がエッチングになったものの選択式です。
やはり筆者は消耗しているので、一体成型品で簡易化してしまいます。
各部の取り付け
後部デッキにどんどん部品をとりつけていくよ。
1940年型と違って後部フェンダーにはなにも乗らないみたいだね。
ここはパテとか黒い瞬間接着剤で埋めておこう。
排気管カバー、どうやらSTZ製のものは8本のボルトで留めているらしい。
キットのものは通常型と同じ7本留め。
ここは見なかったことにしよう。
きっとどこかで別のを拾ってきて取り付けたんでしょ。
資料によっては、独自の8本留めからまた7本留めに戻ったという説もあるようですが……。
なんか余計話がややこしくなってきそうな。
後から資料が出てきて定説がひっくり返ったりするパターンもあるから、あまり深く考えないほうがいいだろう。
とにかく、完成しないというパターンだけを避けるように……。
側面フェンダーにも次々乗せていきます。
防滑具はエッチングパーツのベルトつきですが……
例によって前回の作業で筆者が消耗しているので今回はオミットします。
キットの車輌が夏~秋ごろのものと考えているのもあるね。
防滑具は冬の凍結した地面でのスリップ防止用だ。
前面の部品も取り付けていきます。
STZ製車輌特有なのでしょうか。
簡略化されて1つになったライトが車体正面についていますな。
どちらかといえば車体左側面についているイメージが強いですが。
生産工場のほか、生産時期の違いなのかもしれない。
今後調査が必要だね。
細かいエッチングパーツが多いので、紛失や脱落に注意だ。
……そういえばこの機銃部分のリングの形がボックスアートと違うような。
どうもこれも後期のSTZ製の特徴らしい。
初期のものは他の工場のもの同様リングの下が切り欠かれた形をしている。
後期のSTZ製ではここが切り欠かれておらずO型のリングになっているのだとか。
今回はそのまま進める。
今回の戦果
これで車体の組立ては完了ですな。
砲塔リングの鉤部分はそのままでは埋まっているので、薄皮部分を切り欠いている。
ただ後に判明したことだけど、このキットの砲塔はただはめ込むだけで鉤部分を引っ掛ける箇所がない。
なので今行った工作は不要だったりすす。
あらら。
今回は少し短いけどここまで。
次回は残る砲塔を進める予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット