サイバーホビー T-34-747(r) STZ 1942年後期生産型 製作記⑤

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

サイバーホビーの鹵獲T-34を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は車体上部を進めた。

今回は砲塔を組み立てよう。

レーナ
レーナ

昨日筆者がまた積みを増やしたから、早く作らないと。

アドルフ
アドルフ

すでにこの記事を書いている裏側で昨日の補給品に手をつけているようですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

というわけでこちらも今回の内容をさっさと紹介しよう。

 

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砲塔の組み立て

アドルフ
アドルフ

合わせ目消しのため接着済みだった外装や砲尾を整形して、各部組み立てていきます。

レーナ
レーナ

1940年型の砲塔後部ではハッチがあったけど、これはハッチがないね。

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アドルフ
アドルフ

あのハッチは主砲交換用のものだそうです。

簡易化のため廃止されたようですな。

アドルフ
アドルフ

防盾は下面がカーブしたS13番パーツ真っ直ぐなS14パーツの選択式です。

今回はボックスアートに合わせてS13番を使います。

ヴァルダ
ヴァルダ

駐退器カバーと防盾の溶接跡部分には隙間ができる。

流し込み式接着剤を流し込んで防盾の溶接跡を軟化させ、デザインナイフやピンセットの先で潰して隙間を埋めてしまおう。

溶接跡部分がかなり肉厚なので、伸ばしランナーを追加しなくても大丈夫だ。

アドルフ
アドルフ

天板にハッチにペリスコープと、選択式の部品が相変わらず続きますな。

ここも基本的にはボックスアートに合わせます。

ヴァルダ
ヴァルダ

天板はS6番パーツ。

ハッチは出っ張りの大きなS8番パーツ。

ぺリスコープは箱型のR18番パーツを選択している。

レーナ
レーナ

天板を接着して……

これで大まかな形にはなったね。

ヴァルダ
ヴァルダ

本キットの砲塔は溶接型。

実物同様、極力溶接部分に合わせ目がくるけど多少隙間ができる。

ここは伸ばしランナーで埋めてしまおう。

レーナ
レーナ

車体同様、溶接が組み継ぎ式になっているのがSTZ製T-34の特徴だね。

詳しくは過去記事参照だよ。

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ドイツ軍追加装備を組み立てる

ヴァルダ
ヴァルダ

T-34を鹵獲したドイツ軍は自軍製の装備を追加して使うことが多々あった。

このキットの車輌では砲塔後部に雑具箱を増設している。

アドルフ
アドルフ

雑具箱は3パーツ構成。

どうやらIII号戦車付属のものをランナーごと流用しているようですな。

レーナ
レーナ

ディティールを一部切り取ってから接着。

その後はエッチングパーツの支持架を2本取り付けるよ。

支持架はイモ付けだけど、こんな感じでいいかな?

アドルフ
アドルフ

出来上がった雑具箱を砲塔後部に接着。

ここもイモ付けですな。

真ん中に支持架が来るように調整して……。

レーナ
レーナ

ほとんど支持架2本だけで接続している感じだね。

ちょっと強度が不安そうな。

ヴァルダ
ヴァルダ

側面は砲塔後部表面と接触した状態になる。

そこに流し込み式接着剤を使って強度を確保しよう。

アドルフ
アドルフ

最終的にこんな形になりました。

これで砲塔の組み立ては終了です。

ヴァルダ
ヴァルダ

砲塔でのSTZ製T-34の特徴は以前も説明した傾斜付きの駐退器カバーの他、前面の形状が挙げられる。

STZ製T-34は砲塔前面両側にIII号戦車やIV号戦車のような三角形の平面が存在するんだ。

勿論、初期のものは通常のものと同じ形状だったようだけどね。

アドルフ
アドルフ

STZ(スターリングラード・トラクター工場)は1940年型を生産したKhPZ(ハリコフ機関車工場)に続いてT-34を生産開始。

厳密にはSTZも1940年型の生産をしようとしたようですが、諸事情で遅れたようです。

当初はKhPZのものと同じ形状だったようですが、段々と独自色が出てきたのだとか。

 

今回の戦果

ヴァルダ
ヴァルダ

砲塔はフック状のパーツがリングにない。

なのでそのままはめ込むだけだ。

素の状態ではきつめだから、車体側の砲塔リングを少し削ってやるといいかもね。

レーナ
レーナ

筆者が組み立てに苦労したからか、極力装備類は省いているね。

アドルフ
アドルフ

ピロシキ砲等に鋳造製の操縦手ハッチ、1個だけのライト……

商品名は1942年型となっていますが、現在では1941年戦時簡易型と呼ばれることが多いタイプですな。

ドイツ軍からはT-34Cと分類されていたグループです。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここで中断。

次回は塗装作業となる。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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