タコムのマウスV2を作っていきましょう。
前回は車体上部をメインに組んだ。
今回は残りの履帯などを組んで、全体の組立作業を終えよう。
今日は2023年12月31日。
大晦日だね。
ここを開設して4回目の大晦日ですな。
月末でもある。
今月の戦果も最後に掲載しよう。
それでは作戦を開始する。
可動式履帯の組み立て
本キットの履帯は組み立て可動式。
筆者としては、可動部分の塗装で苦戦するのが気になるようですが……。
なのであらかじめある程度塗ってある。
接着面に塗ると接着時に剥がれやすくなるので、そこは避けているけどね。
履帯は3種類のパーツを組み合わせて作る。
接地面側のG1番パーツの両側にピンのついたF1番パーツを置く。
その上から2本のセンターガイドのついた、F2番パーツを接着してフタをする感じだ。
F1パーツの留めピン部分は細長いので、切り取り時に折らないように注意だ。
説明書だと、各パーツ55枚で1本作るみたいだね。
これは気が遠くなりそうな。
いきなり1本の履帯を作ろうとすると組みかけの履帯をいちいち手に持つ必要があるため、効率があまり良くない。
なので最低限のパーツを使った短いものを先に複数用意。
これを後で繋げて1本にする。
先にF1パーツを両側にセットするので、このパーツのみ減りが早くなりますな。
枚数を間違えないように注意です。
パーツを繋げてようやく履帯が形になった。
一番端部分はF1パーツをスライドして入れる形になるので、ピッタリと接着せずに隙間を開けた状態で留めている。
端の1区画分だけ完全に接着せずにしたほうがいいんじゃないの?
あんまりバラバラの状態だと作業時にわずらわしいんだ。
部品紛失の原因にもなるし。
燃料タンクの組み立て
続いて後部の予備燃料タンクの組み立て。
本体のドラム缶部分は接着済みなので、それ以外の箇所ですな。
タンクのほかにも、後部に取り付けるパーツを一緒に取り付けてしまおう。
組み立てるとこんな感じに。
タンク基部は左右でパーツが異なりますが、接続ピンの幅が異なるので間違えないようになっています。
タンク基部周辺は前回切り取り忘れた突起がある。
そのままだと基部接着時に干渉するので、ここで切り取っておこう。
逆に残す突起を切り取らないように注意だ。
車体前面の装備取り付け
続いて車体前面に。
前回取り付けた装甲面ですが、うまく合わなかったのか微妙に隙間ができました。
溶接跡の強調も兼ねて、伸ばしランナーで埋めてしまいましょう。
万能アイテム伸ばしランナーについては過去記事も参考にしてね。
残しておいたライトもここで組み立て。
3パーツ構成と、他のキットと変わらない簡素な出来です。
マウスは2基装備しているので、2つ作りましょう。
ボックスアートではコードが描かれていないけど、ないと殺風景に見えたので追加。
コードを引くレールがあるので、それに沿って車体前面のペリスコープ両脇にある穴に通そう。
ライトのコードがどこから出ているのか不明でしたが……
他の車輌のものと同様、横から出ていると判断し、側面に穴を開けて通していますな。
コード追加改造に関してはこれも過去記事参照です。
これで車体上部も組み終わり、箱型の車体ができあがった。
跡は組み立て済みの砲塔を載せるだけ。
塗装前の最終組み立て
砲塔を載せたものの、かなりはめ込みがキツめで着脱に苦労しそうだった。
なのでターレットリング周りを少し削りこんでいる。
着脱時になるべく負荷をかけたくないですからね。
完成後に破損とかさせたくありませんし。
履帯も仮留め。
指示通り片側55枚にしてみたけど、やや緩いようだ。
気になる人は減らしてみてもいいだろう。
今回はとりあえずそのまま進めます。
少なすぎても後で取り付け時に苦労するので。
今回の戦果
砲塔と履帯を取り付けようやく形に。
これで組み立て完了ですな。
履帯の位置のせいからか、ちょっと変わった形に見えるけど。
今回はここまで。
次回は塗装からになる。
続きは……
と、その前に今月の集計だね。
月末恒例 今月の戦果
2023年12月の戦果は……
- 購入 2(紫電一一型、アストレイブルーフレーム)
- 完成 5(零戦二二型、ズリーニィII型、V2ロケット、ティーガーH2型、マウスV2)
ですな。
マウスが完成している。
記事ではまだ作っている最中ですが、昨日の夜には完成したようです。
というか、今月は零戦以外変り種ばかりですな。
なぜか全て形式名に「2」が付くものばかりになってしまった。
勿論偶然だ。
完成したのは全部積みキット。
んで、今月新しく購入した2つはまだ手付かずと。
アストレイは裏で仮組みしており、可動範囲とかの確認中だそうです。
いずれにしろ本格的な組み立ては来月以降の持ち越しですな。
来月というより、来年だね。
というわけで2023年の更新はこれで最後となる。
画面の向こうの読者の皆様、本年も1年間応援ありがとうございました。
こんなところですが、来年も引き続きご贔屓にしていただければ幸いです。
今回はここまで。
それでは良いお年を。
来年も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット