ラインの護り作戦に投入されたティーガーII(キングタイガー)を作って行きます。
前回は車輪類を装着したところで中断した。
今回は車体後部のパネルと履帯を組み立てる。
なんか筆者が慌てているよ。
後数分で今日が終わってしまうからです。
今日1日一体何をやっていたんだろう。
後部パネルの組み立て
こちらが後部パネルです。
細かい部分は極力一体成型されていますね。
このパネル部分、元になった通常版のキットやポルシェ砲塔のものを流用しているからか、ツィンメリットコーティング用のアタリ線が引かれている。
筆者は今回気になるのでヤスリで削って均しておいた。
ジャッキ部分は僅か3パーツで完成。
ところどころ押し出しピン跡があったり、四つ足部分が省略されていたり。
このあたりはデザインナイフや彫刻刀で削って処理。
詳しくは過去のティーガーIを作った際の記事を参考に・・・・・・。
あとはそれぞれの部品を取り付けて、ここは組み立て完了だ。
ここのフェンダー裏にも押し出しピン跡がある。
筆者は薄く整形するついでに削って均している。
組立て式履帯を使ってみよう。
さて、次は履帯を取り付けますが・・・・・・
その前に車体上部を取り付けます。
取り付ける前に、操縦手&通信手用のペリスコープを内側から接着するのを忘れずに。
本キットの履帯は画像左にある塗装可能なベルト式。
・・・・・・なんだけど、別売りとして組み立て接着式のものも用意されている。
更にその別売り品の内容は画像中央の、キットに付属する予備履帯ランナーの6枚セットだ。
画像右のゴチャゴチャしたのはなんなのさ。
このブログ開設以前から、筆者は数多くのタミヤ製ティーガーIIを作ってきた。
画像右のは、そのときの余剰になった予備履帯だ。
ちょうど1輌分組み立てられる量がある。
というわけで、今回は在庫処分も兼ねてこの組立て式履帯を使ってみよう。
筆者はかつて正規の別売り品を持っていたんだけど・・・・・・。
説明書を兼ねた箱を処分してしまったらしい。
何枚繋げればいいのかわからないので、ベルト式を定規にして長さを決める。
2枚の異なるパーツを1組にして繋げていきます。
調べたところ、どうやら片側90枚、45組を繋げればいいようです。
つなぎ目の部分にセメント系接着剤を塗って繋げて、半乾きになるまで待つ。
つなぎ目部分が狭い&乾燥時間は長めなので・・・・・・
トロトロ系の接着剤を流し込み式の細いハケですくって塗っていく。
過去の記事だと、流し込み速乾でやっていたみたいだけど・・・・・・。
近年のは直線部分が一体化していて、接着箇所が少ないからね。
今回は1枚ずつ塗るから、速乾だと作業途中で完全固着してしまうんだ。
半乾きになったら足回りに巻きつけて行きます。
起動輪部分で合わせられるようにするといいでしょう。
誘導輪の折り返し部分は急いで折り曲げると折れることが。
ここは焦らずゆっくりと・・・・・・。
起動輪の部分で履帯の両端を合わせられたら、弛みをつけてやる。
車体と履帯の間に詰め物をする。
ただし前から1番目の転輪は履帯と接しない状態にすると自然だ。
完全乾燥するまで、反対側も進めてしまいましょう。
今回の戦果
詰め物を外すとこんな感じ。
連結式だから、実物通り1枚ずつ板が繋がっている感じになったね。
今回は簡易的な紹介でしたが、今後じっくり解説したい項目でもありますね。
本キットのほかにも、同じ方式でパンター系の別売り履帯セットもあります。
また、ティーガーIの中期・後期型はキットにこの形式の履帯のみ付属します。
今回は短いけど一旦ここまで。
次回も車体の組み立てがあるけど、細かい説明が多くなりそうだ。
この記事で作っているキット
↓タミヤの公式オンラインショップはこちら↓