タミヤのドイツ軍中戦車パンター(パンサー)のG型。
それの後期生産型を作っていきます。
前回は塗装とマーキングを行った。
今回はウェザリングをして完成させよう。
今日は2月28日。
月末だね。
集計をとらないといけませんな。
パンターも滑り込みで今月の完成品に含まれるね。
例によって集計は本記事最後にまとめている。
先にパンターの製作、その後今月の集計だ。
ウォッシング!
まずは下準備にスミ入れ兼ウォッシングを。
全体にタミヤエナメルのバフを薄めたものを塗布。
そして凹部分にはスミ入れ用のブラウンを流し込みます。
余計なところは溶剤で拭き取り・・・・・・。
詳しくは過去記事だよ。
過去記事ではバフだけでやっているけど。
ドライブラシ!
続いてドライブラシ。
こちらも同じくバフで行っています。
これも過去記事・・・・・・。
オイル染み!
更にオイル染み。
自作のタミヤエナメル塗料(フラットブラウン+クリヤーオレンジ)をエンジンデッキ周辺に撒き散らします。
これも過去記事参照・・・・・・。
今回3回目だね。
最近だとガイアノーツからもエナメル塗料でオイル色が発売されている。
こちらを使ってみるのもいいかもしれないね。
ウェザリングカラーで錆表現
ここで一旦タミヤエナメルの出番は終わり。
クレオスのウェザリングカラーで排気管や予備履帯等を錆びさせていきます。
これも過去記事(以下略)
4回目だね。
実際工具の錆び具合とかどうなんだろう。
他にも同カラーのグランドブラウンを点々と置いたり、エッジに擦り付けて傷を表現。
角や可動部などぶつかりやすい場所を中心につけるとそれらしくなるかな。
ウェザリングライナーで雨だれを描きこむ
続いてウェザリングライナーで雨だれを。
ウェザリングカラー溶剤をペン先に浸けたライナーを、砲塔や車体の上部から真っ直ぐ引きます。
更に溶剤を浸した綿棒やガイアフィニッシュマスターで伸ばして・・・・・・。
今回使ったライナーは泥色セットのディープブラウン。
泥色用だけど錆っぽくもみえるね。
パンターは装甲面が広いから、これで単調さを解消できる。
雨だれに関しては当該記事で詳しく解説をしているよ。
足回りのウェザリング
上部のウェザリングがあらかた片付いたので、足回りを汚していきます。
まずはウェザリングカラーのグレイッシュブラウン。
薄めて適当に伸ばして・・・・・・。
これも筆者がいつも使っている・・・・・・。
どうするか迷ったらとりあえずこれを使っていますな。
今回は1944~45年の冬をイメージして、足回りは雪が付着した感じを目指す。
雪はタミヤの情景テスクチャーペイントより雪(ホワイト)を使用。
これにタミヤアクリルのフラットアースを爪楊枝数滴分混ぜて使っている。
フラットアースは入れすぎるとチョコアイスみたいな感じになってしまうので注意しつつ・・・・・・。
1944~45年の冬・・・・・・
イメージ的にはラインの護り作戦かな?
ティーガーIIとかラングとか、似たような感じでつくっていたね。
密集した転輪で隠れてしまうので、サスペンション付近はあまり雪を盛らなくて大丈夫そうです
・・・・・・そろそろ情景テスクチャーペイントの雪がなくなりそうですね。
補充をしないと。
最後の仕上げ
最後につや消し。
ついでにウェザリングマスターを擦り付けます。
雪に合わせて足回りはBセットのスノーを。
予備履帯はCセットのアカサビを使って変化をつけています。
強く擦ると下地のウェザリングカラーが剥がれるので注意です。
これで完成としよう。
以下、ギャラリーだ。
タミヤ 1/35 パンターG型(後期型) 完成!
精巧な面構成と長い砲身がカッコいい感じ。
続いて他の車輌と比較してみよう。
まずは同じくタミヤよりパンターA型。
所謂旧製品のやつだね。
A型はモーターライズ製品の部品を流用していますな。
動力を組み込んでいた関係かやや車幅が広く、車高が低めに見えますな。
言われてみれば、ちょっと地面にへばりついた感がするかな?
A型とG型の差異としてこの車体後部側面がある。
A型まではここが垂直面になっており、装甲も薄めなこともあって弱点となっていた。
G型はここを側面前部と一体化した傾斜装甲として改善している。
古い製品だけどこの辺りはきっちり再現できているんだね。
並べて差異を確かめられるのが模型の醍醐味ですな。
他にも
- 防盾や車体前面の視察用クラッペ
- 操縦手・通信手用ハッチ
の違いなど・・・・・・。
続いてメーカー違いの同型として、サイバーホビー製のG型(後期型)。
黒騎士物語のバウアー大尉搭乗車だ。
こちらは逆にタミヤのG型と比較すると少し幅が狭く、縦長に見えるというか。
どっちが正しいんだろう?
今回は色々比較しているけど、筆者は本来細かい寸法はあまり気にしないタイプだからね。
並べてようやく違いを把握するというか。
作ってみた感想のコーナー
組み立て自体はそんなに難しくなかったかな?
どうしても転輪が多く処理に時間がかかるけど、それ以外は少ない部品でよくまとめられているね。
その分溶接跡やら車長用キューポラ用のペリスコープ等、一部省略されている箇所がある。
この辺りはそれぞれの好みで選ぶといいだろう。
今回は別売りのエンジンデッキのエッチンググリルを投入している。
無改造でサクッと組むか。
それともディティールアップパーツ大量投入でこだわりの一品を組むか。
どのようにするかは各々に委ねられていますな。
単純に精密なのを組むならパーツてんこもりだけど、資金や時間の問題もあるからね。
筆者の場合、組立て中に部品の破損や紛失で完成にたどり着けない可能性もあるし。
なにより積み処理が追いつかなくなる。
やはり完全に各々の好みですな。この辺りは。
一流シェフの高級料理か、ファミレスの食べ慣れたランチか・・・・・・
みたいな感じだね。
ある意味それに近いかもね。
さてパンターはここでお開きとしよう。
月末の集計に入る。
月末恒例 今月の戦果
2022年2月の戦果は・・・・・・
- 購入 0
- 完成 5(ヘッツァー、ティーガーIIポルシェ砲塔、ザクIオリジン、ジンハイマニューバ、パンターG後期)
となりました。
珍しく今月は何も積みを増やしていないんだね。
先月は差し引きで2つ積みを増やしていた。
その反動だろう。
この調子で減らしていけるといいんだけどね。
ところが代わりに筆者がこんなものを・・・・・・。
また散財を・・・・・・。
TOMIXから発売されたJR東日本の215系電車ですな。
主にライナー運用や休日の臨時列車で活躍した電車です。
着席定員を確保するために両先頭車以外すべてが2階建てなのが特徴ですな。
昨年の3月に引退したんだっけね。
・・・・・・10両編成の車輌を走らせる場所なんて筆者の自室にはないだろう。
プラモの積みがなかなか減らないねぇ。
引き続き作っていきましょう。
Nゲージの組み立てキットもまだ在庫があるので、それもそのうち・・・・・・。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット
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