タミヤのウォーバードコレクションより、F4U-1Aコルセアを作っていきます。
前回は部品を確認した。
今回は組み立て開始。
コクピット部分をメインに進めていこう。
今回は少しスローペースになりそうかな。
タミヤ製品とはいえ筆者はコルセアの組み立ては初めてですからね。
どのような構造をしているのか……。
違いを実際に見比べられるのが模型の醍醐味だ。
それでは作業に入ろう。
組み立てる前に……
このキットは塗装によって一部部品の選択や加工が必要となる。
組み立てる前にどの機体で作るか決めておこう。
ただ筆者は今回この別売りデカールを使って、この塗装図にはない日の丸を描いた日本軍鹵獲機として仕上げる予定です。
とりあえず今回はBパターンの塗装に準拠した仕様で進める予定だ。
完全に一致するわけではなく、一部変える場面もあるけどね。
コクピットの組み立て
とりあえずコクピットを組んでみます。
タミヤWBらしく細かい作りとなっています。
部品は細かいが部品の合いは問題ない。
サクサク組める。
組み立て途中はこんな感じ。
筆者が部品を1つ忘れていたから、ここで追加しているよ。
画像真ん中のA11番パーツですな。
見た感じフットペダルのようですね。
組み立てるとこんな感じに。
クリアーパーツのC5番パーツは塗り分けの都合でまだ別にしておく。
紛失しないように注意だ。
なんか椅子の下がスカスカしていそうな感じ。
大丈夫かな。
詳しくは次回以降になりますが、コルセアは爆弾投下や着艦時に使える座席下の覗き穴があったそうです。
各部の貼り合わせ
ここで胴体左右を用意。
ついでに主翼やヘッドレストパーツも用意。
画像で赤く示した主翼下面と胴体上部は切り欠きや穴あけ箇所。
前者は爆弾や増槽を吊るすための懸架装置取り付け用。
後者はアンテナ線支柱を取り付けるためのものですな。
- 懸架装置はキット収録の塗装図では全ての機体に指示されているけど、今回作る日本鹵獲仕様には取り付けないので穴を開けず。
- アンテナ線支柱は塗装図B・Cパターンのみ取り付ける。今回作るものでも取り付けるので穴を開ける。
加工後はこんな感じ。
主翼とヘッドレストはそのまま接着貼り合わせします。
特に後者はすぐに塗装するので、なるべく先に貼り合わせておきたいところです。
筆者はコルセアキットについてあまり詳しくないから、後回しにしていたようだね。
時間効率を考えるとここは一番最初に作業したほうがいいかも。
コクピット内の塗装
ヘッドレストの合わせ目を消し、ここで塗装をしてしまいます。
キットではタミヤカラーのフラットイエローとフラットグリーンを2:1で混ぜる指示が出ています。
おそらく黄緑色のようなので、今回は筆者の手持ちにあったMr.カラーの機体内部色を使って塗ってしまいます。
ビンのラベルにも「米陸・海軍機内他」って書かれているね。
筆者はあまり米軍機を作らないから、ほとんど震電にしか使っていなかったようだけど。
筆者の積み山にはほかにも米軍機が幾つか転がっている。
ほとんど完成に至らず、ジャンクヤードに近い状態になっているけどね。
その内サルベージして復活させたいところです。
……黄緑色なので黄色系の色同様やや発色しにくいですな。
気になる人は先に白系のサーフェイサーなどを吹きつけておくとよいでしょう。
その後は部分塗装やスミ入れ、ドライブラシにデカール貼り。
キットには正面の計器板のみデカールが付属するものの、貼る指示は出ていなかった。
今回は黒く塗り分けて対応している。
デカールはシートベルト部分のみ使用した。
座席に合わせて折り曲げるのでマークセッター・ソフターがあるといいだろう。
計器類は凸状のディティールが入っているね。
黒く塗り分けた上から白系の色でドライブラシすると浮き出ていい感じに。
今回の戦果
内部の塗り分けが済んだら胴体で座席を挟んで接着。
ついでに主翼やヘッドレストも接着する。
胴体はそのままだと反っていたので、クリップなどで押さえながら接着するといいだろう。
初めてのコルセアですが、筆者は大きな問題もなく進めていますな。
キットの品質に救われている感じだ。
今回はここまで。
次回は残りの部品を仕上げよう。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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