タミヤのT-34/76(1943年型)を作っていきましょう。
前回は車体上部と砲塔を組み立てた。
今回は細かい装備類を取り付けて全体の組み立て作業を終えよう。
今回は何か……。
本日ここで語ることは特にありませんな。
さっさと作業に入ってしまおう。
車体の部品を修正する
さて、前回・前々回で少し触れた修正点がある。
ここでその点について筆者が気がついたので手を加えている。
フックがなんたらとかだっけ。
まずは車体前後に計4つついた牽引フック(A13番パーツ)ですね。
説明書では返しが大きいほうが上、小さいほうが下向きの指示ですが……
どうも実物では逆向き(返しが大きいほうが下、小さいほうが上)のようです。
なのでこれを反転させています。
前部のものは溶接跡の中に埋まるように接着されていたので、台座が剥がせなかった。
なので台座を残しフックだけ切り取り。
フック部分だけ天地を反転させて再接着している。
それともう1つ。
前面フックの下に牽引用のアイプレート(A14番パーツ)があります。
どうやら実物には見られないものなので、これは切り取り。
隙間をパテで埋めています。
そういえばボックスアートの車輌もこのプレートは描かれていないね。
少し調べてみたけど詳細は不明。
もしかしたらII号戦車A~Cの誘導輪同様、後年に博物館とかが後付けしたものをタミヤがそのまま立体化したのかもしれない。
アクセサリーパーツを取り付けよう
修正が済んだので作業を続行します。
本キットにはアクセサリーパーツとして様々な装備品が付属します。
これを取り付けていきましょう。
画像右下に見える筒型燃料タンクを今回は使う。
合わせ目接着済みだ。
まずは砲塔の手すりから。
取り付けガイドがないので様々な画像を参考に……。
筆者って以前アカデミー社製のT-34を作っていなかったっけ。
それを参考にしてみようよ。
側面と後面の手すりは今回同じ高さになるようにしている。
イモ付けなので接着剤はたっぷりつけて外れないようにする。
後でここは鋳造表現を行い目立たなくするので、多少の接着剤はみ出しは気にしない。
車体側の部品追加
続いて車体側を。
側面は手すりの取り付けガイドがありますが、今回使うものとは位置が合いませんな。
おそらく同社の別のT-34用のものだろう。
今回は削ったりパテで埋めたりしてしまおう。
今回使う手すりはE13番パーツ。
車体側面の前から後ろまで伸びた長いやつだね。
……燃料タンクに引っかかりそうだけど。
先ほどのアカデミー製を参考に、短くカットして取り付けてしまいましょう。
他には予備履帯をフェンダー上に載せて……。
鋳造表現をしてみよう
それと鋳造表現を。
車体では操縦手ハッチと機銃マウント部分に施しています。
画像でライトグレーになっている部分ですな。
鋳造表現については過去記事参照だよ。
今回の戦果
砲塔部分も鋳造表現を施す。
ソ連戦車は粗い鋳造表現がよく似合う。
隣にいるのは今回参考として引っ張ってきたアカデミー製だね。
あっちは元からかなり粗めの鋳造表現が施されているけど。
今回は少し短いけどここまで。
次回は塗装作業に入る予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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