ツクダホビーのレベル製品、マッキMC.200サエッタを作っていきましょう。
前回は塗装とマーキングを行った。
今回は仕上げのウェザリングを施して完成させよう。
なんかバタバタとしているうちに完成に。
製作にも多少アラが出ていますな。
あまり細かいところを永遠と突っついていても完成しないからね。
それでは最終的にどうなるのか、確かめてみよう。
いつものウェザリング
まずはいつものウェザリング。
- スミ入れ
- 銀の塗装剥げ
- 排気管汚れ
ですな。
過去記事通りです。
今回のキットは凸モールドだから、スミ入れの効果は薄いかな。
筆者は凸モールド部分に軽くドライブラシをしているけど……
あまり効果がなかったみたいだ。
あまり強くやりすぎても、今度は平面が汚くなるというのもあるけどね。
排気汚れは今回控えめに。
排気口部分が機体と離れているので、あまり汚れが付着しないと判断してのことです。
単に主脚カバー部分と排気部分が被って、汚しが億劫というのもあった。
仕上げのつや消し
最後につや消しクリアーを吹きつけ、風防周りのマスキングを剥がして完成です。
少しつや消しにミスった感じもしますが……。
あまり厚吹きするとつや消し成分の上にクリアー層ができてしまい、逆につやが出てしまうようだ。
この辺りは今後の筆者に叩き込んでおこう。
とにかく、以下ギャラリーだよ。
ツクダホビー マッキMC.200サエッタ 完成!
風防の前の辺り、ちょっと凹んでいるような……。
合わせ目の部分ですな。
複雑な凸モールドが集中している箇所でもあるので、あまり筆者が整形作業をしなかったようですな。
改良型であるMC.202フォルゴーレと比較。
DB601をライセンス生産した液冷エンジンを搭載したことにより、機首の形が大幅に異なっているのがわかりますな。
ただ武装は途中で7.7mm機銃を2つ追加するまでは、サエッタ同様12.7mm機銃×2だ。
このMC.202フォルゴーレの後、DB605エンジンを搭載したMC.205ヴェルトロへと発展することになる。
これはまた筆者が積みを増やすやつだ。
すでにヴェルトロのキットは筆者の在庫に2つ積まれています。
作ってみた感想のコーナー
ちょっと古いキットだったからか、細々と手を加えていたね。
筆者の感想としては……
- パーツ自体は少なめ。細分化はされておらずすぐに形になる
- 中古の古そうなものであったが、デカールはほとんど崩れずに使用できた
- 大元のキットが60年代後半発売(?)らしく、やや隙間やヒケなどが目立つ。特にカウリングの凸凹面にできたパーティングラインの処理が難しかったり
- 機内は操縦桿と一体化されたパイロットの他は床板と一体化された座席のみで、かなり簡素
といったところ。
機内は必要最低限な内容で、主脚格納庫から座席側が見えるほどにスカスカ。
逆を言えばガワだけで満足な人はこれでもいいけどね。
筆者はガワだけでも問題ない派ですな。
調べてみたところ、本機はイタリアの主力戦闘機ですが、あまりキット化されていない機体のようで……。
どっちかといえば改良型のMC.202フォルゴーレのほうが、たくさんキット化されているっぽいね。
そう考えるとMC.200サエッタのキットは希少価値が高いというか。
筆者は以前ホビーボス製品を見かけたようですが、当時は資金を回せずに……。
今回のツクダ版の大元であるレベル社製品は、箱を変えたりしていくつか種類があるようだ。
気になる人は中古品店などで探してみてほしい。
……今回はここまで。
組みかけのHe162に戻りたいところだけど、まだやることがある。
次回はそれの紹介予定だ。
次回も、お楽しみに~。