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模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
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前回は筆者が10年以上積んでいた、アカデミーのJu87G-1が完成しました。
今回は……。
![ヴァルダ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/Walda-aikon.jpg)
航空機続きだったので路線変更。
これまた10年近く放置している陸戦兵器を紹介しよう。
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また長期放置品かぁ。
次々出てくるなぁ。
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筆者の在庫は下手なお店よりも潤沢です。
もっとも、ググると筆者以上のツワモノもゴロゴロ出てきますが。
今回のお題 ドラゴン 1/35ヤークトティーガー(ポルシェ型)
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC_8237-1024x768.jpg)
![ヴァルダ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/Walda-aikon.jpg)
今回作るのはこちら。
ドラゴンより
ヤークトティーガー(ポルシェ型)
だ。
同社からは様々なスケールで同車が発売されているけど、今回は1/35スケールのもの。
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箱なし……
中古品かな?
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筆者が1950円という破格に釣られて購入。
そのまま放置していたというやつです。
ヤークトティーガー(ポルシェ型)とは?
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この車輌は第二次世界大戦末期に登場した、ドイツ軍の重駆逐戦車だ。
他の駆逐戦車同様、通常の戦車の車体を流用している。
今回のベース車体はティーガーII。
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その割には足周りが違うような。
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1943年ごろに前線から
「3000mの距離で敵戦車を撃破できる自走砲」
が欲しいという要望がきた。
それに対して開発されたのがこのヤークトティーガー。
当時同じく開発されていたティーガーIIの車体をベースに55口径12.8cm砲を固定装備。
車体自体もオリジナルのものより少し延長されている。
![アドルフ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/adolf-aikon1..jpg)
古い模型だと金型流用の都合か、ティーガーIIの車体をそのまま流用したものも存在するのだとか。
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このヤークトティーガーだが、足周りの違いで2種類が存在する。
今回作るのはポルシェ型。
こちらのほうが先に登場した。
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ポルシェって、あのポルシェティーガー系列でもお馴染みの……。
![ヴァルダ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/Walda-aikon.jpg)
あちらと同じような、縦置きトーションバーのサスペンションを片側4つ装備していた。
以前のポルシェティーガー系列同様
- 低コスト
- 車高を低くすることができる
といった効果が期待された。
しかし走行時に激しい振動がするなどの不具合が発生。
生産3号車では履帯などをエレファントのものと交換するものの、解決には至らず。
ヘンシェル型の試作車であった2号車を除いた、1号車と3~11号車の10輌のみで生産が終了した。
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それでも10輌生産されたんだ。
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以降はティーガーIIと同様の、トーションバーサスペンションと2枚重ねの転輪を備えたヘンシェル型の足周りで生産される。
こちらのほうが一般的だ。
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こちらも生産時期によって多少細部が異なるようですな。
中には12.8cm砲の生産が追いつかず、71口径8.8cm砲を搭載したものが存在したとか……。
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ドイツ軍重駆逐戦車の最終形態ともいえるヤークトティーガー。
僅か10輌のみ生産された、ポルシェ式走行装置を備えたものを組んでみよう。
パーツを確認しよう
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC_8238-1024x768.jpg)
![ヴァルダ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/Walda-aikon.jpg)
箱なしの中古品なので、箱ではなく大袋を開封する。
中身はこんな感じ。
![レーナ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2020/12/lena.png)
結構古そうだけど、いつ頃のキットなのかな?
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どうやら1995年が初版のようです。
先に一般的なヘンシェル型が発売。
それに続いた形のようですな。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC_8249-1024x768.jpg)
![ヴァルダ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/Walda-aikon.jpg)
パーツその1。
ドラゴンといえばスマートキット系列が有名だけど……
これはそれ以前の製品だ。
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スマキ以前のは精度が少し落ちるものが多いけど、その分部品が抑えられているものが多いんだよね。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC_8248-1024x768.jpg)
![ヴァルダ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/Walda-aikon.jpg)
パーツその2。
履帯パーツのランナー6枚と、サスペンションなどのランナーが2枚。
ここだけは非スマキであるものの、パーツが異様に細かくなる。
![レーナ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2020/12/lena.png)
なんか履帯が細かすぎるような……。
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詳しくは実際に組み立ててから確認してみましょう。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC_8250-1024x768.jpg)
![ヴァルダ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/Walda-aikon.jpg)
付属のデカールとエッチングパーツ。
エンジングリルなど最低限のパーツだけど、最初から付属するのは嬉しいところだ。
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車体用のフック、かなり細かいですな。
難しいようなら省略しても良さそうです。
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デカールにはJagd Tiger(H)って書いてあるね。
ヘンシェル型との共通デカールなのかな。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC_8251-1024x768.jpg)
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説明書と塗装図。
収録された塗装は2種類。
いずれも第653重戦車駆逐大隊(重駆逐戦車大隊)の所属で、迷彩か単色かになっている。
どちらも国籍マークを白縁有り無しの2種類から選択する必要あり。
なので実質は4パターンから選択だ。
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今回はボックスアートに合わせて単色予定ですな。
筆者が諸事情で急いでいるらしく。
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塗装による部品選択の必要はないので、後で考えても大丈夫だ。
次回、製作開始!
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今回はここまで。
次回から作業開始となる。
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なんか足周りが大変そうな。
それによく見たらこれツィンメリットコーティングが必要だよね。
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ポルシェ型のヤークトティーガーはほとんどがコーティングが施されていたようです。
唯一最後のポルシェ型であった11号車のみ施されていなかったとか。
ちなみに現在は今回のキットを元にした、最初からツィンメリットコーティングが施されたキットが発売されているようです。
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少々時間がかかるかもしれない。
筆者は急いでいるみたいだけどね。
ということで今回はここで切り上げよう。
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続きは次回!