ハセガワ ティーガーII(ラインの虎) 製作記③

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

ICM社製のパーツを使いハセガワより発売されています、ティーガーII重戦車を作っていきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は砲塔をあらかた組んだ。

今回は車体側を進める。

足周りをメインに組んでみよう。

レーナ
レーナ

ティーガーIIは複雑な足周りをしているけど……

このキットではどのようにして再現しているのかな。

アドルフ
アドルフ

同じ車輌でも模型ではメーカーによって再現方法が異なりますな。

どのようになっているか……。

ヴァルダ
ヴァルダ

実際に見てみよう。

それでは作業を再開する。

 

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車体下部の組み立て

アドルフ
アドルフ

まずは車体下部から。

板状のパーツを組んでいく箱組みスタイルとなっています。

内部のトーションバー部分も再現されていますな。

レーナ
レーナ

トーションバーは外側のアーム部分とは別のパーツ分割。

連動しているわけではないね。

アドルフ
アドルフ

キットでは先にトーションバーを接着してから、車体各面を接着するような手順となっています。

筆者は今回

  • 先に車体右側面を底面と接着
  • その後トーションバーを車体右側面に接着
  • 最後に車体左側面を接着

といった手順で進めています。

ヴァルダ
ヴァルダ

車体は箱組みだけど、両側面には底面の接着位置が溝になっている。

合いも良好なのでズレずに接着できる。

アドルフ
アドルフ

続いて内部パーツを。

機関室との仕切りや、内部の床面がパーツ化されています。

レーナ
レーナ

意外と凝った作りになっているね。

アドルフ
アドルフ

ここも単純に接着するだけです。

多少溝へのはめ込みがキツく感じるところもありますが、そこまで致命的ではありませんな。

レーナ
レーナ

どちらかといえば内部再現というよりは、形を整えるための仕切りパーツといった感じだね。

 

サスペンションの取り付け

アドルフ
アドルフ

ここから外側の部品となります。

まずはサスペンション周りから。

トーションバーサスペンションなので、それのアームとなります。

ヴァルダ
ヴァルダ

アーム部分はパーティングラインが発生しない構造となっているので処理が楽だ。

もっとも、ティーガーIIは転輪が密集した形になっているから、この辺りの処理が適当でも問題ないんだけどね。

転輪のおかげで外からサスアーム部分がほとんど見えないんだ。

アドルフ
アドルフ

組み立てるとこんな感じに。

サスアームはぴったりとはまるようになっています。

機動輪や誘導輪の基部も大きな問題はありませんな。

レーナ
レーナ

ぴったり合うから、そのままだとサスアームは非可動。

可動には改造が必要なようだね。

筆者はそのまま進めるけど。

車輪の組み立て

アドルフ
アドルフ

ティーガーIIの難所ともいえる転輪。

メーカーが変わっても内容は同じとなっています。

ヴァルダ
ヴァルダ

2枚重ねの転輪が片側9個。

それに機動輪と誘導輪となる。

数が多くて少々処理に手間がかかるけど、幸いプラは切削しやすい質感。

サクッと進めてしまおう。

レーナ
レーナ
  • ゲート跡をヤスリで落とす
  • パーティングラインをデザインナイフのカンナがけで削る
  • 全体を紙やすりで綺麗にする

といった流れだね。

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ヴァルダ
ヴァルダ

2枚重ねになる転輪同士の間は後にスプレー類の霧が入りにくい。

先に暗色で塗りつぶしてしまおう。

今回は下塗りにマホガニー色のサーフェイサーを塗る予定なので、それを使う。

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アドルフ
アドルフ

作業性を考えるなら先にランナーから切り出す前に塗っておいたほうが良かったかもしれません。

ただ切削作業が後になるので、塗装面に削りカスが付着するという欠点がありますが。

レーナ
レーナ

これで車輪は全てそろったね。

メンバーが集合したというか。

アドルフ
アドルフ

転輪は基部の長さで2種類あります。

長いものを8個。

短いものを10個用意しましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

その後はサスアームに転輪をセット。

先に基部の長いものをセットし、その後短いものを外側にセットする。

今回転輪はロコ組みしないので、サスアームに接着固定してしまって大丈夫だ。

機動輪は後の履帯取り付けのため接着せずにしておく。

レーナ
レーナ

「ロコ組みってなんぞい?」

って人は以下の過去記事を参考にしてね。

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履帯の組み立て

アドルフ
アドルフ

履帯はベルト式。

4本付属し、これを2本2組にして使います。

レーナ
レーナ

前に作ったFCM36と同じ様な感じだね。

接着は……。

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ヴァルダ
ヴァルダ

FCMのものと同じく、タミヤセメントなどのスチロール系接着剤では溶けず接着不可だった。

ただ瞬間接着剤は有効だったので、アロンアルフアを塗って留めている。

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今回の戦果

ヴァルダ
ヴァルダ

両端を留めてリング状にした履帯を車体に履かせる。

重量による弛みを再現するため、瞬間接着剤を使い転輪上部と履帯を接着する。

レーナ
レーナ

強度的には大丈夫かな?

スチロール系接着剤が効かないからちょっと不安になるけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

ティーガーIIは別売りの組み立て式や可動式履帯も発売されているけど……

今回はキットの素材の味を生かしたいと判断。

付属のベルト式をそのまま使うことにした。

アドルフ
アドルフ

今のところは特に大きな問題はありませんな。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここで中断。

次回は車体上部を進めていく予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

この記事で作っている車輌が登場する作品

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