ハセガワ ティーガーII(黒騎士物語)を通常仕様で組む②

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

ハセガワより発売されています黒騎士物語版のティーガーII。

サイドフェンダーの外せないICM製パーツを使っている本キットを、通常のドイツ軍仕様で作ってみましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は箱の中身を確認した。

今回は組み立て開始。

合わせ目箇所を貼り合わせて、車体から形にしていこう。

レーナ
レーナ

キット内容としては、以前のラインの虎版とほぼ同じなんだよね。

ダイジェストになるのかな?

アドルフ
アドルフ

ただあちらはツィンメリットコーティングを施すなど、劇中のハイムマン車に近くなる加工を施しましたな。

今回はコーティング無しで組む予定です。

ヴァルダ
ヴァルダ

2年前の出来事だし、今回のキットは非お手つきの新品だ。

ダイジェストにはせず、最初から最後までくわしく見ていこう。

それでは作戦を開始する。

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合わせ目部分の接着

アドルフ
アドルフ

まずは合わせ目箇所を接着。

  • 主砲
  • 砲尾
  • 排気管

を貼り合わせていきます。

砲尾は外からほとんど見えないので、処理しなくても見栄え的には問題ありませんが。

ヴァルダ
ヴァルダ

砲身パーツなど、反っている部品が目立つ。

乾燥するまでクリップなどで抑えておかないと、接着箇所が剥がれてくるので注意だ。

レーナ
レーナ

合わせ目消しについては過去記事参照だよ。

車体下部を箱組みする

アドルフ
アドルフ

以前のラインの虎版は説明書に従い、砲塔から先に組んでいましたな。

まだ先ほどの合わせ目箇所が乾燥待ちなので、今回は車体から進めてしまいましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

ハセガワ(ICM)製のティーガーIIは車体が箱組み式。

サイドフェンダーが一体化された車体上部が特徴的だったけど……

車体下部も、後部パネルが一体化されているなどの独特なパーツとなっている。

レーナ
レーナ

簡略化のつもりなのかな?

その割には内部のトーションバー部分まで再現されていたりと、凝った構造だけど。

アドルフ
アドルフ

トーションバー部分は車体両側面で挟み込む形ですな。

先に片側にトーションバーを接着し、車体下部やもう片側と箱組みする際に挟み込んで形にしていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

組み立てるとこんな感じに。

砲身同様、ここも板状になった各部品の反りが激しい。

車体下部と側面は接着箇所が凹凸で噛み合うようになっているので、まだ固定しやすいけどね。

レーナ
レーナ

乾燥の速い瞬間接着剤とかでくっつけてもいいかも。

筆者はいつも通り、流し込み速乾のを使っているけど。

アドルフ
アドルフ

トーションバー部分は例によって外からはほとんど見えません。

なので筆者はパーティングラインの処理などもせずにセットしています。

レーナ
レーナ

見えないから省略しても良さそうな。

強度は他の仕切りパーツが出してくれそうだし。

車体上部の組み立て

アドルフ
アドルフ

続いて車体上部。

操縦席や機関室部分など、パネルが別パーツ化されているのが特徴的ですな。

もっとも特徴的なのは、一体化されたサイドフェンダーなわけですが。

レーナ
レーナ

黒騎士物語版なのに、今回はそのバウアー大尉搭乗車にならなかったのはここが原因だよね。

大尉のはフェンダーなしの車輌だったけど、このキットは一体成型されているという。

アドルフ
アドルフ

無理に外して基部を作り直す改造をするくらいなら、フェンダーが別パーツ化されている他キットとマークをやりくりしたほうが早いというやつです。

ティーガーIIとしてのこのキット自体はそこまで悪くないと思うのですが、組み合わせが悪かったという。

ヴァルダ
ヴァルダ

話を組み立てに戻そう。

説明書ではペリスコープや機銃マウント部分、機関室ハッチ周りの部品を取り付ける指示が出ている。

とりあえず内側から取り付けるペリスコープだけを忘れないようにすれば大丈夫だ。

ヴァルダ
ヴァルダ

組み立てるとこんな感じ。

そのまま筆者は車体下部と合わせてしまったけど……

これは失敗だった。

サイドフェンダーが一体化されているから、この後履帯を転輪に押さえつけて接着する際に不便だった。

先に履帯と転輪を合わせてから、車体上部を組み合わせるといいだろう。

レーナ
レーナ

でも説明書だと砲塔含めて全部組んでから、履帯を取り付ける指示が出ているんだよね。

アドルフ
アドルフ

押さえつけやすい接着組み立て式ならまだしも、今回のキットはベルト式なので……

ちなみに過去に作ったラインの虎版では気づいていたのか、筆者は先に履帯を取りつけていました。

なのに学習しなかったのか、今回の筆者は先に車体を組んでしまったという。

レーナ
レーナ

せっかく2年前記事にして、読み返せるようにしておいたのに。

……そういえば車体がテープでぐるぐる巻きのような。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここも車体が反っているので、押さえながら接着することにした。

さすがに車体まるごと留められるクリップを持っていないので、テープを巻いて抑えている感じだ。

サスペンションの組み立て

アドルフ
アドルフ

続いてサスペンション類。

トーションバーは内部で別パーツ化されているので、外のアーム部分だけとなっています。

パーツ分割のおかげか、アーム部分にはパーティングラインが一切入っていないところがいいですな。

レーナ
レーナ

どっちにしろティーガーIIの場合、密集した転輪で外からアーム部分は見えなくなるんだけどね。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

取り付けるとこんな感じに。

誘導輪アーム・サスペンションアームは共に固定式ですな。

可動履帯を使うわけでもありませんし、筆者としてはそちらのほうが楽なようですが。

レーナ
レーナ

車体上下の合わせ目は多少隙間ができているね。

外から見えるわけでもないし、ここは無視しちゃって大丈夫そうだけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここで中断。

次回は転輪など、足周りの部品を組み立てるところから再開予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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