新製品!タミヤ 1/35 38(t)戦車製作記②

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

こんなところを見に来る人がいるかわかりませんが一応ご挨拶を。

どうも、筆者に代わって本ブログの案内を務めているアドルフです。

ヴァルダ
ヴァルダ

同じく、案内人のヴァルダ。

アドルフ
アドルフ

普段流行に乗れない筆者が珍しく発売したばかりの38(t)を購入しました。

しかし前回はパーツの紹介で終わってしまったので・・・・・・

今回は早速作業に入っていきます。

ヴァルダ
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戦車はスピードだ!ってね。

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アドルフ
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タミヤの新製品、電撃戦でお届けいたしましょう。

 

 

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最初に合わせ目消し

アドルフ
アドルフ

それでは作戦を開始します。

最初に近年のタミヤキット恒例の車輌選択。

  • 第19戦車師団所属の522号車(Aタイプ)
  • 第7戦車師団所属の112号車(Bタイプ)

のどちらかを選択します。

ヴァルダ
ヴァルダ

先に説明書をパラパラめくって調べてみたけど、どうやら車体前面機銃の有無の違いだけらしい。

今回はAタイプで組んでみようと思う。

アドルフ
アドルフ

ようやくパーツを切り出していきます。

まずは乾燥時間が必要な合わせ目消しから。

ヴァルダ
ヴァルダ

見たところ、今回はこのマフラーだけのようだね。

速乾の流し込み式接着剤を使って溶着。

乾燥するまで他の作業だ。

 

車体の箱組み

アドルフ
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その後、組立ては車体下部から始めます。

前回少し触れたとおり車体は板状のパーツを組み立てて箱型にしていきます。

強度確保のためか、中央に仕切りパーツがありますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

位置的にもちょうど戦闘室と機関室の境目だね。

黎明期の戦車はここの区画分けが出来ていなかったから、衝撃で兵士がうっかり熱い機関類に触れて火傷することがあったのだとか。

かの有名なルノーFT-17戦車が回る砲塔と共にこの区画分けを採用して、後の戦車に多大な影響を与えたんだ。

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ヴァルダ
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38(t)の箱組みのポイントとしては2つ。

1つはゲート処理をしっかり行っておくこと。ゲート部分に板状のパーツが合わさるので出っ張っているとパーツを合わせた部分に隙間ができる

箱組みの場合はその歪みが組む部分全体に影響してくる

もう1つは接着剤のはみ出しに注意。38(t)は装甲が鋲打ちされた車体なので接着剤がはみ出るとパーツ表面を荒らしたときのリカバリーが面倒なことになる。

ヤスリで均そうとするとリベット部分を削ることになるからね。

アドルフ
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そのまま上部や後部も装甲を貼り付けていきます。

プラを溶かすセメント系接着剤で表面を荒らすことを懸念してか、筆者はここで瞬間接着剤による接着に切り替えてきました。

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ヴァルダ
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セメント系だと剥がれてきたパーツを圧着しようとして合わせ目消しのように「むにゅ」っとくることがあるからね。

足回りの組立て

アドルフ
アドルフ

38(t)の足回りは4組の古典的なリーフスプリングサスペンション。

サスのド真ん中に入ったパーティングラインは一見手強そうですが、デザインナイフのカンナがけで問題なく消えます。

ヴァルダ
ヴァルダ

リーフスプリングのサスは今まで作ったAFVだとIV号駆逐戦車にも使われている。

車体底面に軸を貫通させる必要のあるトーションバー型と違い車体に横付けするだけなので保守や整備が簡単車高を抑えられる車体底面に脱出用のハッチをつけることが出来るといった利点があるとか。

アドルフ
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取り付けるとこんな感じに。

水平面に置いて、揃っているかチェックですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

変な角度がついたりすると転輪が履帯から浮いたりして不自然に見えるからね。

車輪と履帯をロコ組で取り付ける

アドルフ
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車輪は起動輪、誘導輪のほか転輪が片側4つ、上部転輪が片側2つと少なめです。

ヴァルダ
ヴァルダ

戦車の中ではかなり少ない部類なので初心者にも安心。

説明書にはここで取り付けるように指示されているけど・・・・・・

今回は以前ティーガーでもやった「ロコ組み」を行うため履帯を組むまで待機させておく。

アドルフ
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履帯は組立て式。説明書では①~⑧の番号順に組んでいくように指示しています。

この指示通りだと上部から組んで起動輪→下部→誘導輪で終わるようになっています。

ヴァルダ
ヴァルダ

ただ筆者は起動輪の部分で履帯両端を閉じたいので独断で順番を変更。

②のJ5パーツを4枚→①の上部パーツを接着→⑧~③と逆方向から接着→②の残りであるJ5パーツ4枚を接着

と組んでいくよ。

アドルフ
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組立て式履帯はセメント系接着剤が半乾きのときに履帯を取り付けます。

そのためここは速乾ではないセメント系接着剤がお勧めです。

接着部分が奥まっているので筆者は流し込み速乾タイプの面相筆で通常タイプのセメント接着剤を塗ると言う手段をとります。

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ヴァルダ
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ものぐさな筆者は切り替えるのが面倒という理由だけで、以前IV号駆逐戦車に対して速乾流し込みを使ったけどね。

キットによって履帯が少ない場合もあるので、その時は速乾を使ってもいいかも。

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アドルフ
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どちらかといえばトロトロの乾燥時間が遅いタイプがおススメですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

組立て式履帯は接着剤が半乾きのときに取り付ける。

なので接着剤が塗りたてのときではなく少し溶けたときが丁度いい。

少しの間置いておこう。

アドルフ
アドルフ

取り付けが早すぎると接着部分が外れて履帯が千切れてしまいます。

反対に遅すぎると完全に固着して曲げられなくなり、取り付けが出来なくなります。

アドルフ
アドルフ

筆者は待っている間にエナジーを飲みながらもう一組履帯を組み立てています。

なんか短いのは気のせいですかね?

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いざロコ組み

ヴァルダ
ヴァルダ

時間が来たのでここで取り付ける。

車輪類は車体に取り付けるものの、この時点ではまだ接着はしない。

アドルフ
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また、このキットでは上部に来る履帯は最初から弛みがついています。

弛み部分を上部転輪と合わせつつ、起動輪の歯を「先ほど順番を無視して組んだJ5パーツ4枚」と合わせます。

ヴァルダ
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その後は誘導輪で折り返して下部の転輪へと巻き付けていく。

誘導輪の折り返し部分は焦って曲げると折れてとれやすいので、ゆっくり曲げてやるといい。

アドルフ
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履帯が一周したら起動輪の部分で履帯両端を接着して閉じてしまいます。

その後そのまま車輪達と履帯を接着します。

ヴァルダ
ヴァルダ

車体と車輪は接着せず車輪と履帯だけ接着する

アドルフ
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そうするとこんな感じに履帯と車輪が一体になって取り外せます。

ヴァルダ
ヴァルダ

ロコ組み完了だ。

この状態なら後で奥まった車体下部も塗りやすくなる。

アドルフ
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組み立て式履帯に関して別記事が完成しました。

そちらも参考にしていただければ幸いです。

攻略せよ!戦車プラモ接着組み立て式履帯(キャタピラ) ~ロコ組みもあるよ~
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今日のトラブル

アドルフ
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反対側も行おうと思いましたが履帯が短いです。

ヴァルダ
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アホな筆者が「J6番」のパーツを付け忘れていたらしい。

 

本日の戦果

アドルフ
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忘れていた部品をつけて、両側の履帯が組み終わりました。

ヴァルダ
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足回りが出来上がったところで今回は終わりにしよう。

次回は車体上部から組んでいく。

この記事で作っているキット

 

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