ハセガワ社のユンカースJu88A-4。
フィンランド空軍版を作っていきましょう。
前回はコクピット内の組み立てを行った。
今回は機内色を塗るため、コクピット以外の胴体なども組み立てよう。
8月ももうすぐ終わり。
夏休みの宿題はもう終わったかな?
筆者は作り残したプラモがたくさんありますな。
いつものことだね。
それでは今回の作業を再開しよう。
胴体の組み立て
コクピットを塗りたいところですが……
同じく機内を塗る必要がある場所がいくつかあるので、それらを組みましょう。
まずは胴体から。
Ju88は搭乗員区画が前に集中しているから、この辺りの内部はほとんど見えなくなるね。
尾輪格納庫とか辺りを塗る感じに。
組み立てるとこんな感じに。
なんか天井部分に変な丸いものがあるね。
どうもレーダーの一種のようです。
このハセガワ製品ではプラパーツやデカール、クリアーパーツの組み合わせで再現します。
とりあえずデカールらは塗ってからになるので、後回しに。
イタレリのJu88では平面にデカールを貼り付けるだけだったから、ここは後発だけあってハセガワのほうが解像度で勝っている感じだ。
ちなみに尾輪部分。
キットでは胴体で挟み込むように見えたので先に組んでしまいましたが……
実際は胴体を貼り合わせてからでも取り付けられます。
主翼の組み立て
続いて主翼部分。
ほかの双発爆撃機同様、内部に主脚基部を組んでから主翼上下で挟み込むようにします。
左右で似たようなパーツだから、間違えないように……。
機内を塗る
機内の組み立てが終わったので、ここで塗ってしまいます。
- 主脚格納庫→Mr.カラーのRLM02グレー
- コクピットや尾輪格納庫→Mr.カラーのRLM66ブラックグレー
ですな。
搭乗員区画だけブラックグレーと思いきや、尾輪格納庫もブラックグレー指示なんだね。
今回はとりあえず指示に従って……。
その後はデカール貼り。
コクピット内の計器部分となります。
数が多いですな。
計器部分はモールドがある。
デカール貼りが苦手な人は計器部分を黒く塗ってから、白でドライブラシをかけてもいいだろう。
貼り付けるとこんな感じに。
透明なニスで複数計器がつながった部分もあるので、極力透明部分を切り取ってから貼り付けたいところです。
ついでに部分塗装。
……だけど、見た感じ座席のヘッドレスト部分を黒く塗るだけだね。
その後はウェザリング。
タミヤのスミ入れ用ブラックでスミ入れ後、タミヤエナメルのスカイグレイでドライブラシをしています。
コクピット内のディティールが充実しているから、ウェザリングで凹凸を際立たせて……。
今回の戦果
後は各部を貼り合わせ。
まずはコクピット部分から。
そのままだとパーツが開いて合わせ目がうまく消せなかった。
スチロール系の接着剤で溶着しつつ、上から瞬間接着剤を塗って剥がれないようにしている。
それ以外の主翼とかも接着。
こっちもそのままだと乾燥するまでに剥がれそうだったから、しっかり抑えて……。
ただここで抑えすぎてしまったため主翼が潰れた形になってしまい。
後の作業に悪影響が出た。
そのことについては次回以降に詳しく紹介しよう。
続きは次回!