ブルーステル、フィンランド軍のバッファローの続きとなります。
確か前回はコクピットやら風防やらの製作を紹介した。
風防のマスキングからだね。
また筆者の更新速度が落ちてきていますな。
実はこの戦闘機に合わせて裏で「あるもの」を進めているんだ。
こいつが完成したらそのままそいつを紹介する。
気になりますな。
塗装をしよう
風防のマスキング
前回行うことが出来なかった風防のマスキングから始めます。
バッファローの風防は全体的に縦長の窓が多いです。
また、窓枠も多いほうなので少し苦労します。
マスキング自体はいつも通り細切れにしたテープを貼り付けている。
一部窓枠が丸くなっている場所があるがそこはマスキングゾルを塗って済ませている。
本体の塗装に入っていく
本キットの塗装は二種類。
1番のアウリス・ルンメ中尉機と2番のカイ・メツォラ少尉機です。
今回は何となく1番のルンメ中尉機にします。
前回作ったBf-109と違っていずれの機体もフィンランド軍のオリジナル塗装となっている。
手始めに窓枠を機内色であるカーキグリーンで塗る。
その後は明るい色の塗装に備えてガイアノーツのホワイトサフを吹き付ける。
機体各部は黄色、プロペラスピナーは赤を後々塗装する。
また、垂直尾翼も白く塗っておこう。
下地系の塗装が済みましたのでここから本格的に色を乗せていきます。
まずは黄色帯。塗装図の説明書どおりにMr.カラーのイエローを塗ります。
RLM04じゃないほうのイエローだね。
黄色が終わったら塗り分けに備えてマスキングします。
尾翼の白い部分もついでにマスキング。
尾翼の白はデカールで再現するんだけど、機体左右からデカールを貼り付けるため境目に隙間が出来る可能性がある。
そのため、あえて下地でも白を塗っておいた。
フィンランド軍独特の迷彩塗装を施す
機体下面はライトグレーの塗装。
説明書どおりMr.カラーの325番、グレーFS26440で塗っておく。
フィンランド軍の上面塗装はグリーンを塗ります。
ここも説明書どおりMr.カラー303番、グリーンFS34102を塗ります。
上面塗装と下面塗装の境目は機体によってまちまち。
よく塗装図とにらみ合いながら作業しよう。
まずは主翼付け根にテープを貼って主翼や水平尾翼を中心に塗装後……。
各翼のマスキングをはがして機体側面の迷彩を描いていく。
塗料が濃かったか、ちょっと粒子が出ているように見えるね。
グリーンの上面部塗装が完了しました。
フィンランド軍機の塗装は下面ライトグレー、上面グリーンの二色が基本のようですが、今回は更にもう一色塗ります。
続いて黒を塗ります。
説明書ではつや消しブラックを塗るように指示が出ていますが、広い面積に単純な黒を塗ると陰の表現で問題が出てきます。
ここは黒に近い色、カウリング色を使います。
この黒も機体によってまちまち。
よく塗装図を見ながら作業を進めていく。
1番の塗装図で作るつもりが2番の塗装図を見ていた……
なんてことがないように。
アクシデント発生 違う塗装をしてしまう
とか言っている矢先に筆者がやらかしました。
ルンメ中尉機を作るつもりがメツォラ少尉機の迷彩を。
他の部分を塗る。
あとでそこは修正しよう。
他の部分を迷彩後、間違えた部分はグリーンの塗装からやり直す。
そして黒の迷彩。
本体の塗装はこれで終わりです。
ついでにプロペラもこのカウリング色で塗ってしまいましょう。
せっかくエアブラシを使っているのでその他細かい部品もここで塗ってしまう。
エンジンは黒鉄色、エンジン中央はニュートラルグレー、プロペラスピナーはレッド。
スピナーは機体によって色が異なります。
選択しなかったメツォラ少尉機ではインディブルーの指示が出ています。
お楽しみのマスキングはがしタイム。
ご覧の通りです。
部分塗装と細かいパーツの組み立て
後は筆による部分塗装。
タイヤ、ピトー管、翼端灯などなどいつもの部品たちをいつもの色で。
ピトー管下面はエアブラシで黄色にしてしまいましたが、この機体では黒になっているので上面色に使ったカウリング色を塗ります。
部分塗装終了後、各パーツを接着、組み上げてしまいます。
フィンランド軍オリジナル塗装のため、国籍マークなしでもそれらしく見えますね。
今回はこの辺りで止めておこう。
次回は、その国籍マークを貼り付け、一気に完成まで持っていく予定だ。
この記事で作っているキット